てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

mute ミュート

2006年03月23日 | 映画、TV
映画感想 連続3個目。

ミュートってあれですよ、音を出さないっていう、あれ。
実験映画っぽい雰囲気の映画でした。
上映時間も短いです。
観たことがある人は少ないだろうなー。

ミュートっていうだけあって、セリフがほとんどないんです。
音楽ってあったかな?
えっと、忘れたけど、流れていたとしてもごく小さい音でしたね。
目覚まし時計の音とか、鍋が沸騰する音とかはしてた気がしたけど、
もしかして、それは気のせいで、なかったのかも。

で、どんな映画かというと、
最初のシーンは(第一章とテロップが流れる)、
森で一人暮らしをしている老人の朝。
飼い猫が逃げちゃったんで、それを探しているシーンが
延々と続きます。
おじいさん、らくだシャツ&ももひきの上からガウンを引っ掛けただけの姿で
片手に、コーヒーが入ったマグカップ、
片手に、押すとチューチュー鳴るねずみのおもちゃを持ったまま
猫を探しに森の中をさまよいます。
あとでわかるんだけど、季節は冬。
寒くないですか?

で、偶然見かけた殺人事件。

おじいさんは、びっくり、逃げ出します。
その後、駆けつけた警官が遺体を捜すけど、見つからない・・・。
そのうちに、ぼけてんじゃないかと思われたり、
自分でもぼけたかなと思ったり。
いやあ、セリフなしでも、ストーリーってわかるもんですね。

ここまでのシーンで、セリフはたった一言。
殺人事件を見て逃げたおじいさんが、
ばったり出会った新聞配達の少年(多分。少女かもしれない)に言う
"murder"のみ。

後半、牧師が語るという章があって、
そこはセリフがありました。
が、棒読み。
英語なのに、棒読みってわかるぐらいあえて棒読み。

サスペンス映画かと思ったら、
オカルト映画かよ~!!
と、びっくりしたし、
あまりお勧めできない映画です。
こんな映画作って売ってんのか~!!
という気分になりたければどうぞ。

でもね、
おじいさんが、可愛いんですよ。
窓辺に置いたクリスマスのお菓子を
少しずつ食べたり、
クリスマスツリーを取ってきたり。
いや、ツリーを森に戻すところの方が可愛いけどね。

おじいさんと無愛想全開の新聞配達少年の可愛さだけの映画かなー。

あ、猫も可愛かった。
可愛かった・・・
可愛かった・・・
な、なのに、あの最後って・・・


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2 コメント

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ミュートって (抹茶プリン)
2006-03-23 17:16:27
名前は聞いたことがあるような気がします。

セリフ無しでストーリーわかるっていうのもある意味凄いですよね。



抹茶プリンが今まで見た映画の中で一番ダメだったのは

チュパカブラプロジェクトですかねぇ。

制作費いくらいだよって感じでした(笑)
返信する
抹茶プリンさん (てくり)
2006-03-23 17:42:01
ミュートってセリフがほとんどないということで、

映画祭で評判になったんだそうです。

おじいさんの生活のところとか、

サスペンス的な展開は面白いんだけど、

ホラーになった時点でちょっとね。。。



チュパカブラプロジェクト、知らなかったので

少し調べてみました。

評判悪いですね。(笑



あ、でも個人的に一番駄目なのは

東映漫画祭の映画ですよ。

テレビアニメは面白いのに、映画になると

ものすごく詰まんないんだもん。

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