こんにちは
2010年NHK大河ドラマ『龍馬伝』の影響もあって
幕末がブームになってます。
就活や転職の人たちにも、幕末の龍馬たちのように
『我々が新しい時代をつくるのだ』
という気概があるほうがいいかなと思っています。
就職のためのテクニカルな技術論も必要ですが
私は『時代の方向性』ということを考えて
どういう社会環境であっても生き抜ける
考え方のヒントを書いてみたいなあと思っています♪
ではいきます。
◆砲声に怯える慶應義塾の学生たちに
彰義隊が上野の寛永寺に立てこもって最後の戦いをしていた時、
慶應義塾では普段通りの講義が始まっていました。
彰義隊との戦いの砲声が塾のところまで轟くので
学生は気が気ではありません。
勝敗によっては、自分たちの身辺にも危険が及ぶのですから
福沢諭吉はそういった学生を叱咤激励しました。
福沢諭吉は、このとき単純に
『うろたえるんじゃない!』
『怯えるな!』と叱咤したわけではありません。
◆知的な向上心・誇りに訴える。
昔、オランダがフランスとの戦争に敗れて
オランダ国旗を掲げる領土がなくなってしまったときに
世界中でただ一つ、日本の長崎の出島にだけ
オランダ国旗をなびかせることができた事実から
オランダはそのとき
『だから我々はいまだかって国土が滅びたことはないのだ!』
ということを誇りにしている。
我々がここで洋学を勉強しているということは
オランダが長崎の出島を誇ったように
日本における唯一の場所なのだ。
我々がここにいる限り、
日本は文明国として存在しているという証拠になるのだ。
慶應義塾はいまだかって一日も休業したことはない・・!
だから諸君、うろたえずに勉強するのだ。
(福沢諭吉が自伝で紹介している有名なエピソードです)
◆歴史から学ぼう。
福沢諭吉が教育者として優秀なのは、確固とした信念を
学生たちに伝える時に、単純な精神論を振りかざすだけではなく
学生たちの知的な向上心・誇りというものにアピールする
該博な知識、教養をもって諭した、という部分にあると思います。
福沢は、たまたまオランダの事例を紹介していますが
世界史的な知識・教養というものは
『時代の境目・変わり目』を生き抜こうとするときには
大変参考になります。
その時代に、どのように生き抜いたかで
次の時代がどうなったか?
幸い日本には幕末~明治維新という
イメージしやすい歴史モデルがあります。
◆幕府(藩)に仕官するか、武士から転進するか。
企業就職というのは、幕末に幕府や藩に仕官するようなものかも知れません。
もし幕府や佐幕藩に仕官しようものなら維新後の活躍はどうなるか。
倒幕藩に仕官するなら新政府で活躍できるかもしれません。
また脱藩して事業を起こす人も出てくるかもしれません。
つまり時代の流れを読まないといけないのが
職業選択では大きなポイントになる部分ですよね。
◆未来予測は難しいが、未来は自分で造るもの
私のイメージとしては
ここのブログで発信していることが
『長崎の出島のオランダ国旗』
のようでありたいものだ、と思います。
福沢諭吉には程遠いものですが
彼が砲声の轟きを聞きながら講義していたのが
『ウェーランドの経済書』ということもあり
そもそも私の本職は金融・保険の営業ですから
めざせ福沢諭吉ということで
この調子で書き続けたいと思います。
どこかの文章内容が、誰かの悩みの琴線に触れることを期待して。
どうぞよろしくお願いします♪
『未来予測は難しいが、未来は自分で造るもの』
(P.ドラッカー)
では。
2010年NHK大河ドラマ『龍馬伝』の影響もあって
幕末がブームになってます。
就活や転職の人たちにも、幕末の龍馬たちのように
『我々が新しい時代をつくるのだ』
という気概があるほうがいいかなと思っています。
就職のためのテクニカルな技術論も必要ですが
私は『時代の方向性』ということを考えて
