「抗がん剤がなんぼのもんじゃい」改め「肉腫も腎臓ガンもなんぼのもんじゃい」

青天の霹靂の大腸肉腫発覚、抗がん剤治療を終了したら今度は腎臓ガン発覚。治療を記録することにしました。

7年7か月検診クリア

2019-09-17 14:53:09 | お気楽日記
前回の予告通り、1年ぶりの更新。
それというのもおかげさまでこの1年、何も不具合がなかったおかげ。

と言うわけで無事に肉腫手術から7年7か月、腎臓手術から6年4か月目の定期健診を問題なくクリアできた。

年1回のCTももう人間ドック代わり、主治医からも「もう全然心配してないからね~」とありがたいお言葉。
若い、若いと思っていた主治医は久しぶりに顔を見たらちょっとおじさん入ってきた感じだったが、思えば人間ドックの婦人科検診でお世話になって以来もう10年以上のお付き合い、彼も年を取るわけだ、人のことは言えないけど。

病気の心配はもうほとんどないが、順調に年を取って体力は確実に衰えてくるので、この夏は動けるうちにとモンゴルへトレッキングに行ってきた。


こんな氷河を見るために6時間も歩いたらもうヘロヘロ。

  
 
しかしおかげで一面の花畑を見られて、今年も無事に旅ができる幸運に感謝。

昨日テレビを見ていたら21歳でガン闘病中の男の子の話題が取り上げられていた。
希少ガンを克服したら今度は白血病を発病して、つらい治療中にSNSに「がんになってよかった」と発信したのが議論をよんだということ。

深刻度が全く違うのでこんなことを言うのは申し訳ないような気がするが、自分も彼の発言をちょっとはわかる気がする。
肉腫という、ネット検索すれば悲観的な情報ばかりが見つかる病気をしたおかげで明日は不確実であること、今生きているありがたさがわかったから。
同時にいささか自覚はしていたけれど、それ以上に自分が能天気な人間であることを実感してしまったのはよかったのか、悪かったのか。

テレビでは闘病中のSNSがいかに見知らぬ人同士をつないで患者に勇気を与えるかをも取り上げていて、これもまた自分で経験したこと。
なので今年もこんな記事を投稿させていただいた。
闘病中のどなたか一人でも、こんなお気楽な記事で希望を持っていただけることを願って。