こんにちは。
就活サイトがオープンして、いよいよ本格的になってきた
就職活動ですが
年内は
とにかくあわてずに基本スタンスを押さえていこう。
基本は昔から変わらず。
昔=明治時代から学ぼう
■今の大学生数は明治時代の人たちと・・
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当時の日本の人口は約3000万人、そのうち1500万人の男のなかで、幼老者を除く成人男子は約500万人、さらに字の読める人は約300万人ほどであったろう。
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渡部昇一「日本人の本能」PHP文庫1998年
明治初期の日本で「字の読める人」は約300万人。
これに対して文部科学省のデータで
全国の大学生数は約285万人です(平成21年度)
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近似値として考えてみよう。
「字の読める」明治時代の人=2011年の大学生
「字の読める」=その時代の情報をいち早くキャッチできるということ
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■明治時代の、すごい就活本
明治時代の「字の読める300万人」が読んだベストセラーは
福沢諭吉「学問のすすめ」「西洋事情」
中村正直「西国立志編」(スマイルズ「自助論」の翻訳)
です。
2011年の大学生たちも
先の見えない時代の将来に不安があると思いますが
同じ状況は明治時代にもありました。
古い価値観が崩壊して
自分たちが新しい時代で
どうやって社会に出たらいいのか悩んでいたときに
「学問のすすめ」や「西洋事情」「西国立志編」が
“究極の就活本”としてベストセラーになりました。
■就活の基本スタンスに学ぼう
就活の基本は明治も平成も変わらないと思うんです。
字の読める300万人が身に付けた基本スタンスは
・一身独立
・自助努力
です
平成の300万人も
ぜひ同じ基本を身に付けてみよう。
明治の300万人は“究極の就活本”からそれぞれの道を進みました。
そのことが日本の近代化にどれだけ貢献したことかを知れば
いろんな勇気もわいてくると思います。
★★“坂の上の雲”の時代から★★
明治の精神でもある
一身独立や自助努力ということを
もう少し詳しく、2011年の就活シーンでも応用できるように
次回から書き綴っていこうと思ってます。
じゃあまたね★
大学生の総数が約300万程度ということと、明治時代の“就活本”読者層の人数が近似値ということは今のところ私の発見だと思っています(違ったらすいません)
明治時代の識字率というのは、今で言えば“インターネットの情報を自由に閲覧できる人”程度に考えるといいかなと思います。
明治時代の日本人の頂点をさぐるには日露戦争の物語がいちばん分かりやすいでしょうね。
“坂の上の雲”あらためて読みかえしつつ、またドラマも楽しみにしつつある今日この頃デス!
ということデス★
最初のうちは、就職活動の“雰囲気”に慣れることが学生にとって精一杯なんだろうと思います。
自己分析や企業研究も、具体的な活動がスタートして始めて必要性がわかってきます。
まずはいよいよこれからだ!がんばっていきましょう★