「音楽の話題中心のブログ」と称するからには、時々思い出したように音楽ネタも書かずばなるまい。
風の谷のナウシカ-シンフォニー-風の伝説
初めてこのアルバムを聴いたのはもう二十五年以上も前、中学生の頃になる。
「編曲」という物の面白さをぼんやりとではあるが意識するようになったきっかけが、このアルバムだった。
主な選曲元となっているイメージアルバムは基本的にシンセを多用したアレンジなので、オーケストラ用の編曲によってどう生まれ変わっているかが聴き所といえる。
例えば、「メーヴェ」はオーケストラらしい快活さで、原曲とはまた違った「飛翔感」が表現されている。
特に印象深いのは、劇場版周辺からの選曲となる「風の谷のナウシカ」。長らく「安田成美の黒歴史」として語られてきた曲だが、そんな事を微塵も感じさせない素晴らしい編曲である。
もしこのアルバムが現代に作られていたら、吉松隆の「タルカス」みたいな感じで「土鬼軍の逆襲」が収録されたかも。それも聴いてみたい気がする…。
とはいえ、サウンドトラックではない「イメージアルバム」というジャンルの黎明期に制作されただけあって、その時代の熱をアルバムのそこかしこに感じ取れると思うのは、青春時代にこれを聴いた私の思い込みに過ぎないのだろうか。
風の谷のナウシカ-シンフォニー-風の伝説
初めてこのアルバムを聴いたのはもう二十五年以上も前、中学生の頃になる。
「編曲」という物の面白さをぼんやりとではあるが意識するようになったきっかけが、このアルバムだった。
主な選曲元となっているイメージアルバムは基本的にシンセを多用したアレンジなので、オーケストラ用の編曲によってどう生まれ変わっているかが聴き所といえる。
例えば、「メーヴェ」はオーケストラらしい快活さで、原曲とはまた違った「飛翔感」が表現されている。
特に印象深いのは、劇場版周辺からの選曲となる「風の谷のナウシカ」。長らく「安田成美の黒歴史」として語られてきた曲だが、そんな事を微塵も感じさせない素晴らしい編曲である。
もしこのアルバムが現代に作られていたら、吉松隆の「タルカス」みたいな感じで「土鬼軍の逆襲」が収録されたかも。それも聴いてみたい気がする…。
とはいえ、サウンドトラックではない「イメージアルバム」というジャンルの黎明期に制作されただけあって、その時代の熱をアルバムのそこかしこに感じ取れると思うのは、青春時代にこれを聴いた私の思い込みに過ぎないのだろうか。