生まれて初めて119番通報して、初めて救急車に乗った。
と言っても自分の具合が悪くなったのではない。
父親の顔を見に行って夕食を作り、さあ、食べましょうとなったら父の足腰が立たなくなってしまったのだ。
普段はサービス付き高齢者住宅に一人住まい、家族が行った時だけ一駅隣の実家に泊まるのだが、昼間はちゃんと自分の脚ででかけた。
それが夕方にはどうしても起き上がれなくなってしまって、ひっくり返った亀のようにじたばたするだけ。
私の力ではイスに座らせることさえできなくて、これはどうしようもないと119番通報した。
通報してから来てくれるまで10分ほどだっただろうか。
救急隊員さんたちは丁寧で親切で、なんとありがたいこと。
15年ほど前には住んでいたマンションの上の階で火事があり、その時も消防隊員さんたちが親切で感激したことがある。
日本の消防・救急ってすばらしい。
ところが「帰りが楽でしょうから」と気を利かせて運んでくれた駅前の病院がトホホなところ。
土曜の夜間で宿直医が一人、すぐにCTを撮って脳梗塞などではなさそうと確認してくれ、熱が39℃もあって白血球数が異常に高いので何かの感染症ではないか、と診断してくれたところまではいい。
しかしその後の処置やら入院手続きやら、命の危険はないと判断されたからか、何をしているのかもわからずやたらと時間がかかる。
しかもこの後はどうゆう診察をしてくれるのかと聞くと、夜間の看護師曰く、「月曜日に担当医が見ますが、午前中は外来が優先ですから」って、救急搬送されたのに、とびっくり。
とにかく医師といつ話せるのか連絡をもらえるよう話をつけ(と言っても結局こちらから連絡するまで何も言ってこず)、大部屋に収容された父親の様子を確認して病院を出るまで4時間もかかって疲れた。
その後は抗生物質の点滴で熱は下がり、今日は足もちゃんと立つようになったので一安心。
しかしこの病院、動けないからと下はおむつ、念のためにと食事も止められたが、明らかに良くなっているのに「食事は?」とこちらが聞くと「え、出てなかったんですか」ってひどすぎる。
抗生物質は効いているようだが、ちゃんと原因を特定してくれるのだろうかともう不信感でいっぱい。
普段はすこぶる元気で、常用している薬も入れ歯もないと言ったら看護士にびっくりされたが、86歳ではいつ何が起こるかわからない、と実感させられた今回の件。
病院も選ばないと大変ということも学ばされた。
今まで自分がお世話になった病院はやっぱりいい病院だったんだ。
ちなみに初めて乗った救急車は中にいろいろな器具がコンパクトに収納されて感心したが、乗り心地はあまりよくない。
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と言っても自分の具合が悪くなったのではない。
父親の顔を見に行って夕食を作り、さあ、食べましょうとなったら父の足腰が立たなくなってしまったのだ。
普段はサービス付き高齢者住宅に一人住まい、家族が行った時だけ一駅隣の実家に泊まるのだが、昼間はちゃんと自分の脚ででかけた。
それが夕方にはどうしても起き上がれなくなってしまって、ひっくり返った亀のようにじたばたするだけ。
私の力ではイスに座らせることさえできなくて、これはどうしようもないと119番通報した。
通報してから来てくれるまで10分ほどだっただろうか。
救急隊員さんたちは丁寧で親切で、なんとありがたいこと。
15年ほど前には住んでいたマンションの上の階で火事があり、その時も消防隊員さんたちが親切で感激したことがある。
日本の消防・救急ってすばらしい。
ところが「帰りが楽でしょうから」と気を利かせて運んでくれた駅前の病院がトホホなところ。
土曜の夜間で宿直医が一人、すぐにCTを撮って脳梗塞などではなさそうと確認してくれ、熱が39℃もあって白血球数が異常に高いので何かの感染症ではないか、と診断してくれたところまではいい。
しかしその後の処置やら入院手続きやら、命の危険はないと判断されたからか、何をしているのかもわからずやたらと時間がかかる。
しかもこの後はどうゆう診察をしてくれるのかと聞くと、夜間の看護師曰く、「月曜日に担当医が見ますが、午前中は外来が優先ですから」って、救急搬送されたのに、とびっくり。
とにかく医師といつ話せるのか連絡をもらえるよう話をつけ(と言っても結局こちらから連絡するまで何も言ってこず)、大部屋に収容された父親の様子を確認して病院を出るまで4時間もかかって疲れた。
その後は抗生物質の点滴で熱は下がり、今日は足もちゃんと立つようになったので一安心。
しかしこの病院、動けないからと下はおむつ、念のためにと食事も止められたが、明らかに良くなっているのに「食事は?」とこちらが聞くと「え、出てなかったんですか」ってひどすぎる。
抗生物質は効いているようだが、ちゃんと原因を特定してくれるのだろうかともう不信感でいっぱい。
普段はすこぶる元気で、常用している薬も入れ歯もないと言ったら看護士にびっくりされたが、86歳ではいつ何が起こるかわからない、と実感させられた今回の件。
病院も選ばないと大変ということも学ばされた。
今まで自分がお世話になった病院はやっぱりいい病院だったんだ。
ちなみに初めて乗った救急車は中にいろいろな器具がコンパクトに収納されて感心したが、乗り心地はあまりよくない。
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