「抗がん剤がなんぼのもんじゃい」改め「肉腫も腎臓ガンもなんぼのもんじゃい」

青天の霹靂の大腸肉腫発覚、抗がん剤治療を終了したら今度は腎臓ガン発覚。治療を記録することにしました。

食事の影響

2014-03-06 10:49:31 | お気楽日記
帰国早々、腎臓を見てもらっている病院で血液検査、その結果を持って肉腫を見てもらっている婦人科で内診。

結果はどちらも全く不安要因なし。
腎臓手術をしてもらった先生には「手術跡のみみずばれがいまだに消えません」と見せたら、「体質かな?ステロイドでよくなることもあるので出しましょう」と言いながら、次回の検査予定を入れているうちに見事に忘れられた。
別に生活に支障があるわけではないので、まあいいや。

ところで血液検査の結果、腎臓の働きを示すクレアチニンは前回の1.02から0.94にほんのちょっぴり改善した。
それはいいのだが中性脂肪がなんと287!
以前からLDLコレステロールと中性脂肪の値が標準値からすこしばかりはみだしていたのだが、こんなに高くなったことはない。

先生は「それだけ元気だってことですね」と気にもしていないようだが、それだけよく食ってるから、ってこと?

原因として考えられるのは南極旅行中の食事。
欧米人向けの船で三食ガッツリ食べていた、そのせいだとしか思えない。
なにしろ朝から卵やベーコン、パンケーキ。昼も夜も油を使った料理で、魚が出ても白身のソテー。野菜と言ってもサラダばかりで、油を使ったドレッシングやマヨネーズであえる。

ほんの数日前、「スーパーサイズ・ミー」という映画を見た。
アメリカ人のドキュメンタリー監督が1か月間、三食すべてマクドナルドだけを食べて体調の変化を見た、その記録。
なにしろひたすらハンバーガーとフライドポテトを食べ、バケツのように大きな容器に入ったコーラを飲み続けるのだから見ているだけで胸焼けがする。
そしてその結果、1か月間で何と10キロも太り、血液や肝臓の値は医者が本気で心配するほど悪くなり、気分まで落ち込んでしまうのだ。

和食がいかに体にいいか、実感した次第。


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南極から戻りました

2014-03-02 12:32:05 | お気楽日記
約1ヶ月の旅行を終え、無事南極から戻りました。

今回の旅は幸いにして天候に恵まれ


地面を覆い尽くすペンギンを見たり


ゴロゴロ転がるアザラシに笑ったり


いたるところにある氷河やら


氷山やら

まさに「南極!」という景色を堪能することができた。

体調はおかげさまで絶好調。
旅行中に肉腫の手術から2周年を迎えたが、去年の手術も遠いことのように思える。

船の乗客は欧米人ばかりで、日本人はおろかアジア人も自分一人だったが、こんなところまで来る人たちはさすがに旅行好きばかり。
日本に来たことのある人も多いし、口から飛び出すのはアフリカやらガラパゴス、北極旅行の思い出話。

しかし多くの人が言っていたのが「ここに来られる自分たちはいかに幸運か」ということ。
ある程度の時間的、経済的余裕が必要なので年齢層が高いせいもあるが、「健康で体力があるからこそここに来られた」と異口同音に言う。

連れ合いを病気で亡くした人や、中には飛行機の墜落事故から奇跡的に生還した人などもいて、そんな人には自分の病気のことやら母のことまで話すことができた。そしてお互いに合意したのは「明日のことは誰にもわからない。だからこそしたいことはできるうちにしよう」ということ。

行ってよかった、と心から思う。

詳しい旅行の模様はこちらのブログへ → Luntaの小さい旅、大きい旅


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