こんにちは。
昨日自宅に届いたマイコミ発行の
ビジネスマン向けフリーペーパーです。
※マイコミ
毎日コミュニケーションズ
学生さんには就活サイトで
おなじみですよね。
マイコミの営業さんから勧められて
定期購読するようになりました。
前職からのつながりもありますし
この関係性が就職活動の
リアルタイム情報元になってます。
仕事のつながりということで
興味深いことを書いてみますね。
◆東武鉄道とアサヒビール
※※
東京都内の某所にあった高級料亭での話である。
一日東武鉄道の根津嘉一郎社長の招きで出かけ
ごちそうになったことがある。
「ビールを、そうアサヒビールを頼む」
「手前どもではキリンしか置いてありませんのですが・・」
「アサヒはないのか、社長帰りましょう!」
そのとき、根津さんが手を上げて制し
「まあキリンでもよかろう」
鶴の一声でその場は収まったが、以後東武の人々は
この料亭を使用することがないと聞いた。
根津とアサヒの関係には深いつながりが歴史的にある。
※※
(邑井操「人望力」PHP文庫1993年より、一部省略)
◆企業同士の結びつきの知識
根津嘉一郎(初代:1860-1940)は根津財閥を立ち上げた
東武鉄道のトップでした。
この財閥関係出身者のなかに「根津の片腕」ともいわれた
アサヒビール初代社長の山本為三郎がいるということが
東武とアサヒビールの歴史的なつながりです。
邑井さんの紹介した逸話はおそらく二代目の根津嘉一郎
(1913-2002)との会席ではないかと思うのですが
こういう企業同士の「歴史的な関係性」を知識として
知っておくと、いろんなことが見えてきますよね。
◆関係性が優先する商取引の世界
社会人で取引先接待を経験している人には
ビールの銘柄の話には「ピン!」とくるかと思います。
歴史的なつながりや、企業株主構成の関係で
「どうしてもその会社を使う」ということは
ありますよね。
そしてまた個人のつながりであっても
「どうしてもその人を使う(頼る)」
ということもあります。
価格や性能で優越が明らかでない場合には
関係性が優先するのが商取引の世界でしょう。
「営業マンは自分を売るのだ」
という格言もここから来ています。
◆勉強しよう、文章力
さて冒頭のCOBSの今月特集は
言葉を磨いて抜きん出る!
最強の文章力。
※※
企画書、営業日報、メモ・・。ビジネス文章のやりとりなしに仕事は進まない。
それぞれの形は違えど、共通して守るべきは「伝わる」こと。
※※
「COBS」8月号より
ビジネスノウハウでもあるのですが
就職活動でも必要なものは「文章力」でしょう。
技術論としての文章表現ということもありますが
就職活動のエントリーシートということでは
「伝える内容のあるものを伝えましょう」
学生の場合は文章技術もさることながら
まずはいろいろな知識(勉強)を蓄えることですよね。
知っていることはすなわち力になります。
◆知識は力
企業同士の関係性を知っていれば、世の中のしくみが見えてきます。
どの企業がどう結びつくか。つまり業界研究や企業研究です。
ここから勉強したことを、さらにブログなどで発信していけば
知識の補強と文章力の勉強にもなります。
ということで私も日々勉強していますよ。
企業同士の関係性。人同士の関係性。
営業マンには必須なんですもの。
ではまた。
追記:
毎日コミュニケーションズ(マイコミ)
「COBS」配布場所
【都営新宿線】 市ヶ谷 九段下 神保町
【都営浅草線】 東銀座 日本橋 新橋
【都営三田線】 日比谷
【都営大江戸線】青山一丁目 新宿 六本木 大門
※時期によっては配布していないようです。
※偶数月の25日頃に無料配布中(2010.9現在)
昨日自宅に届いたマイコミ発行の
ビジネスマン向けフリーペーパーです。
※マイコミ
毎日コミュニケーションズ
学生さんには就活サイトで
おなじみですよね。