どういう社会環境であっても生き抜ける
考え方のヒントを書いてみたいなあと思っています♪
ではいきます。
◆砲声に怯える慶應義塾の学生たちに
彰義隊が上野の寛永寺に立てこもって最後の戦いをしていた時、
慶應義塾では普段通りの講義が始まっていました。
彰義隊との戦いの砲声が塾のところまで轟くので
学生は気が気ではありません。
勝敗によっては、自分たちの身辺にも危険が及ぶのですから
福沢諭吉はそういった学生を叱咤激励しました。
福沢諭吉は、このとき単純に
『うろたえるんじゃない!』
『怯えるな!』と叱咤したわけではありません。
◆知的な向上心・誇りに訴える。
昔、オランダがフランスとの戦争に敗れて
オランダ国旗を掲げる領土がなくなってしまったときに
世界中でただ一つ、日本の長崎の出島にだけ
オランダ国旗をなびかせることができた事実から
オランダはそのとき
『だから我々はいまだかって国土が滅びたことはないのだ!』
ということを誇りにしている。
我々がここで洋学を勉強しているということは
オランダが長崎の出島を誇ったように
日本における唯一の場所なのだ。
我々がここにいる限り、
日本は文明国として存在しているという証拠になるのだ。
慶應義塾はいまだかって一日も休業したことはない・・!
だから諸君、うろたえずに勉強するのだ。
(福沢諭吉が自伝で紹介している有名なエピソードです)
◆歴史から学ぼう。
福沢諭吉が教育者として優秀なのは、確固とした信念を
学生たちに伝える時に、単純な精神論を振りかざすだけではなく
学生たちの知的な向上心・誇りというものにアピールする
該博な知識、教養をもって諭した、という部分にあると思います。
福沢は、たまたまオランダの事例を紹介していますが
世界史的な知識・教養というものは
『時代の境目・変わり目』を生き抜こうとするときには
大変参考になります。
その時代に、どのように生き抜いたかで
次の時代がどうなったか?
幸い日本には幕末~明治維新という
イメージしやすい歴史モデルがあります。
◆幕府(藩)に仕官するか、武士から転進するか。
企業就職というのは、幕末に幕府や藩に仕官するようなものかも知れません。
もし幕府や佐幕藩に仕官しようものなら維新後の活躍はどうなるか。
倒幕藩に仕官するなら新政府で活躍できるかもしれません。
また脱藩して事業を起こす人も出てくるかもしれません。
つまり時代の流れを読まないといけないのが
職業選択では大きなポイントになる部分ですよね。
◆未来予測は難しいが、未来は自分で造るもの
私のイメージとしては
ここのブログで発信していることが
『長崎の出島のオランダ国旗』
のようでありたいものだ、と思います。
福沢諭吉には程遠いものですが
彼が砲声の轟きを聞きながら講義していたのが
『ウェーランドの経済書』ということもあり
そもそも私の本職は金融・保険の営業ですから
めざせ福沢諭吉ということで
この調子で書き続けたいと思います。
どこかの文章内容が、誰かの悩みの琴線に触れることを期待して。
どうぞよろしくお願いします♪
『未来予測は難しいが、未来は自分で造るもの』
(P.ドラッカー)
では。
慶應義塾では『先生』は福沢諭吉ただ一人。
あとの先生は先生ではなく『〇〇君』で呼ばれます。
福沢『先生』が今生きていたら、どんな知識・教養で今の学生を激励するのか知りたいものです。
上野の戦争~日本国中ただ慶應義塾のみ(P202~203)の部分です。
記憶通りで助かったです~。
福沢諭吉は勝海舟を「幕臣から新政府にすりよった変節漢」とののしり、その福沢諭吉を内村鑑三は「拝金教」とののしってます。
私はこの3人が好きなんですが、個性や考え方は両極端ですよね。みんな仲良くというよりは、主張がぶつかっても個性的で魅力あふれる人たちに共感するのです。
そういう人たちのエネルギーが国家の未来を造るような気がします。