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自転車のメンテナンスや改造に特化してみました。あとスノボも。

23Cってパンクしやすいの?

2017-09-16 22:32:20 | 能書き垂れてみました。
初心者の方などがスポーツバイクを購入する前に最初に思うであろう疑問などに個人的にはこう思っているよ〜的なものもあっていいんじゃないかと思い立ち、カテゴリーにまとめてみようかと。。。

答えはYES。
まず前提条件として初心者が乗るであろうバイクですから、チューブラーは除外しています。が、関連はありますので。。。

パンクの種類には大きく分けて異物が刺さってのパンクとリムがチューブを押しつぶしてチューブに穴を開けてしまうパンクに分けられます。
後者はリムがチューブを押しつぶしてチューブに穴を開けてしまうからまるで蛇が噛みついたかのように2箇所に穴が開くことからスネークバイトと呼ばれたりもします。

前者は道路上に落ちている異物を拾う確率ですから、タイヤが同一構造ならばその確率はほぼ同じになります。
ならばスネークバイトの確率分だけパンクが増えることになりますから例えば乗車前点検を必ず行うこととして空気圧が最適値になっているならそうそうスネークバイトは起こらないはずと誰しも思うでしょう。
結果、パンクの確率は変わらないと誰しも思うでしょうが、実はこれ、車体重量とサイクリストの体重と装備重量を考慮しにくいからなんです。

例えば23Cってロードバイクに多く採用されている太さで、ロードレースでもほぼこの太さで競われているのですが、そもそもこの太さって長距離を速く走るために設定されている太さであって、体重の重い人や荷物を満載して走るための太さではないのですね。
そりゃ標準的な体重のサイクリストが10kg以内の重さの荷物を積んだくらいなら問題は出ないのでしょうけど、80kgを超えるサイクリストが10kgの荷物を積んで走ればタイヤは前者よりも潰れた状態になります。
潰れたままならいいのですけど、これで段差を超えるならより一層潰れるわけでスネークバイトの可能性は必然的に上がるわけです。

そう、ブルベやランドナー的な使い方を23Cでするのなら体重か装備重量を削るしかないってその前にタイヤを太くしたほうが賢明なのは言うまでもないでしょう。
ちなみに。
タイヤの内圧が同じであるならば接地面積は変化しません。
パスカルの原理でしたっけ?

逆を言うなら標準的な体重のサイクリストが荷物をほぼ持たずに走る分には走行前にちゃんと空気圧をチェックしている限りは段差にさえ注意すればパンクの確率を上げることを防ぐことができる。
ほら、段差超えの前に「抜重する」ってどっかで聞いたことあるでしょ?


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