[オボエガキ] 「ちょこっと」が命取り

ここ数年、私を含めた勤務先のコンサルタント４名にて、某大学の授業をオムニバス形式で担当しています。今日は、私が担当の順番ということで、いつものように授業を行いました。

今日の講義内容は、昨年の内容をほぼ踏襲したものでした。内容を全く変えないのも面白くないなぁと思い、テーマに関連する最新の時事ネタを「ちょこっとだけ追加」しました。

さて、講義を行ってみると、この「ちょこっとだけ追加」した部分で余分に１０分も時間が掛かってしまいました。よくよく考えれば、全体の授業が９０分なので、１割以上時間が余分に掛かっていることになります。もともと「若干駆け足気味」でちょうど良い授業だったので、たちまち時間配分がパンク状態。最後は完全にＭＡＸスピードで授業をせざるを得ませんでした。

今日の失敗は、「追加分に掛かる時間を事前にきちんとシミュレートしなかったこと」に尽きます。もともと早足気味の授業でしたので、それ以上の追加をするなら他をカットすべきだったのでしょう。安易な「ちょこっとだけ」という気持ちが大きなトラブルを引き起こすという、典型パターンにまんまとはまってしまった感があります。

とは言っても、終わってしまった事は仕方が無いので、こうなれば次善の手を打つしかありません。とりあえず、今回は「今日の授業で使ったスライドを印刷して、来週全員に配布してもらう」ことで対応する予定です。もちろん、次の担当番の時には、よくよく注意しなければいけませんね。何はともあれ、大反省です。