池ちゃんのページ


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アカデミー賞受賞「関心領域」

2024年05月26日 18時09分45秒 | 一言
 ある新聞の、お悩み相談の回答がSNSで話題になっています。ウクライナ侵攻やガザ攻撃に憤る男性。自分の生活を平穏に送ることだけを考えればよいか、どのように気持ちを保っていけばいいのかと。
 そんなに心配ならば実際に戦場に出向いて最前線で戦ってくればいいのに、と回答者。さらに、そんなことを嘆く前にいま自分が幸せなことに感謝して周りにいる人たちを大切にしようと答えます。
この回答には、いやなことに目を閉じて耳をふさぐことがいいとは思わない、平和ボケしているんじゃないか、との批判があがっています。それを掲載した新聞や追従するような記者のコメントにたいしても。
 まさに無関心さを問題にした映画が今週末に公開されました。アカデミー賞の国際長編映画賞と音響賞を受賞した「関心領域」。アウシュビッツ強制収容所と壁一枚を隔てた邸宅に住むルドルフ・ヘス所長一家の日常を描きます。
 美しい庭に囲まれ、不自由なく暮らす家族。しかし銃声や叫び声は絶え間なく壁の向こうから黒煙が立ち込めます。大量虐殺の隣で守られる自分たちの生活。映画は人びとの無関心がつくる世界を暗示させます。
 関心領域とはナチスがアウシュビッツを取り囲む地域を表現するために使った言葉だといいます。グレイザー監督は「偏見や抑圧、国家による支配、非人間的な考え方の恐ろしさを語る映画」だと。誰かの犠牲を見ないことによって保たれる平和は、本当の平和といえるのか。そう問いかけるように。


規正法・自民党案

2024年05月26日 18時04分24秒 | 一言
金権腐敗の根源に手を触れず
 自民党の派閥パーティーの裏金事件を受け、政治資金規正法改定案の審議が、衆院政治改革特別委員会で始まりました。自民党が単独で提出した改定案は、裏金の原資となった企業・団体によるパーティー券購入を含め、企業・団体献金の禁止に全く触れていません。同党は、事件の真相解明にも背を向けており、金権腐敗への反省は皆無です。

 岸田文雄首相は、今国会の最大の焦点は、事件の再発防止に向け、規正法の改正を実現することだと述べています。本当に再発を防止する気があるなら、裏金づくりを「誰が、いつから、何のために始めたのか」の真相解明が不可欠です。

 23日の衆院政治改革特別委で日本共産党の塩川鉄也議員がこの点をただしたのに対し、自民案提出者の鈴木馨祐(けいすけ)議員(党政治刷新本部座長)は「知る立場にはない」と無責任な姿勢を示しました。塩川氏が審議の「前提を欠いている」と強く批判したのは当然です。

■「抜け穴」だらけ
 自民党が真相を闇の中に隠したまま作成した改定案は抜け穴だらけです。

 自民案は、企業・団体によるパーティー券購入を引き続き認めます。パーティー券購入者の氏名などの公開基準額を現行の「20万円超」から「10万円超」に引き下げるだけです。

 いま問題になっているのは、本紙日曜版19日号がスクープしたように、一つの企業がパーティー券を20万円超購入しても、政治家側と結託し、購入者の名義を個人や関連会社に分散し、公開しないという違法・脱法的な行為が行われていることです。公開基準額を10万円超にしても同じで、「直径20メートルの抜け穴を10メートルにするようなもので、何の解決にもならない」(日本共産党の小池晃書記局長)のは明らかです。

 自民党から党幹部らに渡され、使途が公開されてこなかった「政策活動費」について、同党案は、50万円超を受け取った政治家は「組織活動費」「選挙関係費」など大まかな項目ごとに支出額を報告し、党の政治資金収支報告書に記載するとしています。領収書の添付は必要ありません。

 これも「大きなブラックボックスを、少し小さなブラックボックスにするだけ」(小池氏)で、具体的な使途は一切チェックできません。50万円以下は報告の必要さえありません。ブラックボックスを廃止し、使途を全面公開すべきです。

