たっちゃんのレンズ沼

個人的趣味の独り言を書いて行きます。
主にデジタルカメラとオールドレンズについてですが、他にも書きますよ。

【第537沼】PENTAX-A ZOOM 28-80mm F3.5-4.5 COSMICARの三つ子レンズ

2016-03-01 21:37:46 | PENTAX

 

このレンズ、2013年5月19日、藤枝のフリマで300円で買いました。

PENTAX-A ZOOM 28-80mm F3.5-4.5
レンズタイプ  ZOOM 開放F値 F3.5-4.5
フォーカス  MF たっちゃん評価  ☆
レンズ構成 8群8枚 対応マウント PK
絞り羽枚数 8枚 フィルター径 58mm
焦点距離 28-80mm 最大径×長さ 69×81mm
最短撮影距離 1m 重量 454g
最大撮影倍率   発売  

見た目は汚かったのですが、ざっと、外側を拭いてよごれをとっただけで随分綺麗になりました。

 

内側に、カビや曇りもありません。このレンズ、以前紹介したMC COSMICAR ZOOM 28-80mm F3.5-4.5の瓜二つレンズなんですよね。このレンズもCOSMICAR製なんですが、どうもこのコズミカの正体がわかりません。PENTAXの子会社だったとか、監視カメラのメーカーだとか、リコーがCOSMICARブランドを使ってたとか・・・良く分からない。少なくとも言えるのは、これとまったく同じSMC PENTAXは存在しないこと。にしても同じレンズを3種類以上の名前をつけて売っていたわけで。このシリアル番号も、3種類繋がってたりしてね。

MC COSMICAR ZOOM 28-80mm F3.5-4.5

PENTAX-A ZOOM 28-80mm F3.5-4.5

TAKUMAR-A ZOOM 28-80mm F3.5-4.5

の3種類がたっちゃんの手元にはあります。レンズ名以外の違いは絞りF値がMC COSMICARは白文字でPENTAX-A ZOOM、TAKUMAR-A ZOOMは緑の文字です。

PENTAX *ist DL2 f/4 1/160秒 ISO-1600  少なくともあまり描写、解像感の良いレンズ群ではありません。

 

 


【第514沼】PENTAX super-multi-coated Takumar 28mm F3.5 前玉分解できました

2016-01-01 20:20:03 | PENTAX

 

岡部のフリマで買ってきました。なぜかYASHICA TL ELECTRO Xについていました。このカメラも状態が良くて完動品でした。レンズ自体は中にカビがあったので、こりゃまた分解無理なのかなって思ったんですがなんとエタノールをつけてからゴムで回したら、化粧リングが外れました。このタイプでは初めて前玉の分解ができたので紹介しますね。

 

今迄このレンズにふちが付いたような28mmのレンズの前玉を分解できたことはなかったんですが今回はじめてエタノールをかなりしつこくつけてから回したら、回ったんです。当たり前ですが化粧リングの外れたとこ、初めて見ました(笑)

 

一番前のふちにゴムを当てて回すと、前玉群全体が回って外れました。

 

前玉群の一番後ろのレンズの前後がかびてたので、まず押さえリングのネジ部についていた粘着材をエタノールで溶かしてから回して外します。

 

露出したレンズを外して前後面をカビキラーで掃除します。

 

綺麗になりました。次に一番前のレンズを押さえているリングを外します。これも粘着材を溶かしてから、かなりがんばって回しました(汗)

 

タコ棒で大きな前玉を外してみると、やはりカビがかなり育ってます。最前玉が外れるとこんな感じです。

 

カビキラーで退治して組み戻します。

 

全体的に綺麗な個体です。カビは取れましたが写りを確認してみます。

PENTAX *ist D 1/400秒 ISO200 28mmってのはぼかしにくいし使いにくいですね。背景が中途半端なことになってます。GPZに引っかかってるのは、いい感じなのに安かったんでつい買ってしまったヘルメットです。

PENTAX *ist D 1/80秒 ISO200 前のものよりしゃっきり感がないですねぇ。カビ取り後の拭きあげに失敗したかなぁ・・・

PENTAX *ist D 1/400秒 ISO200 それともカメラのせいかなぁ?いまいっちょ納得できないので、別のカメラで試写してみようかな。

SONY NEX-5 絞り開放 1/640秒 ISO200 カメラ換えてみましたが劇的には変わりませんね。残念ながらシャープさもコントラストも並な感じでぐっとくるものはないです。

SONY NEX-5 絞り開放 1/2500秒 ISO200 まあ特別ダメでもないですがTakumarにしては・・・

SONY NEX-5 絞り開放 1/60秒 ISO200 今年は暖かすぎて紅葉も今一歩なのか?

