「抗がん剤がなんぼのもんじゃい」改め「肉腫も腎臓ガンもなんぼのもんじゃい」

青天の霹靂の大腸肉腫発覚、抗がん剤治療を終了したら今度は腎臓ガン発覚。治療を記録することにしました。

父の介護認定

2017-05-21 17:33:47 | お気楽日記
先月病院に救急搬送されたわが父、おかげさまでただの感染症だったらしく、1週間の抗生物質の投与だけで無事に退院し、その後は以前通り(と言ってもヨタヨタだが)に歩けるようにもなって一安心。
誰よりも本人が一番ほっとしているのではないかと思う。

運び込まれた病院の、特に看護体制にはあきれる部分も多かったが、今回の一件にもいいことはあって、それまでいくら言っても血圧が高いのに病院に行こうとしなかった父、入院中に処方された薬の効果に驚き、医師に高血圧の怖さをしつこく言われたこともあって、今後はまじめに通院することを決心したらしい。

さらに前々から懸案だった介護認定も、入院中に市役所に申し込んでくると素直に受け入れてくれた。
これまでは「そんなものいらない」と言っていたのだけれど、さすがに自分の衰えを実感したらしい。

その介護認定の判定員、先日やっと来てくれたのだが件数が多くて大忙しらしい。

父が暮らすのは東京の近郊、通勤距離圏の元新興住宅地。
45年前に家を新築して引っ越した時には周り中が同様に越してきた子連れのファミリーだった。
それが住民はほぼそのまま、みんな45年分年を取って、おかげで近所にあったファミレスは軒並み葬儀場に変わり、大型スーパーの入り口すぐには大きくてかなり充実した介護用品売り場が作られ、トイレに入ってみたらすべて手すり付きのシニア仕様に替わっていた。

なんだか日本の縮図を見るよう。

介護認定の審査にはまたしばらくかかるようだが、果たしてわが父はデイサービスなどに素直に行ってくれるだろうか。


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