■責任の転嫁が可能
 自民案は、政治資金収支報告書を会計責任者が適正に作成していることを議員本人が確認し、その旨を記載した「確認書」を交付するとしました。収支報告書に不記載や虚偽記載の違法行為があった場合、実際には確認していないのに確認書を交付した議員には罰金が科され、公民権停止の対象になるとしています。

 しかし、議員が会計責任者に命じて不正を働いたにもかかわらず、「確認はしたが不備には気付かなかった」などと言い逃れ責任を転嫁しようとすることもできます。

 自民党には抜本的な再発防止策を示す能力も、意思もありません。パーティー券購入を含む企業・団体献金の禁止を実現するため、金権腐敗を許さない国民世論と運動を高める時です。


PFOS公表 また拒む

2024年05月26日 17時57分14秒 | 一言
米軍、横須賀流出の分析結果
 神奈川県の米海軍横須賀基地の排水処理施設からPFOSなど有機フッ素化合物が流出した問題で24日、防衛省は横須賀市に改めて米軍は水の分析結果の提供に応じないと伝えました。防衛省の大和太郎地方協力局長らが上地克明市長を訪問し伝えたと同日、市が発表しました。

 PFOSなどの除去のために設置されていた粒状活性炭フィルターが昨年10月、日本政府や市に断りもなく稼働停止していたことから、市長が排水のサンプリング分析結果の提供を求めていました。

 防衛省は在日米軍司令部の、「日本の法令にPFOS・PFOAの排水基準がなく、数値を提供する義務はない」「事案発生後、泡が発生するなどの特異な事象が確認されず、PFOS・PFOAの値は安定している」などの主張を伝え、容認する姿勢を示しました。また「原因の特定は困難」とする、これまで通りの米側の説明をくり返しました。

 上地市長は米軍に「憤りを感じると述べる一方、政府としてPFOSなどの排水基準を設けるよう求めました。

 日本共産党の大村洋子市議団長は「基準がないことが分析結果を公表しない理由にはならない。市と国は引き続き公表を求め、米軍はそれに応え市民の不安を払拭(ふっしょく)してほしい」とコメントしました。

※どこまで卑屈な姿勢でしょう。



戦争反対の党を大きく

2024年05月26日 17時54分59秒 | 一言
高橋氏訴えに元気な感想
青森・八戸


(写真)参加者を前に語る高橋氏=25日、青森県八戸市

 青森県の日本共産党三八地区委員会は25日、高橋千鶴子衆院議員を迎えた党演説会を八戸市で開きました。

 20代の女性など初参加者を含め、会場いっぱいに市民がつめかけました。高橋氏は、総選挙では必ず勝ち上がり、全国の躍進につなげると表明。「自民党政治を終わらせるために、日本共産党を大きくしてほしい」との訴えに会場は大きな拍手と熱気に沸きました。

 高橋氏は、岸田政権の裏金問題に対する無責任・無反省ぶりを批判。「しんぶん赤旗」がつくり出した情勢であること、政治資金規正法の本来の役割に沿ってあいまいな決着にさせず、企業・団体献金禁止を実現しようと呼びかけました。

 世代間で負担を押し付け合う子育て支援策や、社会保障費を軍事費に充てるという大臣の答弁など、国会論戦を通じて浮き彫りになる岸田政権の国民の願いをよそにした戦争への準備を指摘。国民の運動が政治を変える力と強調し、「ブレずに反対できる党の役割を実感しています。共闘を進めるためにも党の議席増が必要。ぜひ仲間になってほしい」と熱く呼びかけました。

 参加した女性からは「国民の立場に立って最前線でたたかうのが千鶴子さん。絶対に次も必ず送り出す」との元気いっぱいの感想が語られました。

 演説会後、高橋氏も参加した入党懇談会では2人が入党を決意しました。


平和・物価・未来社会…  市田さんに“何でも聞く会”

2024年05月26日 17時52分07秒 | 一言
三重・志摩


(写真)市田氏の話に聞き入る参加者=25日、三重県志摩市

 日本共産党志摩市委員会は25日、三重県志摩市内で市田忠義・党副委員長を招いた「市田さんになんでも聞く会」を開催しました。大王町と磯部町の2カ所で行われ、市委員会が用意した質問と会場から出された質問に市田氏が答えました。多くの参加者が真剣なまなざしで市田氏の話に聞き入りました。

