リヤスプロケットは多種多様なのですがここでは現在主流のカセットスプロケットの組み付けてを行います。
11速までシマノは出しています。
ローギヤの手前にスペーサーを入れるスプロケットがありますから注意しましょう。
スプロケットの歯には歯数が記載されています。
スプロケットの歯数が大きい順にフリーハブに組んでいけばいいのですが軽量化と耐久性向上の為にあらかじめセットになっているスプロケットがあります。
また、スプロケットの間には等間隔にスペースが空くようにスペーサーが入ります。
変速性能確保の為に各スプロケット位置が固定されるようになってますから、フリーハブにはセレーションが1ヶ所違うところがあります。
ギヤの裏面には何も書いてませんから歯数が書いてある面が自転車の右側面になるように組み付けます。なのでとても簡単。
フリーハブのサビ対策でグリスを塗って組んでいきます。
ロックリングで規定トルクで固定します。
クイックシャフトを通して完成です。
11速までシマノは出しています。
ローギヤの手前にスペーサーを入れるスプロケットがありますから注意しましょう。
スプロケットの歯には歯数が記載されています。
スプロケットの歯数が大きい順にフリーハブに組んでいけばいいのですが軽量化と耐久性向上の為にあらかじめセットになっているスプロケットがあります。
また、スプロケットの間には等間隔にスペースが空くようにスペーサーが入ります。
変速性能確保の為に各スプロケット位置が固定されるようになってますから、フリーハブにはセレーションが1ヶ所違うところがあります。
ギヤの裏面には何も書いてませんから歯数が書いてある面が自転車の右側面になるように組み付けます。なのでとても簡単。
フリーハブのサビ対策でグリスを塗って組んでいきます。
ロックリングで規定トルクで固定します。
クイックシャフトを通して完成です。
まさに、冒頭の記事で想定されているようなユーザーです。。。
チェーン清掃を覚えて、最近この記事を参考にスプロケットの洗浄まで覚えました。
今後もメンテ毎に読ませていただきます。
大変感謝していますので、この場を借りてお礼を。。。
PS:最後にロックリングを締め付ける時、トルクレンチは使用されていない様ですが、規定トルクは、感覚でやられているのでしょうか。
もし今後、記事を上げられるのであればトルクやグリスアップポイントをもっと詳細に教えていただけるとうれしいです。
購入して2ヶ月も経たないうちにです。
適切なメンテナンスを受けることができないショップから「7万円もする自転車を買ってしまった」後悔と「これからどうしたら良いんだろう」から「全て自分でやるしかない」と変化した当時の自分を思い返し、同じ様なユーザーは、ともすると少なくないのでは?と感じ当ブログを始めた次第です。
当ブログがユーザーメンテナンスの方の参考になっているとのコメントを頂くことができ、とてもとても嬉しい限りです。ありがとうございます。
ご質問の回答ですが、脱着の多いボルトやナットの締め付けトルクは、脱着回数が多くなるとネジ部が相互研磨され、また、油脂類のネジ山への塗布などで規定値で締めているはずなのにオーバートルクとなってボルト破断やネジ部破損を招く原因になりかねないことを、旧趣味である旧車整備から体験してます。
またロックリングとフリーハブボディはそれぞれステンレスと鉄ですから問題ないのですが、例えばクランクアームのボルトのようにボルトは鉄やステンレスだとして、その相手がアルミだった場合、規定値で締めこんでいても何れ必ずアルミのネジ部が破損します。
これは鉄などは、ある限界点以下の入力であれば金属疲労は進行しないが、アルミにはそもそもその限界点なるものが存在せず、どんなに弱い入力に対しても必ず金属疲労は生じ蓄積される特性があるためなんです。
互いの部品の摩擦固定力を便宜上、ネジの締め付けトルクで管理しているだけですから、過敏に神経質になる必要は無いとも言えます。
以上のことから脱着回数が多いスプロケットのロックリングですが、今現在はトルクレンチは使用していません。
代わりにロックリングとフリーハブボディに互いにマークになるキズを入れ、組み付けの際にそのキズを目安に締め付けています。
記事中にトルクの記載が無いのは意図的に伏せています。
これは使うコンポーネントによって締め付けトルクが変化してしまうからです。
新車購入の際には使われているコンポーネントの取り扱い説明書に、またはシマノのHPにコンポーネントごとに各ボルトのトルクが記載されていますのでご参考ください。
グリスアップのポイントですがこう考えるとわかりやすいかと思います。
金属同士が摺動する箇所の磨耗防止の「潤滑」として
(BB・ヘッド・ハブ・フリーハブなどのベアリングなど)
サビを防止するため、空気や水分からの「保護」として
(シートポスト・ステム・コラムなどのアルミの無塗装部分、またはボルトなど異種金属の接触部分の電食防止、クロモリフレーム内部など)
あらかじめ塗布して付着したホコリやゴミと一緒に洗い流すための「洗浄膜」として
(前後ディレーラーの各スプリング・SPDペダルのスプリング・STIレバー内部など)
グリスアップやケミカル系も何れ記事にしようかと思ってます。
これもお役に立てれば幸いです。