堂宇の光影

寺院建築の優美さ・秀麗さを追いかけています。
最近,更新に取材が追いつかず・・・
今しばらくお待ちください。

遍照院(倉敷市)・三重塔

2013年03月17日 | 岡山

JR倉敷駅の南側を通る国道429号線を高梁川に向かって進み,中島の交差点を右折して

県道277号線を走って線路を越えたすぐ東側に遍照院はあります。

寺伝によれば,平安時代985年(寛和元年),智空上人が花山天皇の勅願を受けて開山したとあります。

三重塔は,室町時代1416年(応永23年)の建造で,国の重要文化財に指定されています。

 

 

 

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金山寺(岡山市)・三重塔

2013年03月16日 | 岡山

岡山市内を流れる旭川。その西岸に沿って走る県道27号線を北上して

玉柏に向かう側道を山に入って行くと,右手奥の山中に塔の姿が見えます。

金山寺の三重塔です。

寺伝によれば,奈良時代749年(天平勝宝元年),報恩大師が孝謙天皇の勅命により開創し,

後に備前四十八箇寺の根本道場となったとあります。

三重塔は,江戸時代後期1788年(天明3年)に築造されたものです。

 

 

金山寺の本堂は,1575年(天正3年)頃,宇喜多直家の寄進により建造された国の重要文化財でしたが,

昨年末に焼失してしまいました。ほんとうに残念なことです。

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千光寺(赤磐市)・三重塔

2013年03月15日 | 岡山

本堂のわきを右手に登っていくと,高台の林の中に千光寺の三重塔がそびえています。

江戸時代1765年(明和2年)に建立された赤磐市唯一の三重塔で,1999年(平成11年)に修復されています。

 

 

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千光寺(赤磐市)・仁王門,本堂

2013年03月14日 | 岡山

山陽自動車道・山陽ICを下りて,県道27号線を少し北に向かうと右手に「千光寺」の案内版があります。

曲がりくねった山道を走っていくと,畑の中に江戸時代後期1786年(天明6年)築の仁王門が迎えてくれます。

さらに畑道を登ると600mほどで千光寺の本堂にたどりつきます。

千光寺は,報恩大師開創の備前四十八カ寺のひとつで,江戸時代には備前の天台寺院として金山寺に次ぐ名刹として栄えたとあります。

 

 

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本蓮寺(瀬戸内市)・本堂,祖師堂

2013年03月13日 | 岡山

本蓮寺は,南北朝時代1347年(正平2年),京都妙顕寺の座主であった大覚寺大僧正が

法華堂(本堂)を建立したことに始まります。

牛窓は,古来より風待ち・潮待ちの港として栄え,江戸時代には朝鮮通信使が寄港して

当寺に滞在し,岡山藩の饗応を受けたとあります。

本堂は国の,祖師堂は県の重要文化財に指定されています。

 

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本蓮寺(瀬戸内市)・三重塔

2013年03月12日 | 岡山

国道2号線岡山バイパスから無料化された「ブルーライン」を使って邑久IC,又は一本松ICで下り

南下すると,「日本のエーゲ海」と呼ばれる牛窓にたどりつきます。

そのフェリーターミナルから,うら山を少し登ったところに本蓮寺はあります。

境内からは瀬戸内海の眺望が素晴らしいところです。

三重塔は江戸時代1690年(元禄3年)の築で県の重文指定を受けています。

 

 

 

 

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明王院(福山市)・五重塔

2013年03月11日 | 広島県

今日のはじめに

東日本大震災から2年。地震,津波,火災などであの日から多くの尊い命と切なものが奪われました。

かつて仙台,いわきに暮した者としまして,被害に遭われた方々の心情を思うと胸が締めつけられる思いです。

心から哀悼を表させていただくと共に,一刻も早く復興が進むことを祈念いたしております。

 

明王院は寺伝によると,前身の「常福寺」が平安時代初期の807年(大同2年)

空海(弘法大師)によって創建されたとされます。

五重塔は南北朝時代1348年(貞和4年)に建立された純和様の塔で,本堂と共に国宝指定を受けています。

 

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明王院(福山市)・本堂

2013年03月10日 | 広島県

明王院の本堂は,鎌倉時代1321年(元応3年)に建立されたもので,

和様建築に大仏様,禅宗様を加味した折衷様建築の代表例とされています。

また,写真では分かりませんが,内部の外陣はアーチ型の天井で,中世には珍しいものです。

 

最近,Blogramからの投票を報告せずに来てしまいました。申し訳ありません。

昨日★一ついただきました。クリックくださったゲストさん,ありがとうございます。

 

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明王院(福山市)・山門,本堂,五重塔

2013年03月09日 | 広島県

福山市役所前から国道2号線を西に進み,芦田川を渡ってすぐ左折

そこから川沿いを少し南に下ると明王院があります。

中国地方で数少ない国宝の五重塔と本堂を有します。

かつては常福寺と言われ,中国三十三観音霊場第八番札所です。

 

 

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静円寺(瀬戸内市)・本堂

2013年03月07日 | 岡山

静円寺の本堂は,棟札に「天正七年(1579)11月3日上棟」とあり,桃山時代に再建され,

江戸時代中期に現位置に移転されたものです。

一見,建物は地味に見えますが,細部は二重虹梁大瓶束式に蟇股(かえるまた),

破風下には三つ花懸魚(げぎょ)が吊られている優美なものです。

 

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