 「世界中で平和が脅かされている。どうすれば平和を維持できるか」「物価高騰で大変。どうすれば私たちの暮らしは良くなるか」など、さまざまな質問が出されました。

 「日本共産党がめざす社会は」という質問に市田氏は、「アメリカ、財界言いなりという二つの病を取り除き、あらゆる分野で民主主義を貫く社会をつくる」と答えました。

 その上で、「それでも資本主義による搾取や気候危機や貧困・格差が残る」として、「生産手段を資本家から社会全体の所有に移せば、生産の動機が、資本の利益の最大化から社会と人間の発展のために変わる。それにとどまらず、人間の自由で全面的な発展が可能な社会になります」と語りました。

 世論調査などでは「支持政党なし」が最も多いが、どう考えるかとの質問も出されました。市田氏は、「多くは政治に無関心なのではなく、投票先を迷っていると思う」と述べ、幅広い人たちに共産党への支持を働きかけることの重要性を強調しました。

 中川民英・衆院三重4区予定候補があいさつしました。つどい後の懇談会で、市田氏の呼びかけに応じて1人が入党しました。


偽造マイナ 詐欺横行

2024年05月26日 17時45分14秒 | 一言
伊藤氏「カード利用中止を」
参院特別委


(写真)質問する伊藤岳議員=24日、参院地デジ特委

 日本共産党の伊藤岳議員は24日の参院地方創生デジタル特別委員会で、偽造マイナンバーカードによる詐欺被害が相次いでいるとして、「悪用や個人情報の漏えいが起きており、カードの利用を中止すべきだ」と訴えました。

 偽造カードで契約者になりすました第三者が、SIM(シム)カードを乗っ取り、携帯電話を機種変更して、クレジットカード情報などを盗む「SIMスワップ詐欺」が相次いでいます。

 伊藤氏は、デジタル庁と総務省が17日の事務連絡で、マイナンバーカードを目視で本人確認するさいの注意点を挙げているが、見る角度によって色が変わる特殊インクなどを、目視で確認するのは難しいとして、万全とは言えないと追及。デジタル庁の村上敬亮統括官は「安全対策に万全はない。ICチップの読み取りによる本人確認を後押ししたい」と述べました。

 伊藤氏は、河野太郎デジタル相がマイナンバーカードのICチップの中身を読み取るスマートフォン用のアプリの開発を検討すると表明したものの、「アプリによって券面4情報(氏名、住所、生年月日、性別)と写真を読み取る場面がどんどん広がれば、スマホから(個人情報が)漏えいする可能性が広がる」と指摘。村上統括官は「本人の許諾がなければチップから読み取らない。引き続き普及に努める」と強弁しました。

 伊藤氏は、アプリが改造されれば犯罪に悪用される恐れがあるとして、「デジタル庁の対応はいたちごっことなっており『安全・安心』とは言い切れない」と批判しました。

※国民にとってメリットはなく、デメリットばかりです。


原爆正当化 抗議は皆無

2024年05月26日 17時42分50秒 | 一言
再三の米政治家発言に政府
参院委・山添氏追及


 米政治家が繰り返す原爆投下を正当化する発言に、日本政府がこれまで一度も抗議していないことが、21日の参院外交防衛委員会での日本共産党の山添拓議員の質問で明らかになりました。

 米共和党のリンゼー・グラム上院議員は8日の上院公聴会で、イスラエルへの武器支援継続を求める文脈で「日本への原爆投下は正しい判断だったと思うか」と質問。チャールズ・ブラウン統合参謀本部議長が「世界大戦を終わらせたとは言える」と答え、オースティン国防長官もこれに賛同しました。

 山添氏は、戦後、米政治家が繰り返してきた原爆投下を正当化する発言に「日本政府として抗議し撤回を求めたことは何回あるか」と質問。外務省の宮本新吾参事官は「米側に抗議と撤回を求めたことはない」と答弁しました。

