みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

大朝日

2018年02月14日 | 俳句日記

早朝から空一面に春が広がった。
日中は15度と3月中旬の陽気だった。
今日は、日の出から春に気合が入ってい
るのが知れた。

気が陰から陽に転じ、万物が躍動を始め
、あらゆる生命が命の継承に走り出す。
今朝の太陽は、満を持してスタートライ
ンについた森羅万象へのドンであった。

陽春・芳春という言葉がある。
春を指す漢語だ、漢詩によく使われる。
春の陽気と春の匂い、これからの季節に
ピッタリな言葉である。

〈梅よ咲け 吠ゆるばかりに 大朝日〉
放浪子 季語・梅(春)

2月14日〔水〕快晴
明日から抗癌剤投与が始まる。
それだけに日がな一日忙しかった。
採血、医師のスケジュール説明、栄養士
の指導、薬剤師のレクチャー、リハビリ
指導、シーツ変え、そして来訪者。
薬剤の名前も、投与方法も、副作用の
概略も判明したので順次レポートする。
吾が身の人体実験が楽しみではある。