マイコミの営業さんから勧められて
定期購読するようになりました。
前職からのつながりもありますし
この関係性が就職活動の
リアルタイム情報元になってます。
仕事のつながりということで
興味深いことを書いてみますね。
◆東武鉄道とアサヒビール
※※
東京都内の某所にあった高級料亭での話である。
一日東武鉄道の根津嘉一郎社長の招きで出かけ
ごちそうになったことがある。
「ビールを、そうアサヒビールを頼む」
「手前どもではキリンしか置いてありませんのですが・・」
「アサヒはないのか、社長帰りましょう!」
そのとき、根津さんが手を上げて制し
「まあキリンでもよかろう」
鶴の一声でその場は収まったが、以後東武の人々は
この料亭を使用することがないと聞いた。
根津とアサヒの関係には深いつながりが歴史的にある。
※※
(邑井操「人望力」PHP文庫1993年より、一部省略)
◆企業同士の結びつきの知識
根津嘉一郎(初代:1860-1940)は根津財閥を立ち上げた
東武鉄道のトップでした。
この財閥関係出身者のなかに「根津の片腕」ともいわれた
アサヒビール初代社長の山本為三郎がいるということが
東武とアサヒビールの歴史的なつながりです。
邑井さんの紹介した逸話はおそらく二代目の根津嘉一郎
(1913-2002)との会席ではないかと思うのですが
こういう企業同士の「歴史的な関係性」を知識として
知っておくと、いろんなことが見えてきますよね。
◆関係性が優先する商取引の世界
社会人で取引先接待を経験している人には
ビールの銘柄の話には「ピン!」とくるかと思います。
歴史的なつながりや、企業株主構成の関係で
「どうしてもその会社を使う」ということは
ありますよね。
そしてまた個人のつながりであっても
「どうしてもその人を使う(頼る)」
ということもあります。
価格や性能で優越が明らかでない場合には
関係性が優先するのが商取引の世界でしょう。
「営業マンは自分を売るのだ」
という格言もここから来ています。
◆勉強しよう、文章力
さて冒頭のCOBSの今月特集は
言葉を磨いて抜きん出る!
最強の文章力。
※※
企画書、営業日報、メモ・・。ビジネス文章のやりとりなしに仕事は進まない。
それぞれの形は違えど、共通して守るべきは「伝わる」こと。
※※
「COBS」8月号より
ビジネスノウハウでもあるのですが
就職活動でも必要なものは「文章力」でしょう。
技術論としての文章表現ということもありますが
就職活動のエントリーシートということでは
「伝える内容のあるものを伝えましょう」
学生の場合は文章技術もさることながら
まずはいろいろな知識(勉強)を蓄えることですよね。
知っていることはすなわち力になります。
◆知識は力
企業同士の関係性を知っていれば、世の中のしくみが見えてきます。
どの企業がどう結びつくか。つまり業界研究や企業研究です。
ここから勉強したことを、さらにブログなどで発信していけば
知識の補強と文章力の勉強にもなります。
ということで私も日々勉強していますよ。
企業同士の関係性。人同士の関係性。
営業マンには必須なんですもの。
ではまた。
追記:
毎日コミュニケーションズ(マイコミ)
「COBS」配布場所
【都営新宿線】 市ヶ谷 九段下 神保町
【都営浅草線】 東銀座 日本橋 新橋
【都営三田線】 日比谷
【都営大江戸線】青山一丁目 新宿 六本木 大門
※時期によっては配布していないようです。
※偶数月の25日頃に無料配布中(2010.9現在)
BtoCならともかく、BtoBの世界ではいまだにこういう古い関係性が、ある業界にはありますよね。
リアルな現実取引も知識として認識しておくとよいかと思いますねぇ。
価格・サービス・知恵の総量で顧客との「新しい関係性」をつくることもロマンです。
古い関係性を超える「魅力ある提案力」ということに情熱をかけて戦うのが営業のクリエイティブな存在意義です!