 山添氏は「政府として正式に抗議すべきだ」と求め、「昨年のG7(主要7カ国)広島サミットでは、核のない世界へのコミットメントで一致したとしていたが、米国政府は、核兵器の非人道性を全然共有していない」と批判しました。

 さらに、米国が行った未臨界核実験(14日)への認識を質問。上川陽子外相は「未臨界実験は、包括的核実験禁止条約(CTBT)において禁止される核爆発を伴うものではない。わが国としては、CTBTの発効を具体的な核軍縮措置として重視している」と述べました。

 山添氏は「広島、長崎をはじめ、多くの自治体、議会が抗議を表明しているなか、日本政府は抗議どころか容認、擁護する姿勢だ」と厳しく批判。「実験は使用を前提とし、核廃絶に逆行する。あらゆる核実験に反対し、やめさせるべきだ。核抑止力論にしがみつく日本政府の姿勢が問われる」と迫りました。


金権自民・強権維新 審判を

2024年05月26日 17時40分27秒 | 一言
奈良で小池書記局長「共産党大きく」


(写真)激励にこたえる(右から)宮本2区予定候補、井上1区予定候補、小池書記局長、堀川衆院比例予定候補、太田3区予定候補=25日、奈良市

 来たるべき解散・総選挙の必勝のため、日本共産党の小池晃書記局長を迎えた党演説会が25日、奈良市で開かれました。小池氏は、堀川あきこ衆院近畿比例予定候補(京都2区重複)、井上良子(奈良1区)、宮本次郎(同2区)、太田あつし(同3区)各予定候補の必勝を呼びかけ、「『比例は共産党』と広げに広げ、共産党躍進で政権交代を。そのためにも共産党を強く大きく」と入党を訴えました。

 小池氏は、1月の能登半島地震について「災害から半年近くたつが、がれきは放置されたままだ」と指摘。共産党は現地に「共同支援センター」を立ち上げ、「被災地の生活と生業(なりわい)の再建を。国民の苦難軽減へ、共産党は救援と復興に全力を挙げる」と表明しました。

 小池氏は「しんぶん赤旗」のスクープに端を発した自民党の裏金事件を巡り、「自民党の裏金は脱税にすら問われない。『国民には増税、自民党は脱税』、こんな政治を許すわけにはいかない」と痛烈に批判。金権腐敗政治の根を断つため、パーティー券購入を含む企業・団体献金の全面禁止、政党助成金廃止を実現しようと訴えました。

 小池氏は、4月の衆院3補選の結果に触れ、日本共産党が支援した候補が全員当選し、「岸田政権に退場が突きつけられ、自民党の補完勢力である維新にも厳しい審判が下された」と強調しました。

 また、奈良では維新の県知事が、会場予定地でメタンガスが大量発生し、爆発事故まで起きた大阪・関西万博に子どもたちを動員させ、五條市では住民合意のないメガソーラー建設を進めていると指摘。「財界が喜ぶ大規模開発に公費を投入し、カジノ頼みの経済を推進。批判も矛盾も押さえ付ける維新政治は、自民党とうり二つだ」と厳しく批判し、「総選挙で共産党の躍進を。市民と野党の共闘を再構築し、自民党政治を終わらせ、維新にも厳しい審判を」と訴えると会場は大きな拍手で応えました。

 小池氏は、大軍拡を進める岸田政権は、奈良市に隣接する京都府精華町の祝園(ほうその)に、長射程ミサイルを配備する弾薬庫を増強しようとしていると指摘。岸田政権発足の2年間で軍事予算は2・5兆円も増えたと告発し、暮らしも平和も財政も押しつぶす大軍拡を止めようと力説しました。

