コンサルタントのネタモト帳+(プラス)

ビジネスにも料理にも役立つ“ネタ”が満載!社労士・診断士のコンサルタント立石智工による経営&料理ヒント集

[オボエガキ] 午後10時のアポイント

2005-05-09 | オボエガキ
長かったGWも明け、世の中再び日常モードに戻っています。私のGW中は、報告書書いて、報告書書いて、レポート書いて、提案書作って・・・・こんな調子でほぼ仕事三昧でした。お客様のアポが入らないときに集中して一気に書き物を片付けた形になりました。

さて、5月3日付の記事「『顔を出す』ことの重要性」に書きましたが、信頼を得るためには何より「きちんと顔を出す」ことが大切です。ということで、GW明けの日常モード再始動として、先日厳しい一言を頂いた社長へ連絡し、アポイントを取りました。

私「社長、こんどこそお約束通りお伺いさせていただきたいのですが・・・」
社長「本当かぁ?また前みたいにちょろっと顔だして来なくなるんじゃないのぉ?」
私「いえ、今度こそ本気です!何とかお願いいたします!」
社長「そぉ、そしたら取り敢えずいつ来たいの?」
私「明日の午後か、明後日の午前中でお時間いただけませんか?」
社長「明後日は都合が悪いし、明日の午後もちょっと・・・・」
私「明日なら夜遅くでも構いません!」
社長「そしたら、午後10時でもよい?」
私「わっかりました!明日の午後10時にお伺いいたします!」

通常だと、ありえないアポイントの時間です。他のお客様のところでは、基本的には定時以降に打ち合わせがかからなようにアポをとっています(もちろん、どうしてもの時は別ですが)。これは、私が「私たちとの打ち合わせために、お客様に残業を強いてはならない」ということをコンサルティングの基本姿勢としているからです。

しかし、この社長に限っては別です。まず、この社長の会社は24時間オールタイムのサービスを提供しているので、常に「オンタイム」であることがあります。そして、社長自身が「いったいいつ休まれているんだ?」「24時間働いているんじゃないか?」と思うほどバイタリティ溢れる社長であることを存じ上げているからです。ですから、私から「夜でも」ということが出来るのです。

「信頼」を得る第一歩は、「相手にあわせ、相手にくらいついていく」ことに尽きます。今回の場合は、社長のバイタリティになんとかくらいついて、もう一度信頼をしてもらえるようになりたいと思い、頑張っていこうと思います。

ちなみに、「午後10時のアポイント」が可能なのは、あくまで相手がそういう仕事のスタイルだから可能なことです。普通はこんなアポイント入れると「なに言ってるんだ?」と怒られてしまいますので、ご注意ください。(って、分かりますよね?)

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