Xupper技術サポート部のページ

弊社開発手法やXupper(クロスアッパー)の活用法等について、ご説明させていただきます。

工程で必要な原材料

2005年08月15日 | データモデルパターン
各工程では、どのような原材料が必要なのかという情報を管理する必要があります。 工程によって、必要となる原材料はそれぞれ異なります。作業を行おうとしても必要な原材料が手配できなければ、実際には計画どおり作業を実施することはできません。 また、ある原材料はいろんな工程で使用されるはずです。それらの原材料を作業開始までに準備する必要があります。また、ある原材料を必要とする作業は複数存在するはずです。 . . . 本文を読む
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各工程で必要となる設備

2005年08月12日 | データモデルパターン
各工程では、どのような設備が必要なのかという情報を管理する必要があります。 何かの作業を行おうとしても必要な設備・資材が手配できなければ、実際には計画どおり作業を実施することはできません。重要な設備や資材については、いつでも・いくらでも使用できるというものではなく、各部署や各工程でシェアーすることもでてきます。 必要な設備・資材がひとつだけであれば、”工程”の属性として持たせればいいでしょう。 . . . 本文を読む
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各工程で必要なスキル(人的資源)

2005年08月11日 | データモデルパターン
各工程で必要なスキルが、何かという情報を管理すればいいだけであれば、”工程”の属性として持たせればいいでしょう。 しかし、ある作業を行う場合に必要となるスキルがどのようなスキルで、そのスキルを持っている人間が何人必要なのかという情報を管理するのであれば、データ構造が変わってきます。 例えば、システム開発においても要件定義局面では、「業務知識」を持っている要員も必要でしょうし、なんらかのツールを使用 . . . 本文を読む
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各工程を実施可能な作業区(場所)の管理パターン

2005年07月29日 | データモデルパターン
各工程がどの作業区で作業可能なのかを管理する必要があります。例えば、精密な機器を製造するという場合は、クリーンルームが必要でしょうし、機密情報を取り扱う作業の場合は、特別な区画でしか作業できないということもあるでしょう。あるいは、特別な製造工程の場合は、特定の製造ラインを使う必要があるかもしれません。 実施可能な作業区を各工程ごとに1つだけ管理すればいいということであれば、”工程”の属性として管理 . . . 本文を読む
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工程間の関係管理パターン

2005年07月28日 | データモデルパターン
製造工程ですが、各工程がオーバーラップして実施されることがあります。例えば、機械のセットアップは、前の工程が終了する前に開始することが可能ですし、製造作業が終了した機械の後片付け(刃型の取り外し等)は、後工程の作業と並行して実施することも可能です。 逆にある工程が終了後、ある程度時間をおいてからでないと次の作業を開始できないということもあります。例えば、コンクリートを使用する場合、次の工程はコン . . . 本文を読む
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作業工程の管理パターン

2005年07月27日 | データモデルパターン
前回の投稿では、作業指示の対象として物的資源を指定するようにしていましたが、作業の内容が複雑になってくると、「何」に対する作業なのかを指示するだけでは、不十分な場合があると、記述しました。「何」に対する指示なのか、ということとともに、「どのような」作業なのかを詳しく指定する必要が出てきます。 例えば、製造指示などは細かい作業工程まで指示しなければ、作業を行うことができません。また、ABC分析(A . . . 本文を読む
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作業指示の基本構造

2005年07月25日 | データモデルパターン
以前、取引先との契約のことを取引と総称しましたが、社内の部署や担当者への作業指示(ワークオーダー)というものも、データとして管理する必要があります。作業指示に対する進捗状況の把握や、作業にかかった実績工数の把握等が必要になってきます。ここでは、作業指示の基本構造について、説明していきます。作業指示のひとつとして、「出庫指示」や「入庫指示(入庫予定)」があります。これらの作業指示ですが、「どこ(倉庫 . . . 本文を読む
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取引のまとめ

2005年07月22日 | データモデルパターン
ここまでで、記述してきた取引に関するデータモデルパターンを一度整理しておきたいと思います。 ここまでの記述内容を統合すると、以下の図のようになります。 (ここでは、一番汎用的なパターンを採用しています。)(図1) 取引に関するモデルパターンそれぞれのデータモデルパターンに対応する部分を網掛けで表示しますと以下のようになります。 ①調整明細による管理(図2)調整明細による管理 各種の調整情 . . . 本文を読む
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取引の条件パターン

2005年07月21日 | データモデルパターン
受注にはいくつかの調整や条件が存在することがあります。配送や返品、払戻、契約未実行に対するペナルティといった情報です。このような取引の条件を管理する方法については、いくつかの方法が存在します。以下に取引条件の管理(パターン)について説明していきます。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【属性による管理】 受注の条件としてどのような条件(返品可能区分、キャンセル可能日数、キャ . . . 本文を読む
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取引の状態履歴パターン

2005年07月20日 | データモデルパターン
取引については、「その取引は有効なのか」、「受注は出荷済なのか」等の状態を管理しておく必要があります。このような取引の状態を管理する方法については、いくつかの方法が存在します。以下に取引状態の管理(パターン)について説明していきます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【属性による管理】 受注の状態としてどのような状態(引合い、見積提出、確定、保留、キャンセル等)を管理す . . . 本文を読む
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