河村龍一の「月の癒し」~銀河鉄道の夜

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街で見かけた、微笑ましい光景

2014-05-07 21:54:38 | 日記
今宵、銀河鉄道の夜に訪問していただき、ありがとうございます。
現実の世界に疲弊した皆さまを、夢とロマンの時空にご招待します!

今日もまた、二人のお婆さんたちに親切にされてしまいました。
むかしの人たちは、他人に対する無償の思いやりというものを、どなたでも絶えず心に秘めているんだなあ、とつくづく実感しましたね。

なんか、最近は高齢者を親切にすることよりも、高齢者に親切にされてばかりで、自分が情けないやら「もっと若者たちしっかりしろよ!」と嘆いていたところ、ある若いカップルのとった行動に、「当世の若者だってやるじゃあないか!」と、感心させられたことがありました!

東京近郊の某市内昼下がりの街角で、広い横断歩道上を足の不自由なお爺さんが独りで杖をつきながら、今にも転倒しそうに歩いていたのです。

信号が既に黄色の点滅から赤に変わってしまったため、「爺さん、危ないぞ!」と一瞬心配していたのですが、20代前半の若い二人の男女がお爺さんからやや距離をおき、見守りながらお爺さんが渡りきるまで付き添っていたのです。

当初、このカップルはお爺さんの身内かな、と思っていたのですが、お爺さんが横断歩道を無事に渡り終えたところで、二人はお爺さんと反対方向の雑踏に消えてしまいました。
(お爺さんとカップルは、まったくの他人でした!)


ちなみに、このカップルの若い男性ですが、サングラスをかけていてヤンキーっぽいアンちゃんでしたし、彼女のほうもそれっぽい感じでしたが……。

人は見かけによらないものだなあ、と猛省です。
二人とも自然でしたよ。
ほんとうに親切心で見守っていた様子でしたから。

つい、心の中で二人に「拍手!」してしまったのです……。
さて、新緑のあざやかな季節がやってきましたね!