TAZUKO多鶴子

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「上賀茂神社」や「高麗美術館」が近くにあるのですが…

2007-10-20 | TAZUKO多鶴子からの伝言
今日も仕事の関係で岡山です…。

京都に住み始めてから一ヶ月以上過ぎましたが、
深い文化の勉強をしたくても
なかなか時間がありません。
この調子だと…
落ち着くのは来年の初め頃になるのではないかと思います。

私が住んでいるすぐ近くには、
「今宮神社」等の名所の他にも
「上賀茂神社」や「高麗美術館」があります。
「今宮神社」「上賀茂神社」等にも
僅かな時間だけですが一度だけ行きました。
残念ながら~ほんと~うに僅かな時間なのです。
「高麗美術館」も
とても有名なので、
是非!行きたいのですが…
でも…
まだ一度も行った事がありません。

有名な言葉に
「陶器は、朝鮮に始まり朝鮮に終わる」

私の大好きな
天才と呼ばれる「青山二郎」は、
その「朝鮮の陶器」に魅せられた時期があります。
それ程の奥深い何かがあるようです。
「青山二郎」は更に、
「それを発見したのは日本人である」
とも言っています。
ですから、
日本人の感性はとても凄いものがあるはずなのですが…
近年は…。

他にも様々な所に行って
文化芸術の奥深いものを沢山学びたい…。
落ち着けるまで、今しばらくの辛抱です。
その時期(おそらく来年から?)が整ったら
その時は身体全身で力一杯勉強するぞ~!!

今は、
我慢!我慢!

心に響くメール頂きました!

2007-10-19 | TAZUKO多鶴子からの伝言
 今年7月に
紀伊國屋書店の加古川店で、
個展イベントを開催しました。
その個展イベントで素敵な方!S様と出会いました。
S様は
私の画集『祈りのゆくえ』を買って下さったのですが…
その後のS様からのメールで、
画集を読んで感動して下さった事を知りました。
そして、加古川店の個展会場で
とても素敵な約束をS様と交わしたのです。
その約束とは…
関西周辺での私の個展会場で
歌(イタリア語でカロミオペン)を歌って下さる約束!
そう!
S様は歌を歌われる方(喋る声もとても澄んだ声で素敵)なのです。
更に句集も出されたり、とても文化性の深い方。
そのS様から、一昨日
心に響くメールを頂きました。
S様にご承諾頂きましたので、
今日はその一部を皆様にご紹介致します。
S様の文章に、
奥深い何かを感じて頂けれた嬉しく思います。

『…きょうは、耳鼻科にゆきました。
 医療費が随分高くなったかんじがいたします。
 巷の人間も冷たいですが、
 医者も金儲けの仕事と割り切ってるかんじ。
 日本は、だんだん嫌な国になっています。
 人情が薄くなって、さみしいですが、
 自分の足でしっかり立ってゴールの日まで
 にこにこ生きたいとおもいます。
 さて、私の病状について、
 すこし詳しくおはなしいたしますね。
 …………(中文省略)………
 気持ちだけは、前向きというか、
 張り切っているのですが、
 体のほうは、免疫力が
 ぐーんと落ちています。
 死に物狂いで
 いきてこられたのは、
 そう長く生きられないとわかっているからなんです。

 体調がよくて、近場で歌えるチャンスがあればうれしいです。
 この夏は、暑さにまいりました。…
 ぼちぼちレッスンをとおもっています。
 長らく舞台に立っていませんので、
 息がつづかないのが、現状です。
 時間をかけてレッスンが必要です。………。』

S様!少しでも早く!
関西周辺での個展を、
必ず行わなければならないと痛感しました。
私も頑張りますので、
S様も頑張って下さい!!
決して負けないで下さい!!


『美によせることば』…NO.6

2007-10-18 | TAZUKO多鶴子からの伝言

『   可憐な小さい花…

    この根のすべて

   この花のすべてを

    理解できるなら

     神のこと、

   人のことのすべてをも

 知ることができるかもしれない。 』


  『    私は、

     私が出会ってきた

   すべてのものの一部である。  』


 『  敵をつくらざる者は

       決して友を作らず。  』


 『  愛して失うのは、

  まったく愛したことがないよりもいい。 』


 アルフレッド・ロード・テニスン(イギリスの詩人 1809~1892年)



参考資料:『美によせることば』
      偕成社出版

『美によせることば』…NO.5

2007-10-17 | TAZUKO多鶴子からの伝言


美は感じるもの、

     目をとらえる輝き

  「ごらん、
   ここにすばらしいものが…」

   という歓びの叫び

      現代の病は

   ひとの美の感覚が傷つき、

       鈍って

 最良のものを見落としていることだ。



D.H.ロレンス(イギリスの詩人・小説家・思想家 1885~1930)


参考資料:『美によせることば』
      偕成社出版

『美によせることば』…NO.4

2007-10-16 | TAZUKO多鶴子からの伝言

    美はせつなく

  絶望の淵にひとを追いつめる

   それでいて一瞬のうちに

   永遠を垣間見せてくれる。


アルベール・カミュ(フランスの作家 1913~1960年)




     ひとの富は

  彼がどれほど多くのものを

   愛し、祝福しているか


   どれほど多くのものに

  愛され、祝福されているか

   その二つにつきる。


トマス・カーライル(イギリスの評論家、歴史家 1795~1881年)




   なぜ 緑深い山の奥に住むのか


     そう問われるのなら

    わたしはただ微笑するだけ


   わたしの魂もそこに安住している

    誰のものでもない別天地


     桃の花びらを浮かべて

     川の水がゆるやかに

      流れるところに。


 李白(中国の詩人 700?~762年)



参考資料:『美によせることば』
       偕成社出版