コンサルタントのネタモト帳+(プラス)

ビジネスにも料理にも役立つ“ネタ”が満載!社労士・診断士のコンサルタント立石智工による経営&料理ヒント集

ニュースを見ていて思ったこと

2005-08-10 | 国政選挙SP
今日はネタ満載なので、4本目行きますゞ(^^;;
今日のblogを全てご覧になりたい方は、左カレンダーの「8月10日」をクリックお願いしますm(_ _)m。

#なお、このblogは”摩邪”風にお読みください。
#ただしディテールが若干異なる場合があることをご了承ください。

ひとーぉつっ!
「自分の信念に基づいて反対を入れた。ただ、それだけで、こんな仕打ちを受けるとは・・・・」っていぅ自民党の郵政反対派ぁぁ!

「ただ、それだけで、こんな仕打ちを受けるとは」ぁぁぁ?はぁぁぁぁ?(-o-#)

党の方針に反して自分の信念に基づいて反対票を入れたんだろう?だったら、党や他人からどう思われたっていいんじゃねぇのかぁ?
ぐだぐだいわずに最後まで自分の信念を貫きゃいいんぢゃねぇか、コノヤロォォォ!( ##-o-)' ==@(Kan!Kan!Kan!Kan!)

ひとーぉつっ!
「同じ自民党から、刺客を送り込まれるとは・・・・」っていぅ自民党の郵政反対派ぁぁ!

「オ・ナ・ジ自民党」ぉぉぉ? はぁぁぁぁ?(-o-#)

おまえは、もう、公認うけられてないってこと、まだ分かんねぇのかぁぁ?つまり、もうお前は「自民党の国会議員」として認められてねぇってことだんだよぉ。選挙に出るのは勝手だが、党の方針に反したんだから、ぐだぐだ未練かましてんじゃネェぞ、コノヤロォォォ!( ##-o-)' ==@(Kan!Kan!Kan!Kan!)

#ちなみに”摩邪”はエンタの神様を中心に活躍の
#お笑い芸人さんです。
#ご存じない方や詳しく知りたい方はオフィシャルWeb
http://machamacha.fc2web.com/
#をご覧頂ければ幸いです。

組織にできるのは壁だけ?

2005-08-10 | マネジメント
愛読しているblogの一つにトリンプ吉越社長「革命社長日記」があります。「早朝会議革命」を読ませて頂いてから、吉越社長の考え方に非常に感銘を受けていますが、昨日blogにupされた記事は、またまたココロを打たれるものでした。

# 吉越社長「革命社長日記」は公開終了しています。

吉越社長の長期休暇が終わるとのことで、昨日(8/9付)のblog記事には「仕事モードへの切り替えのために読み返したモノ」がが書かれています。それは、吉越社長自身がメッセージとして発信した「トリンプ社内に徹底したい私の考え方」です。どれも非常にシンプルで分かりやすく、ココロに響くものですが、私が特に注目したのが「組織」に関する次のメッセージです。

組織に壁、天井、床をつくるな。常にフレキシブルな体制であれ


よく「組織の壁」は議論されます。組織の硬直化が進むことによる縦割りの弊害は議論されて久しいですが、上下間の「天井」や「床」には、そこそこの企業・経営者では、全く目が行かないのではないでしょうか?

しかし、よくよく考えれば、組織には「左右」だけでなく「上下」もあるわけですから、ここに「天井・床」があっては組織全体のパワーは落ちて当然です。元気のない企業では、上司が「部下が言うことを聞かないから・・・・」といい、一方の部下は「上司が何も考えてないから・・・」というような様子が見られますが、これこそ正に組織に「天井・床」ができてしまっている何よりもの証と言えましょう。案外、「壁」よりも「天井・床」ができてしまう方が企業にとっては厳しいのかもしれません。

組織を作るのは、そこに「組織があった方が、それぞれの仕事が上手くいく」ということが前提となっているからです。上下・左右と足を引っ張り合ったり、お互いに責任を転嫁したりするような組織は、もはや組織とはいえません。社内の部署部署で役職や肩書きにこだわり始める様子がみえたら、それは”黄信号”ととらえることが必要であると私は感じました。

吉越社長のblogは、いつも非常に大きな”気づき”を得ることができます。皆様もぜひご一読頂きたいと存じます。オススメです。

ナイス陳列!

2005-08-10 | マーケティング
この写真は、JR多治見駅のKIOSKで撮影しました。おにぎりといえばお茶が欲しくなるのが人情、ディスプレイ一つで見事に”提案”しています。

もひとつ欲を言えば、お茶がやや奥にあって取りにくいので、おにぎりとお茶を交互に並べるなど「前面陳列」ができるようにしても良いかもしれませんね。それを差し引いても、「陳列のお手本」でしょう。

改めて”政策”を考えてみる

2005-08-10 | 国政選挙SP

カテゴリ追加!


