オークションでジャンク出品されててえらく安い価格だったので落札しました。送料の方が高い感じの落札価格です。フォーカスリングにガタがあってピントを合わせる操作ができない状態なので、まさにジャンク価格だったんだろうと思います。
PENTACON auto 50mm F1.8 MULTI COATING | |||
レンズタイプ | 単焦点 | 開放F値 | F1.8-16 |
フォーカス | MF | 画角 | |
レンズ構成 | 4群6枚 | 対応マウント | M42 |
絞り羽枚数 | 6枚 | フィルター径 | 49mm |
焦点距離 | 50mm | 最大径×長さ | 64x38mm実測 |
最短撮影距離 | 0.33m | 重量 | 194g実測 |
最大撮影倍率 | 発売 | 1971年ころ |
同じ種類のレンズを以前紹介していますが、分解修理した部位が違うので再度紹介しておきます。
説明文に書いてあった通り前玉の裏が曇ってたので分解して見ました。普通にゴムで化粧リングを外して、カニ目溝のある押さえリングを回して外します。
タコ棒でレンズを外します。このレンズの裏にカビ発見で掃除します。
見えているレンズは綺麗で汚れもカビも無いのでここで終えてもいいかなとも思いましたが・・・絞り羽の前のレンズについていると思うゴミとフォーカスリングとヘリコイドの動きがずれるのを直すためにもう少し分解してみます。
化粧リングを外すと見えるフィルターブラケットにある芋ネジを回して緩めると・・・フィルターブラケットが回せるようになって外せました。フィルターブラケットの下はヘリコイドのグリスでベトベトです。どうやらフォーカスリングとヘリコイドの外側を固定している3本のネジが緩んでていっしょに回ったり回らなかったりしてたみたい。
さっき外した押さえリングの外側のカニ目溝で回すと前玉群全体で外れます。絞り羽が見えて、その3本ネジがあって緩んでる感じだったので締めたら絞り羽が動かなくなったのでささっと元に戻します。前玉群の裏のレンズのゴミを取ってフォーカスリングとヘリコイドの外側を固定しているネジを締めて組み戻して終了です。
前に紹介した同じ名前のレンズと比べると形はまったく同じ感じですが、文字の色が違ってますね。
前に紹介した同じ名前のレンズと同様に情けない感じのマニュアル/オート切替レバーです。質感が高いとは間違っても言えない造りも同じですね。
M42マウント部分は綺麗ですね。先端部分にあるシリアル番号です。
SONY NEX-C3 絞り開放f/2.8 1/60秒 ISO-400 シャキッと撮れる事がいいことなのか考えてしまう絵が撮れるこのレンズは、良いレンズなんだろうか。なんかキツイんだよね。
SONY NEX-C3 絞り開放f/2.8 1/60秒 ISO-500 好みじゃないけど、良いレンズなのは確かです。