MRI検査と冬の帽子

抗がん剤終了から一か月、病院でMRI検査を受けてきた。

肉腫の再発はないことが確認されて、これで治療は終了との正式宣言。
また来月血液検査に来て、と言われて、「えっ、来月も来るの？」と思わず言ってしまったが、後は3か月に一度ぐらいのペースで転移や再発をモニターしていくことになるそう。
自分の患った肉腫は転移や再発はしにくい種類なのでたちは悪くないが、そのかわり抗がん剤はあまり効かないとか。となるとこの6か月はなんだったのか、いささか複雑。少しの可能性でもやれることはやっておこう、と納得して受けた抗がん剤ではあるのだけれど。

体調に不良なところはまったくないがまだ脱毛が続いていると言ったら「あと1週間ぐらいの辛抱。その後は生えてくるだけだから」とのご託宣。

というわけでほぼ最終形の脱毛状況がこれ。
　
5クール目終了時点では山中伸弥教授だったのに、ただのはげおやじになってしまって残念。

で頭が寒いのでまた帽子買いたい病が発症。
　渋谷の帽子屋さんで見つけたのはころっとしたベレー。
髪がない分、伸縮性のない造りではゆるいのだが、内側のテープを縫い縮める方法を教えてもらった。

　ネット上では冬のニット帽が選び放題。
上の紺のニットはコットン素材で長くかぶれるのだが、網目が思いのほか粗くて地肌が透けてしまうのが計算外。これは髪が少し生えてくるまで待たないといけない。
左の白はたっぷりと暖かいが、室内で被っているには暑すぎる。
右のグレーのはやや厚手のコットンで、厚さと言い大きさと言い、今の時期室内で被るのにちょうどいい。

大量の帽子で棚がいっぱいになってきた。