コンサルタントのネタモト帳+(プラス)

ビジネスにも料理にも役立つ“ネタ”が満載!社労士・診断士のコンサルタント立石智工による経営&料理ヒント集

チームリーダーの教科書

2005-04-13 | 読書机
福助株式会社を見事企業再生に導いた藤巻幸夫氏による書籍。フジマキ流の「リーダーシップ」に対する考え方が明快に示されている。

成果主義が叫ばれる昨今、リーダーにかかるプレッシャーは想像を絶するものがある。私のお客様の中からも「部下がなかなか動いてくれなくて大変なんです・・・・。」というリーダーの声がたびたび聞こえてくる。

しかし、リーダーになったからこそ出来ることもある。それは、「チームをオモシロクする」ことだ。チームメンバー(+時には上司)を巻き込んで、チームを元気付けることが出来るのは、リーダーの「アツイハート」が必要不可欠なのだ。

この本には、「アツイリーダーの代表格」である藤巻氏が考える”リーダー魂”が描かれている。秀逸は、各セクションのコラムだ。このコラムでは「新商品開発プロジェクト」のリーダーを任された福助社員が、実際に「アツイリーダー」としてチームを支える様子が紹介されている。チームや自分自身を鼓舞し、時には壁にぶつかって悩みながら一大プロジェクトを率いるリーダー姿に、強いワクワク感を感じされられた。こんなリーダーの下なら、「きつくっても楽しい!」が味わえるのだろう。

初めてリーダーになる人はもちろんのこと、「やる気に満ち溢れていた時代」を思い返したいリーダーにもお勧めしたい書籍である。

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[よもやま話] 「何かご質問は?」の代わりの言葉

2005-04-13 | よもやま話
以前、ある研修に参加した時のことです。研修の最後に、講師から「今日一日を振り返って、皆様の中でもっと深く知りたいと感じた点はどこですか?」と尋ねられました。このフレーズを聞いた瞬間、非常に驚きを感じました。

普通よくある聞き方は、「何かご質問はありませんか?」です。この場合は質問があるかないかしか聞いていません。受講生が考えるのは「質問あったっけな~?」となります。

一方、最初のような尋ね方なら、受講生は「えっと、どこだっけ?」を自然に考えます。こうすると、自然と受講内容の振り返りになっているんです。これは、この質問が具体的な内容を尋ねている、いわゆる「オープン」な質問の形になっているから出来ることなのです。

私も研修などの講師を務めさせていただくときには、最初のフレーズをベースに「一番興味があったところ」「分かりにくかったところ」「もう一度確認したいところ」のようにその時々でポイントを代えて使うようにしています。実際に使ってみると、より多くの発言が出てくるので、驚きです。(このおかげで、時間オーバーするときもままありますが・・・・)

皆さんも研修や会議などで機会があるときに、一度使ってみてはいかがでしょうか?

[オモイツキ]理髪店のメールマーケティング

2005-04-13 | オモイツキ
この[オモイツキ]は、私が何気なく思いついたアイデアを次々貯めていくカテゴリーです。たわいもないアイデアですが、発想のご参考になれば幸いです。

オモイツキ1発目は、理髪店のメルマガ戦略。髪型の清潔感を保つためには、最低でも4週間に1回(=28日)は理髪店に行くことがよいとのこと。でも、「髪がのびたな~」と感じる頃には、「そういえば、前行ったのいつだっけ?」となってしまいますよね?(もしかして私だけでしょうか?(汗))

そこで、次のお勧め時期が近づいたら、メールでポンと案内を出してくれれば、お客様から喜ばれるのではないでしょうか?出来れば1週間前ぐらいに案内をいただけるのが理想ですね。

なんだかいちいち大変そうと感じるかも知れませんが、私の行っているところのようにポイントカードやミニカルテのある理髪店なら、それほど手間をかけずに実現できそうな気がします。理髪店でも「提案営業」が出来るかもしれませんね。