【第259沼】PENTAX Super-Takumar 150mm F4 中期型 分解清掃

　

PENTAX Super-Takumar 150mm F4ですが、・・・MF 単焦点 レンズ構成5群5枚 絞り羽枚数6枚　フィルター径49mm 最大径×長さ59.5mm x 95mm　重量　328 g実測 。以前紹介したレンズですが前回は分解してなかったのと、今度の個体は少し違うので紹介します。前回分はこちら【第230沼】Super-Takumar 150mm F4 （前期型）ご紹介

　

ハードオフで購入しました。Super-Takumar 150mm F4は、別に1本持ってましたがなんとなく購入したら前の個体と少し違ってました。しかも後期型とも違うので中期型なのかも。絞り羽の前後のレンズに汚れとカビがあるので分解して掃除します。後玉群の見える部分にカニ目溝があるのでカニ目ラジペンで回して後玉群を外します。汚れのあったレンズを綺麗にしました。

　

後玉群を外したレンズ本体です。汚れてかびてるレンズが絞り羽の向こうに見えます。絞り羽を全開にしてカビキラーとキッチンアルコールで向こう側のレンズをきれいにすると全部の汚れがとれたので組み戻して終了です。右は付属していたフードをつけた状態です。

　　

左は前期型と思われる個体。右の今回の個体にはAUTOとMANなのでこれは後期型の特徴です。

　

左が今回の個体、右が 前期型の個体です。後期型は最後端のレンズが大きめのはずなのですが、形は全然違いますがレンズの大きさは大体同じくらいです。右はネット上にあった後期型の写真ですが明らかに違います。この個体は端部の形状は後期型に近いですがレンズは前期型に近いです。誰かが前期型と後期型を組み合わせて作ったのでなければ、これは前期方と後期型の中間の中期型ですね。

NEX-C3 絞り開放F/4 ISO-500 1/60秒　最短撮影距離1.8ｍ

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