SONY NEX-5 絞り開放 1/3秒 ISO1600 たっちゃんは狛犬が好きで、これは今一番気に入っている静岡市清水区岡町の八幡神社にある小さな祠にある狛犬です。どうです?並みの狛犬じゃないでしょ。

 

 

 


【第510沼】Super-Takumar 135mm F3.5 の初期型みたいです。

2015-10-26 21:06:28 | PENTAX

 

護国神社のフリマでみつけて購入したものです。

PENTAX super-Takumar 135mm F3.5   初期型
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F3.5-22
フォーカス  MF 画角  
レンズ構成 4群4枚 対応マウント M42マウント
絞り羽枚数 6枚 フィルター径 49mm
焦点距離 135mm 最大径×長さ 57.5×87.5mm
最短撮影距離 1.5m 重量 349.8g 実測
最大撮影倍率   発売  

 

superの前に製造番号のあるsuper-Takumar 135mm F3.5です。後玉に汚れがあるので後玉を外して掃除しました。

 

これだけで綺麗になりました。最短撮影距離時の長さはこんな感じです。ここでなんか以前紹介したsuper-Takumar 135mm F3.5 前期型と絞りリングの形が違うのに気づきました。

 

この個体の絞りリングはギザギザが全周一定ですが、右の前回紹介した前期型の絞りリングは凹凸があります。この個体の方が前に紹介した前期型よりも製造番号が若いのでこの個体は初期型って感じでしょうか。凸凹のある前期型の方が外径が若干大きいです。これでsuper-Takumar 135mm F3.5には初期型と前期型、そして中古市場に圧倒的数で存在する後期型の3種類あるのが確認できました。まだありそうな気がしますけど(笑)

 

 

 


【第503沼】PENTAX super-Takumar 55mm F2 後期型 黄文字のタクマー後期型です

2015-07-05 21:42:52 | PENTAX

 

PENTAXSuper-Takumar 55mm F2.0 (後期型)
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F2
フォーカス  MF 画角  
レンズ構成 5群6枚 対応マウント M42マウント
絞り羽枚数 6枚 フィルター径 58.5×37.5mm
焦点距離 55mm 最大径×長さ 201.9g実測
最短撮影距離 0.45m 重量 216.3g

藤枝ハードオフのジャンクコーナーからの救出です。シャッターの降りない汚いS2とセットでしたが、レンズだけ購入しました。光学系はなんとカビがなくて分解の必要がありません。外観も比較的綺麗で、化粧リングの黄文字も良くわかります。

 

切替レバーの裏には37103の刻印が見えます。

 

ラウンド形状の滑り止め加工。MではなくMAN.の文字です。

この55mm f2のレンズだけ焦点距離と明るさの表示が黄色の文字になってるんですよね。

Canon EOS 10D 絞り開放F2 1/250秒 ISO-400 最短撮影距離0.45m  シャフトエンタープライズ・ドイツ工廠製軍事用レイバー ブロッケンの勇姿なんですが、開放なんでボケすぎですね。これがAPS-Cサイズでの画角です。

Canon EOS 5D 絞り開放F2 1/1000秒 ISO-3200 最短撮影距離0.45m  フルサイズでは同じレンズでこんな画角です。ISO値は設定を戻すの忘れてました。

 super-Takumar 55mm F2  初期型と前期型を見つけて最後にこの後期型を発見しました。それぞれの特徴はsuper-Takumar 55mm F1.8の場合と同じですね。

 


【第502沼】PENTAXSuper-Takumar 55mm F2.0(前期型)黄文字のタクマー、以前紹介したのは初期型だった

2015-07-05 19:52:37 | PENTAX

 

PENTAXSuper-Takumar 55mm F2.0 (前期型)
レンズタイプ  単焦点 開放F値 F2
フォーカス  MF 画角  
レンズ構成 5群6枚 対応マウント M42マウント
絞り羽枚数 6枚 フィルター径 49mm
焦点距離 55mm 最大径×長さ 36×57mm
最短撮影距離 0.45m 重量 216.3g

フリマで救出。シャッターの降りない汚いS2とフラッシュとセットでワンコイン。外観はスレがきつくて・・・買ったときはわからなかったけど。フィルターがフィルターブラケットにこじていてとれない。さらにフィルターブラケットも少し歪んでいる。フィルターはガラス部分を割って金属環を内側に曲げて外します。

 

フィルターブラケットも少し曲がってるので、化粧リングをどうして外そうかと思いましたがフィルターブラケットごとゴムでひねったら外れました。次に、左の写真のレンズ押さえをゴムで回したら前玉全体が外れるます。この前玉郡の前後のレンズをマジックリンとエタノールで清掃。これで前玉は綺麗になりました。

次に後玉郡。ゴムで回したら全体と最後押さえリングが略同時に緩みました。

 

外した後玉郡。この後玉郡の絞り羽側のレンズにカビと曇り。ここも最初はマジックリンでやったけど、少しカビが残った。で、やっぱりカビキラーで最終的に綺麗になった。でエタノールでフィニッシュ。

で最後のレンズの前にも曇りがあって、押さえリングを外してここも掃除。でだいたいきれいになったから、組み付けて終わり。

救出したときの写真です。

ここであることに気づきました。以前PENTAXSuper-Takumar 55mm F2.0 前期型として紹介した個体と絞り値の開放値2の位置が反対側、つまり絞りリングの操作方向が逆なんです。【第196沼】PENTAX super-Takumar 55mm F2 (初期型)黄文字のタクマー どうやらSuper-Takumar 55mm F1.8と同じように絞りリングの操作方向が逆な初期型が存在したわけで、誤って前期型として紹介してしまった個体は初期型でした。修正しておきます。