経緯はともかくとして、突如「衆議院議員選挙」が降ってわいてきました。どのような考え方で投票行動を起こしたとしても、選挙結果は「国の進む方向」を決めることになります。ということで、注目の衆院選に向け、このblogでもカテゴリを追加し、追っかけていきまし。もちろん「経営エッセンス」は忘れません。

なお、[衆院選挙SP]カテゴリに分類する内容は、あくまでも「個人的私見」ですので、何卒ご了承願います。

(19:40 追記・・・補足)
ちなみに、このカテゴリを設けた理由は、自分自身の投票行動に対する考え方を整理するためです。特定の政党や個人を応援する意図は全く持ち合わせておりませんので、合わせてご了承願います。


「政策」のそもそも論


さて、前回の衆院選ぐらいから、ようやく「政策」にも目が向けられるようになりました。マニフェストやら選挙公約やら、いろいろな形で「政策」が公表されていますが、そもそもの政策の意義について考えてみたいと思います。

Yahoo!の辞書(大辞泉)で「政策」を引くと、以下の2つの意味が出てきます。
1 政府・政党などの施政上の方針や方策。「―を立てる」「外交―」
2 目的を遂行するための方針・手段。「営業―」


上記で言えば、2が包括的な意味を表していると思います。つまり、選挙や政治の世界での”政策”とは「国としての目的を遂行する≒目標に向かっていく」ための方針や手段となります。つまり、政策は、はじめに「目的・目標」ありきであるのです。

株式会社の場合、目指す目標は「より多くの果実(利益)を獲得する」というのが最もシンプルで原始的な目標・目的となります。さて、それでは政治≒国家として目指す原始的な目標・目的は何なのでしょう?最もシンプルに言えば「国全体の活力(≒経済力≒生産能力≒価値創造能力?)を高める」ということになるのでしょう。しかし、その意味するところである「着地点(そのためには、○○という形が最も良い)」は、様々に考えられます。これが政党毎の「政策」の違いとして上げられるのです。


基本的な「政策の軸」


さて、では、「政策の違い」とはどのような形で現れるのでしょう?まず、かつての政策軸であり、大きく分かれるのが、「民主主義 vs 社会主義」です。それぞれの言葉の定義は様々考えられますが、私的な勝手な解釈では、民主主義は「個の機会の平等(≒自由)を保証することで、国の活力を高める」に基づく思想、民主主義は「個の結果の平等(≒共有)を保証することで、国の活力を高める」に基づく思想と捉えています。ただ、少なくとも、今の日本では、各政党は民主主義の前提をとっています。(いまや、共産党をして民主主義の前提がとられています。)

では、民主主義の前提を採ったときに、どのような政策軸の違いが生じるのでしょう。ここで出てくるキーワードが「小さな政府 vs 大きな政府」です。小さな政府と大きな政府も定義が様々ですが、私的な解釈としては以下のように捉えています。
■“小さな政府”の発想
政府の権能をできるだけ小さいことが望ましく、政府の役割は「機会の自由を保障するために、公平な競争環境を整える」ことに集中する。
租税に代表される「富の再配分」は限定的で、租税の累進性は緩やか。
所得に代表される個人間の格差を是とし、介入しない。

■“大きな政府”の発想
政府は一定の権能を持ち、国家全体としての生活の安定を目指すための社会保障の充実を図る。
政府の持つ「富の再配分機能」を積極的に活用するため、租税水準が比較的高く、累進性も強まる傾向がある。
その結果、所得に代表される個人間の格差は一定範囲に抑えられる(すなわち、介入を認める)。

現在の社会情勢で言えば、「小さな政府」の代表格は米国(特に共和党)、「大きな政府」を志向しているのが北欧各国といえるでしょう。

小さな政府と大きな政府が一概にどちらが優れているということはありません。しかし、米国も北欧各国も「国民」が政策軸をけってしていることは間違いありません(意識しているかどうかに関わらず、です)。

おりしも、衆院の解散当日に自民党サイドから「自民党が志向する小さな政府と、民主党が狙う大きな政府のどちらが良いかを選ぶ選挙だ」という話が報道されていました。この言葉を真正面から受ければ、自民党は「富の再配分機能(≒税負担)を限定化し、個人間の格差を是とする国≒頑張ったら報いを得られるかもしれないが、頑張らなければ誰も助けてくれないかもしれない」という姿を「将来の国の姿」として目指していることになります。一方の民主党は・・・いまのところはっきりとは見えませんね(^^;;。いずれにせよ両党ともにマニフェストがそろうと思いますので、改めて分析したいと思います。いずれにせよ、今回の選挙では、両党とも、今回の選挙こそ政策の目指す「着地点(=あるべき国の姿)」をどこにおくかをはっきりしてもらいたいと思います。

ちなみに、前回の衆院総選挙の総括として、「独立行政法人経済産業研究所」の外国人研究員より、興味深いレポートが示されています。日本の「政策論争」はどのように見られているのか、一読の価値があります。


■「総選挙結果の意味をどう見るべきか」 CURTIS, Gerald
http://www.rieti.go.jp/jp/papers/journal/0401/bs01.html

オマケ:今日の選挙ニュース・・・ムネオ新党?


そういえば、Web記事をいろいろ見ていたところ「ムネオ新党結成」なる記事がありました。そう、あのムネオ氏がまた立候補するそうです。すっかり「あの人は今・・・」感があると感じたのは私だけでしょうか?ちなみに某「総理!総理!総理!」氏も出馬意向だそうです。