てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

信長の棺

2008年12月25日 | 読書
信長の謎をめぐる話だそうで、こりゃあ面白そうじゃないですか。
本能寺事件の謎とかって、ワクワクします。
地元民だしね。

薄いわりに上下巻になってました。

さて、この本は、信長に仕えていた今は事務担当の人が、
信長の伝記を書きつつ消えた遺骨を探すという筋立てになっています。
話が始まるのは、本能寺の前後から。

う~ん、最初は面白かったんですよ。
事務処理って大変なのよね、暦が地方によってバラバラで~という箇所は
目からウロコっぽい面白さがあったし、
突然幽閉されちゃって、一体全体何なのこれは?という面白さもバッチリ。

しかし、上巻の後半からは、いけません。
主人公に全然感情移入できない。
おっさんすぎ。
いや、設定年齢は、私とそれほど違わないのに、
おっさん呼ばわりして悪いとは思う。
思うけど、おっさんなんだもん。
キャラだけじゃなくて、全体的な雰囲気(文体?)とか感覚が合わない感じでした。

そんなこんなで、謎解き部分も、なんか詰まんなくなっちゃった。
ごめんなさい。
でも、ちゃんと読了できました。

2点。

逆に、もっとドライに書いてあった方がよかったと思う。
ウエットさの加減というか、質が、私とは合わない。
にしても、いくらなんでも、「あい」って返事はないんじゃないかと…

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