ロードとクロスとメンテとブルベ。。。とスノボ

自転車のメンテナンスや改造に特化してみました。あとスノボも。

トランスミッション系の脱着(チェーンの着脱・脱)

2015-06-24 23:35:36 | 単発メンテ
ここからは主に変速システム全般の洗浄、リヤ及びフロントのスプロケット交換に関する記事を書きます。
まずはチェーンの抜き取りから。

インナー・ローにシフトチェンジしてリヤディレイラーのテンショナースプリングができるだけ働かないようにします。
この方が作業的に楽だからです。




チェーンを切る位置はここ。
作業性重視。


チェーンは自転車の構成部品の中で一番汚れている部分ですから、あらかじめ洗浄用意をしておいた方が無難です。
チェーン洗浄用のコーヒー缶とペイント薄め液であるシンナー。
その他の部品を洗浄するためのクッキー缶と部品紛失を防ぐためのザルとブラシ。
ペットボトルは口が小さく、チェーンを取り出す時にカッターで切開しなければならないので意外と不便ですし切開したペットボトルはゴミになります。
シンナーはホームセンターで簡単に入手でき、灯油と比べると洗浄力が高くかつ揮発が早く作業性が格段に良い点と、揮発が早いということはシンナー内に溶け出した油脂分が部品に付着しシンナーの揮発によって定着しサビを防止する効果と、新湯を使うことでこの効果をキャンセルすることも可能、かつ安価な点で使ってます。


針金で作ったミッシングリンク脱着用のチェーンフックを使ってチェーンをたるませ、


ミッシングリンクを切ります。



チェーンフックを外すとディレイラーのテンションアームが縮みます。
チェーンを静かに引っ張りディレイラーからチェーンを外し洗浄用の缶に入れておきます。



汚い手で作業すると汚い仕事にしかなりません。
手は常に綺麗にしておきます。
ニトリルゴムの手袋は有機溶剤にも強くオススメです。



コーヒー缶の中でシンナーとチェーンをシェイクします。
これだけで大概のチェーンは綺麗になります。
綺麗にならないならそれはチェーン洗浄のサボりすぎ。
シンナーは缶の1/3で充分です。


チェーンは高圧エアで吹くと毛細管現象によって入り込んだシンナーがリンク内の汚れを溶解し、一緒に吹き飛ぶ&乾燥&サビ防止になります。
エアコンプレッサーはあると超絶便利。



部品の保管は重要。
紙皿使ってます。




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