 演説会後の入党相談会で小池氏は、一つひとつの質問に丁寧に回答し、心を込めて入党を呼びかけました。会場では5人を党に迎えました。


平和と商売守る政治に

2024年05月26日 17時37分06秒 | 一言
田村委員長あいさつ 全商連総会始まる


(写真)全商連第56回定期総会であいさつする太田義郎会長=25日、東京都新宿区

 全国商工団体連合会(全商連)の第56回定期総会が25日、東京都内で始まりました。中小業者の物価高騰危機の打開へ政府・自治体要請を強めるとともに、消費税減税・インボイス(適格請求書)制度廃止、大軍拡・改憲阻止など、自民党政治と闘う国民各層との共同を広げる民主商工会(民商)・全商連の発展を目指す方針案を議論しました。日本共産党の田村智子委員長があいさつしました。26日まで。(田村委員長のあいさつ)

 太田義郎会長があいさつし、暮らしや営業の問題にまで国家が介入しようとする経済秘密保護法が今国会で成立するなど岸田政権の「戦争する国」づくりを批判。日本経済の推進力が自民党政権、消費税導入35年で崩壊したとして「中小業者の願い・要求を実現するために、地域に根を張った民商をつくろう」と強調しました。

 岡崎民人事務局長が常任理事会報告を行い「自民党政治を終わらせることが、希望の持てる経済社会を実現する道だ」と強調。経営改善、自治体要請とともに、消費税減税・インボイス廃止に向けた運動、自主申告運動、改憲・大軍拡反対の民商・全商連運動を発展させ、組織の前進を呼びかけました。

 来賓あいさつで田村氏は、物価高騰のもとで、消費税減税を拒否し、インボイス増税を強行した岸田政権を厳しく批判。中小業者を応援する新しい政治のために各地での「経済再生プラン」の懇談に取り組みたいと述べました。また「『平和でこそ商売繁盛』と連帯を広げよう」「要求の一致点で力を合わせ、総選挙で自民党政治を終わらせよう」と呼びかけました。

 討論で「能登半島地震からの復旧・復興へ粘り強く取り組みを進める」(石川県連)、「会員が100人を超え、念願の全商連に加盟」(沖縄・宮古民商)との発言がありました。

2024沖縄県議選 来月7日告示16日投票

2024年05月26日 17時34分38秒 | 一言
「裏金政治 自民に審判を」
比嘉みずき予定候補 那覇で決起集会



(写真)参加者の激励に応える比嘉みずき予定候補(左から2人目)、(右へ)照屋、糸数の各氏と、あかみね議員(左端)=25日、那覇市

 沖縄県政与党、日本共産党の現有7議席の確保で平和で豊かな沖縄の未来をひらくかどうかがかかった大激戦の県議選(6月7日告示・16日投票)に向け25日、比嘉みずき党予定候補の決起集会が那覇市で開かれました。

 照屋義実副知事、あかみね政賢党衆院議員、糸数慶子元参院議員、比嘉氏の元同僚らが駆け付け激励。多くの支持者が詰めかけ、会場は熱気に包まれました。

 比嘉予定候補(那覇市・南部離島区、定数11)は、自公政権が沖縄戦で痛苦の経験をさせたつぐないとしての沖縄振興予算を削減し、米軍辺野古新基地建設などを強行しているものの、「県民の民意まで埋め立てることは決してできない」と強調。玉城デニー知事を支えて沖縄を二度と戦争にさせないため、全力で頑張ると力を込めました。

 照屋副知事は「沖縄を軍事要塞(ようさい)化し、戦争できる国づくりが進められる中で、これに対抗できる県政を維持していくためにも、比嘉さんを再び議会に」と訴えました。

 あかみね氏は同選挙区について、誰が落ちても不思議でない激戦だと指摘。自民党の裏金問題を徹底追及する共産党の全員当選で、裏金政治を続けようとする自民党に審判を下そうと呼びかけました。


裏金、暮らし、平和から未来社会まで

2024年05月26日 17時31分49秒 | 一言
千葉懇談会 志位議長、縦横に語る


(写真)「希望を語るワクワク懇談会」で参加者の質問に答える志位和夫議長=25日、千葉市内

 日本共産党の志位和夫議長は25日、千葉市内で開かれた「希望を語るワクワク懇談会」で、政治の展望、暮らしと経済、日米同盟、平和構築、資本主義、社会主義・共産主義―など参加者から寄せられた多彩な質問に答えるとともに、日本共産党の躍進にむけた支持をよびかけました。志位氏は懇談会後半、会場をまわり、社会を良くするため「どうか一緒に歩んでください」と入党をよびかけました。この日、10人が党に入ることを決めました。懇談会は千葉県内110カ所をオンラインで結びもたれました。

