哀れ、子雀１

猫のゴンⅡが庭で踊っていた。よく見ると、何かに飛びかかり、じゃれている様子。

子雀ではないか。
慌てて取り上げたが、すでにぐったりしている。

柔らかな布の間に子雀を入れ、猫の来ないベランダにそっと置いた。

小一時間すると、目をあけぴよぴよとさえずっている。
巣から落ちたのか？猫にやられて怪我をしたのか？動けない。
まだまだ幼い。
雀の鳴き声が気のせいか、いつもより大きく多い。
親雀が近くで鳴いている。

帰っていたアブラムシ（アブラムシ退治始末記３）

こればっかしは、「おかえりなさい」とは言いたくない。旅に出たと思ったアブラムシが再び帰ってきた。

晴天が続くと出現するような気がする。「たっぷり水まき作戦」に切り替えた。
茄子も喜ぶと思う。

出勤前の早朝にも出かけよう。帰宅前にも畑に寄ることにしよう。

アブラムシ退治始末記２

宴席でアブラムシ退治の苦労を話した。翌日、先輩からメールが来た。
いくつかの方法が書いてあった。

最後に
「それでも、だめなら誰も来ないであろう早朝に行って、有機野菜用のアブラムシ退治スプレーをシュッシュッとかけてくる。」
とあった。

翌早朝、実行しようと出かけた。
既に２人きていた。中止して水やりをしただけでもどった。

翌々朝、まとまった雨が降った。
午後行ってみると、アブラムシはいなかった。旅にでたようだ。

アブラムシったらアブラムシ

噂には聞いていた。アブラムシという害虫のこと。

久しぶりに畑に行ったら茄子にびっしりついていた。

有機農法の市民農園のこと。薬剤使用は御法度。

まず、無調整の牛乳を撒いた。
「おめさんの茄子。きっとミルク味がするぜ」といわれるほど数回。
効かなかった。

そこで、中性洗剤を薄めて撒いた。
効かなかった。

防虫とかかれた銀色のテープを枝に数カ所なびかせた。
眼に見える効き目はなかった。
　　　　　　　　　　　（続く）

代名詞オンパレード

「これ、あれだから、そこへやって」

「それそれ、この間あれでたいへんだったから」

「そーだて、それでいいて。でもやっぱ、こっちが、それより良いんでないか？」

これで意味が通じているんだから親友なのかもしれない。