30年前にロストパッケージして以来、どうも入手を避けていた
MFSL箱。お金がない中で、骨折の保険金で二箱目。
アビイが強烈な音でびっくり。
MFSL、マスターテープのコピーからモービル社が原盤を作り、スタンパー
製作からプレスを日本のビクター神奈川工場で1980年代に行った代物で、
最近色々調べたところ、一部タイトルの単品リリースのものはアメリカ
マスターだったみたい。そして、このボックスセットはすべてUKマスター
を使用したということ。
しかし日本ビクター、すごいんだな、プレスの技術力。
そういえば、宇多田ヒカルのCDにもビクター委託があるらしく、本家の
東芝盤を上回ると聴いたことがあったし、ジュリアンのヴァロッテにも
ビクタープレスがあるので要研究しよう。
そして、アメリカマスターを使ったという単品のアビイMFSLと聴き比べ。
マトから見るとこちらの方が若い。
うーん、なんとなくボックスと違う気がするが。心持ちボックスより
音がまとまっている感じもするが、おんなじ気もします。
最後にUK 2/1初盤。やっぱり恐れ入る音でMFSL盤を超えてると思います。
迫力、斬れ味、音の詰まり方、鮮度、全てで。
そういえば、UK原盤のニュージーランド盤とレーザーターンテーブルで
聴き比べた時、同じ原盤でもUK盤は群を抜いていました。
もう今日はアビイ光線で心の洗濯、最高です。