「抗がん剤がなんぼのもんじゃい」改め「肉腫も腎臓ガンもなんぼのもんじゃい」

青天の霹靂の大腸肉腫発覚、抗がん剤治療を終了したら今度は腎臓ガン発覚。治療を記録することにしました。

しつこい腰痛におびえる

2015-07-30 16:45:17 | 病気のこと
東北の旅行から帰って以来、しつこい腰痛が気になっている。

場所は腰の真ん中、生活に支障があるほど痛むわけではないが、張りと言うか重苦しさがずっと取れない感じ。
今まであまり腰痛に悩まされたことはないし、なにかをしたとか思い当たる節もない。

そこでいつものごとくネット検索をしてみれば「ガンを患ったことのある人は要注意」と出る。
母の場合もそうだったが、腰痛がガンの骨転移の兆候であることがあるからだ。

次回の定期健診は8月の末、それを早めてもらおうかと思ったら予約がいっぱいで何日も早まらない。
ちょっと痛いだけなので待ってもいいのだが、「もしや」と思いながら過ごすのがなによりいやなので近所の整形外科に行ってみることにした。

診察してくれたお医者さんはこちらの病歴を「大腸に肉腫ですか?」とびっくりしながらもしっかり聞いてくれて、期待した通りレントゲン撮影。
結果は「X線で見た限りは何も問題ないです」とのことでひとまず安心。
もちろんX線だけで骨転移がないとは断言できない、とくぎを刺されたが、まったくなにもせずに不安におびえるよりずっといい。

先生曰く「場所が典型的腰痛のところだから、ただの腰痛かもしれません」だそうだが、「ただの腰痛」って何?
ようするに明らかな原因のわからない腰痛ということらしく、対処法も湿布を貼ることぐらいだそうな。
「冷房のせいで腰痛もありますよ」と言われれば連日冷房はかけっぱなしだしな。
「主治医の先生にはちゃんと話してください」と言って余計なことはしないこの先生は信用できる。

それにしても毎度のことながら、ちょっとした不調でも「もしや」とおびえてしまう。
低悪性と言われていてもこれなのだから、ガンとはやっかいな病気だ。


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また東北に行ってきた

2015-07-01 13:44:09 | お気楽日記
年に3回ほど発売されるお得な「大人の休日倶楽部パス」、これを使ってまたまた東北に行ってきた。

まずは盛岡から八幡平の頂上へ。
 
まだ雪の残るところもあるが、湿原は期待通り高山植物が花盛り。

  
かわいいハクサンチドリやイワカガミ、シラネアオイをはじめ
 
ミズバショウもばっちり見られてハイキングを満喫。

 その後は標高1100mのふけの湯温泉でむせるほどの硫黄の香りを嗅ぎながら露天風呂。

その翌日はあいにくの雨の中、バスで玉川温泉へ。
 
ここも硫黄の煙がすごい勢いであがっているが、ここの岩盤にむしろを敷いて体を温める治療法はガン患者さんたちに有名なところ。
バスの乗り継ぎの関係で大浴場に10分しか入れなかったが、Ph1.2の強酸性のお湯も強烈で、ここはまた何日か泊りがけで来てみたい。

有名な玉川温泉を駆け足で通り過ぎたのは宿泊する古遠部温泉に行きつくため。
バスや列車の本数の少ない地方では事前にしっかり調べておかないと目的地にたどり着けなくなる。

と言うわけで無事にやって来た古遠部温泉。
 
こちらは鉄臭い温泉がドバドバと浴槽からあふれ出し、お湯の流れる床に寝そべって「トドになる」ことを推奨していると言う珍しいところ。
陽のあるうちは地元のおじいちゃん、おばあちゃんがたくさん来ているが、夜には立ち寄りの人もいなくなってこのお風呂を独占。お湯の流れる音を聞きながらトドになると岩盤浴のように背中や腰が温まって、これは極楽。

と3種類のそれぞれ全く異なる個性的な温泉を楽しんで、その後は
 
 田舎館で田んぼアートを眺め
 
八戸の朝市でおいしいマグロの朝ご飯を食べ
 
三陸鉄道に乗って、久慈のウニ弁当をぶら下げて帰ってきた。

6月の東北は3年前、抗がん剤を始めてちょうど脱毛が始まった頃に行って心癒された場所。
今回は仕事でお疲れの友人を連れて行って喜んでもらえた。

三陸鉄道などはやはり大人の休日倶楽部パスを持った中高年でいっぱいだったけれど、こんな贅沢な旅ができるのもJRさんのおかげ。
さて、次回はどこに行こうかな。


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