 「政治を変える展望は?」―志位氏は、「ずばり日本共産党の躍進にあります」と回答。(1)自民党を断崖絶壁にまで追い詰めてきた(2)戦争国家づくりの悪法に対決を貫く(3)自民党政治に代わる希望ある政治の展望を示す―三つの党の抜群の役割を語りました。

 「4月の日米首脳会談ではどんなことを約束してきたのか?」「千葉県では即売契約する武器見本市もあり、習志野の自衛隊では外国軍との合同訓練もやられ不安だ」―志位氏は、バイデン米大統領が「日米同盟が始まって以来、最も重要なアップグレード(更新)」と指摘した通り、首脳会談の内容は「米軍と自衛隊の指揮統制を一体にする、憲法の根幹にかかわる大問題です」と強調。自衛隊が、情報でも装備でも圧倒的に優越的な立場にある米軍の指揮下に組み入れられることや、米軍の公式文書で同盟国と「シームレスな統合」「主権の一部を切り離させる」と明記されている危険性をあげ、憲法に違反する無法な戦争に日本を巻き込むものと批判しました。

 千葉県ではどうなっているのか?―志位氏は、習志野演習場で陸上自衛隊第1空挺(くうてい)団が米軍などと合同訓練を始め、木更津駐屯地では陸自のオスプレイが配備され、日本版海兵隊といわれる「水陸機動団」をのせ沖縄の米海兵隊と合流するという動きを告発。「厚木基地とともに沖縄の米海兵隊などのオスプレイ51機の整備・訓練場になっています」「千葉県が米海兵隊部隊の『ねじろ』になっています。こんな事態を許してはなりません」と語り、「『異常なアメリカいいなり』の政治のゆがみにずばりメスを入れる共産党を伸ばしてほしい」と力を込めました。

 「『資本主義を今後も続けていいのか』と若い人たちもとても関心をもっている。貧富の格差や気候変動危機の実態はどうなっているのか」―。志位氏は、貧富の格差拡大と気候危機の深刻化はどちらも「資本主義が引き起こした危機です」と指摘。「利益第一主義」からあらゆる害悪が生まれ、これを変えなければいけないと強調し、「生産手段の社会化」、資本主義から社会主義に移行する展望、「人間の自由」が花開く未来社会の輝きについて語りました。

 フリートークでは「トランプ氏が再び大統領になったらどうなる」「日本と北朝鮮との対話はできないのか」「ロシア、中国との対話は」「野党共闘のあり方は」などの質問や意見が出されました。

比例はたの予定候補・さいとう予定候補
写真
(写真)日本共産党の躍進を(右から)はたの、さいとう両衆院比例予定候補、小選挙区予定候補らとともに訴える志位和夫議長=25日、千葉駅前

 志位氏は懇談会後、千葉駅前で、はたの君枝、さいとう和子両衆院南関東比例予定候補、千葉県の小選挙区予定候補と街頭に立ち演説。多くの聴衆が集まり、足を止める市民もいました。志位氏は、4月に行われた衆院補選で野党候補が圧勝し自民が惨敗したのは、市民と野党の共闘と日本共産党の貢献、「しんぶん赤旗」の裏金問題のスクープがあったからだと強調。「自民党政治を終わらせる時がきた。総選挙では、日本共産党を大躍進させ、政権交代をかちとり、みんなが希望をもって暮らせる新しい日本をつくろう」と訴えると、聴衆が大きな拍手でこたえました。

 志位氏は、「総選挙では日本の政治の四つのチェンジをかちとろう」と訴え、(1)腐敗政治にさよなら、政治の信頼をとりもどそう(2)経済無策にさよなら、暮らし応援で経済再生を実現しよう(3)「戦争国家」づくりにさよなら、外交の力で平和をつくろう(4)人権後進国にさよなら、ジェンダー平等の日本をつくろう―と語り、「そのために党を大きく伸ばしてほしい」とよびかけました。