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葉桜の就活相談~■嶋田卓弥(ジャノメミシン)と松下幸之助■溺れないコツ。

2012-04-11 23:40:26 | 日記

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★★★
4月も週2回更新予定でいきます。
★★★

そろそろ葉桜になりますね。
これから新緑の季節、就活も本格的になってきます。

しっかりと「気を引き締めて」がんばっていこう。



~~・~~・~~・~~


この季節、就職アドバイスする側が心がけていることを
書いていこう。


就活で思うように結果が出せないとき
だれでも苦しくて慌ててしまうものですが

まずは力を抜いて「沈んで」みよう。


~~・~~・~~・~~




■おぼれる人を救うには。


もがいている最中には、手助けが難しいのです。



※※※

ジャノメミシン元社長 嶋田卓弥(しまだ たかや:1901-1983)がかわいがっていた、ある広告会社の若い社長から「取引先の倒産のあおりをもろにかぶって、このままでは会社が潰れてしまいますので、何とか、お金を融通して下さい」とかけ込んできた時、きっぱりと断ってしまった。



「溺れている人を助けるには、いったん沈んで気を失った時、静かに立ち泳ぎでひいて救うのがコツで、もがいている最中に近づくのは、いかなる水泳の達人といえども危険である」からだ。


※※※
伊藤肇「人間学」PHP文庫から



経営の神様・松下幸之助にも、水泳のたとえ話があります。



※※※

泳ぎ方のコツを身につけさせるときは
「浮け」と教えるものではない。


まずは「沈め」と教えるのだ。


「よし、沈むところまで沈んでやろう」
そう覚悟を決めたときに、体は自然に浮く。

※※※
大 久光
『松下幸之助の 私は「この生きかた」を大事にしてきた!』知的生きかた文庫から



~~~~~~~~~~~~

これらの「水泳のたとえ話」は
いずれも経営者の実体験からにじみ出た教訓なので
覚えておいて損はないと思うよ。


余計な体の力を抜いた瞬間
「浮かび上がることができる」ということだ。




就活の場合には、いったん自分の素直な気持ちに立ち戻って
現在の活動を静かに振り返る「気持ちクールダウン」ということです。

~~~~~~~~~~~~



■努力の使い分け


クールダウンしたら、次は方法の見直しだ。



※※※

努力には二種類あって、一つは「直接の努力」で、もう一つは「間接の努力」である。
直接の努力とは、当面のさしあたっての努力で、その時その時を力を尽くして精いっぱい頑張ることである。


そして間接の努力とは、準備する努力であり、基礎・源泉となる努力をいう。


ある程度の努力をすれば、それに見合った結果が生まれるものであるが、それが必ずしもよい結果ばかりではない。それは、努力の方向が悪かったか、そうでなければ「直接の努力」だけがはたらいて「間接の努力」が欠けていたからである。

※※※
幸田露伴「努力論」を読む/渡部昇一編述 知的生きかた文庫



就活がうまくいかないとき
「これはあくまで努力の方向が悪かったのだ」という方法論で認識することは大切だよ。



~~~~

社会人ならば

仕事のミスを「心理的にずっとひきずってしまう」人よりも
仕事のミスを「段取りが悪かっただけ」と割り切って考える人のほうが伸びます。

~~~~



ここから先の相談は具体的になるから
キャリアセンターやアドバイザーにお願いしてみよう。
まずはこういうところから。



~~桜が葉桜に変わる季節に。






4月の更新予定も原則として毎週水・日です。
じゃあまたね☆


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ジャノメミシンの伝説社長 (tarebon)
2012-04-12 22:24:56
ジャノメミシンの嶋田卓弥が経営者として下した判断で有名なのは昭和34年の伊勢湾台風の時の対応です。


※※※
嶋田がまっ先にやったのは、「即刻、被災した全部のミシンを修理するよう」という指令だった。

もちろん自社のものも他社のものもなく、水に浸かったミシンを油の中で解体し、泥と砂とをとって、組み直すのである。


名古屋市の熱田支社では370台ほど直したが、うち180台は他社のミシンだった。

※※※
伊藤肇「人間学」から抜粋。

昭和の時代に活躍した経営者の逸話から学ぶものも多いよね。マイナーな人物でも押さえておこう。


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メタ認知という方法 (tarebon)
2012-04-13 21:55:08
後半部分に書いた「気持ちの割り切り」という方法は、心理学の世界でメタ認知とかクリティカルシンキングと言われているものです。

精神バランスをうまく保ち、それから解決手段の知恵を学ぶことがいいですね。

あわてずに、いつでも「気持ちの切り替え」ができる人は、頼りがいがあるものだよ★

返信する
ブログのSEO対策(余談デス) (tarebon)
2012-04-14 22:30:11
こんにちは。
このブログの書き方でちょっと余談デス。

以前からブログ記事のタイトルには無意識に社名や人物名を入れることが多かったのですが、先日、当ブログの読者さんから

『それは見事なブログのSEO対策(SEO=検索エンジン最適化)ですよね』

といわれて、あっそうなのか、と気がつきました。


■■

就活でも仕事でも、ネットで何かを検索しようとしたら、最初に社名や人物名をキーワードにしますよね。


今回の嶋田卓弥もおそらくマイナーな人物なので、たとえばこの人をネットで調べようと思う場合、今の時点ではこの記事も確実に検索されるというわけです。

■■


いままで当ブログで取り上げたテーマには、たしかにマイナーな人物や企業もあります。

たとえばそういう人物や企業をネットで調べたい人にとって、当ブログが多少なりとも貢献している可能性がある、ということがアクセス解析の結果わかってきました。


■■

ブログには良くも悪くも『情報の発信記録』という側面があります。


継続してブログを書き続ける、ということの中にもしアクセス件数UP以上の価値があるのだとしたら、おそらくこういうことなのかも知れない。


誰かが何かでキーワードを検索し、そのキーワードをタイトルに入れたブログ記事を読んで問題を見事に解決できるとしたら、作成者にとってはこれほどうれしいことはありません。

■■

過去記事へのアクセスもいまだに多いようなので、これからの記事もひとつひとつを大切にし、

『検索されるだけの価値を含んだもの』にしていきたいと思います。

★今後ともなにとぞよろしくお願いいたします★
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