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就活で人を動かす◆藤田晋とD.カーネギー◆演出を考えよう。

2010-12-20 21:20:22 | 日記
こんにちは。

アメーバピグやアメーバブログといえば
サイバーエージェントという会社ですよね。

そして現在の社長は
(青学の後輩さんでもありますが)藤田晋さんです。


先週末のブログコメントに少し紹介した
D.カーネギー「人を動かす」(山口博:訳/創元社)という本は
藤田社長の愛読書でもある有名な本なので
改めて就活ポインターで紹介したいと思います。


できれば冬休みの間にぱらっと読んでおくと
いいかと思いますが、いきます。


◆原題は「友をつくり人を動かす法」


経営者、営業関係者の間で読み継がれている古典的な名著です。

私は営業の立場でこの本を読みましたが、
原題にある通り「友をつくり人を動かす」方法が
説得力のあるいろんな具体例で書かれています。


◆◆こんな時に役立ちます◆◆

・就活で求人を探すとき、就職課やハローワークの担当者を
「動かす」とき。

・面接応募の時に、採用担当者を「動かす」とき。

・また就活仲間との情報交換で「友をつくる」とき。


◆◆何が書かれているか◆◆


企業応募や面接では絶対に役立ちます。
例えば

・人の立場に身を置くこと
・笑顔を忘れない
・関心のありかを見抜く
・おだやかに話す
・演出を考える


全部書くと、原本を読まないで済まそうとする人がいますので
それはしません。

本はきちんと読んで覚えよう☆☆


◆一つご紹介~演出を考える◆

エントリーシートの記入にも必要なポイントです。

~~
キャスリン・ウルフという人が、忙しい上司にどうしても
自分との面談の約束をとりたくて必死になって考えた。


まず、正式の手紙を部長あてに書き
その手紙に、要点を書き込めば良いだけの回答用紙と、
自分への返信用封筒を同封してみた。


すると部長は自分でその回答用紙に記入して
返信をよこしたので会うことができた。

「もしわたしがこのようなドラマチックな演出を思いつかなかったら、おそらく、今もなお部長に会えないでいたにちがいありません」

~~
『人を動かす』より


忙しい部長のために
あらかじめこちらで返信用のフォーマットを準備しておき、
簡単に記入するだけで良い、という仕事の段取りを言っている部分です。


相手は忙しいのだから、その忙しさを理解し

『どうやったら相手が楽になるだろうか』
『どうやったら部長を動かすことができるだろうか』


というイメージトレーニングの成果だと考えたらいいかと思います。


インパクトがある、個性的である、
といったような
『自分が目立つことを考えるだけ』のエントリーシートよりも

『相手先の企業、担当者の忙しさへの配慮』を少しでも
織り込んでおくほうがよい演出であるかもしれません。


演出を考えるということで、ではまた。
火消しのコスプレ




1 コメント

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自分で解釈しましょう☆ (tarebonkuma)
2010-12-21 08:40:44
就活アドバイス本は即効性のあるものばかりを求めがちですが、古典の本から自分で考えて解釈するほうがほんとうに身につきます。

D・カーネギーの本に書かれた具体例は昔のものですから、今で言えば『エントリーシートで目に留めてもらえる演出は何だろう?』


自分の事を長々書くよりは、訴えたいポイントを3つ位にまとめて書くほうがいいですよ。個人的にはみなさんのESを無料添削できますのでよろしくねぇ☆
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