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日本航空の会社更生法申請◆唐時代の2つの知恵から学び

2010-01-20 16:16:10 | 日記
こんにちは

日本航空が会社更生法を申請

というニュースが今日の
新聞一面のトップでした。


このニュースを受けて
いろいろなブログに紹介されていたのが
次の言葉でした。


◆創業は易く守勢は難し◆


会社を新しく創業することはたやすいことであり
会社を守勢(維持)していくことのほうが難しい。

唐時代に書かれた「貞観政要」で
政治家の魏徴が述べた言葉です。



日本航空は
大規模な組織が守勢に失敗した
という実例なのかもしれません。



この言葉だけを紹介しても事実の
追認でしかないと思われます。


そこでこの先に

「ではどうしたらいいのか?」

という言葉も欲しいと思います。



私の関心は日本航空という巨大な会社
で働いて生活している多くの方々や、
関連する仕事をされている方々にあります。

唐の時代の、もうひとつの言葉をご紹介します。


◆随所に主となる◆


唐の時代、臨済義玄の法話を収録した「臨済録」から

どんな境遇にあっても自己を失わず、自分自身を
主人公とした揺るぎない精神態度でいるように。


「会社に勤めて仕事をしている」のではなく
「自分が会社を使って仕事をしている」のだ

と考える態度として良いかと思います。


それであれば、会社がどのように変化しようとも
自分は変わることがなく主人公である。


意識の持ちよう、といえばそれまでですが

唐の時代から連綿と伝わってきている
人間と組織の本質は
それほど変化していなさそうですから
臨済録の知恵もひとつの工夫かもしれません。


「本当に世の中で必要であり、役立つ仕事をしているんだ」

という認識が自分自身にあれば、無用な不安に
怯えなくとも生活上の主人公になれます。



創業よりも守勢こそ難しい、ということは

物事は続けることこそ価値があるんですね。

続けること、続けようと努力をしていくなかに
自分を主人公とした人生設計が花開くと思います。


それではまた







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