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ガンバレ、ニッポン

なんか、不安定なニッポンですね。

日本に密入国した北朝鮮「女スパイ」 配下の男性工作員を働かせるために使った“秘密の手法”とは

2022-06-09 14:38:09 | 外国人犯罪
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日本に密入国した北朝鮮「女スパイ」 配下の男性工作員を働かせるために使った“秘密の手法”とは

日本の公安警察は、アメリカのCIA(中央情報局)やFBI(連邦捜査局)のように華々しくドラマや映画に登場することもなく、その諜報活動は一般にはほとんど知られていない。

警視庁に入庁以後、公安畑を十数年歩き、昨年9月に『警視庁公安部外事課』(光文社)を出版した勝丸円覚氏に、戦後5年間日本で諜報活動を行った北朝鮮の女性スパイについて聞いた。 

 1949(昭和24)年、日本は敗戦のショックから立ち直り始め、繁華街は活気を取り戻していた。福岡市にある「キャバレー・K」は、連日満員の盛況だった。その店に売れっ子のホステスがいた。

南信子(20)。他のホステスと違って、初々しさがあったという。 「実は、彼女の本名は南信姫(なんしんき)で、北朝鮮のスパイだったのです」  と語るのは、勝丸氏。 

 南信姫は1929(昭和4)年、平壌で4人兄弟の3番目、長女として生まれた。父親は平壌市役所の下級職員で、実家が雑貨商を営んでいたため、裕福だったという。 

「南は朝鮮労働党に入党し、1948(昭和23)年、民族保衛省に配属されてスパイ訓練を受けます。その一環で小学校の頃から日本語を習っていましたが、日本人と同様の発音ができなかった。特に濁音が駄目でした。それで1年かけてマスターしたそうです」

「肉体訓練」
 尾行、盗聴、カメラや無線機の扱い方など、厳しいスパイ訓練を受けた。 「中でも週に2回行われていた『肉体訓練』は特別でした。自分の体を武器にして、男性からの情報収集の仕方を教わっていたのです。

教官から『男に体を与えても、心はいつも冷えていなければいけない。寝物語で取れる情報は貴重なものが多い』と言われたといいます」  1949年、彼女は北朝鮮の元山港を出て下関港から日本に潜入した。

日本で工作資金を稼ぐため、当時薬品として貴重だったソ連製のサントニン(駆虫剤)5キロ、ヘロイン1キロを持ち込んだという。 「下関には、在日朝鮮人の男性の協力者が待機していました。

2人は新婚夫婦を装い、門司の旅館にしばらく泊まった後、福岡市に入ります。南の任務は、在日北朝鮮人の青年を集めて情報工作機関を設立することでした」  そして、在日米軍基地や軍需産業の調査、在日朝鮮人の青年からスパイに向いた人物を選び、スパイの訓練を受けさせるために北朝鮮へ送り出すこと。

さらに彼らを韓国に送り、韓国軍に入隊させてかく乱工作を行おうとした。 「もっとも彼女は、自分でスパイ活動を行わず、主に4人の青年工作員を使って情報収集を行っていました。

青年工作員を店に呼び、一般客と同じように接し、店が引けた後は連れ込みホテルへ行って自分の体を自由にさせました。彼女は『私の体は祖国のもの。同志との結合のためにあるの。

私の指示を遂行して』と言いつつ、指令を出していたそうです。工作員たちは彼女のために必死に働いたそうです」

南は4人の工作員に、京阪神工業地帯にある軍需工場の調査。岩国、呉、江田島の米海軍基地、板付など九州の米空軍基地の情報収集を命じた。青年工作員は情報を入手すると、彼女が勤めるキャバレーに来て報告したという。

 「1950(昭和25)年6月に朝鮮戦争が起こると、北朝鮮から南に『工作員を韓国義勇軍に応募させ、韓国軍をかく乱せよ。

同時に米軍兵士に厭戦思想を流せ』という指示が届きます」  彼女は、50人以上の工作員を韓国義勇軍に送り込んだ。

さらに工作員に、密入国した際に持ち込んだヘロインを休暇中に日本に来ていた米兵に売らせたという。 「その効果も絶大だったそうです。ヘロインで思考力が鈍り、戦線復帰を嫌がってそのまま行方をくらます米兵が続出したそうです」  

南は1954(昭和29)年まで、5年間日本で諜報活動を続けた。 「国からの評価も高く、その年の秋に帰国命令を受けました。許昌永という中年男性が後任に指名されました。

ただ彼は手練れのスパイではなかったそうです。南から500グラムのヘロインを受け取った許は、あろうことか一度にヘロインを全部さばいてしまった。

そのせいで福岡県警が捜査に乗り出した。許は逮捕され、彼の供述から南の名前が割れました。彼女は全国手配されたのです」  

南は福岡を離れ、神戸へ向かった。そこから北朝鮮へ帰国する予定だったが、1955(昭和30)年1月、兵庫県浜坂で逮捕された。

裁判では、懲役4年の刑が言い渡されたが、刑務所を出てから彼女の行方は杳として知れないという。


一橋大入試問題流出 新たに中国人受験生を逮捕 逮捕者2人に

2022-06-09 14:14:31 | 外国人犯罪
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一橋大入試問題流出 新たに中国人受験生を逮捕 逮捕者2人に



今年1月に行われた一橋大(東京都国立市)の外国人留学生向けの入学試験中に数学の問題文の画像が外部に流出した事件で、警視庁国際犯罪対策課は9日、流出に関わったとして新たに中国籍で受験生の20代男性を偽計業務妨害容疑で逮捕したと発表した。

同課は8日にも画像送信の中継役となった別の中国籍の20代男性を同容疑で逮捕しており、事件を巡る逮捕者は2人となった。 

 逮捕されたのは、共に中国籍で受験生の大学生、王嘉璐(おうかろ)(22)=東京都新宿区北新宿1=と、中継役の大学院生、李歳寒(りさいかん)(28)=中央区築地1=の両容疑者。王容疑者は一橋大への編入を目指しており、李容疑者が勉強を教えていたという。 

 逮捕容疑は今年1月31日、一橋大が実施した「私費外国人留学生選抜試験」で、数学の問題を撮影した画像をインターネットを通じて外部に流出させ、同大の業務を妨害したとしている。  

国際犯罪対策課は2人の容疑の認否を明らかにしていない。同課によると、王容疑者から「不正を手伝ってほしい」との相談を受けた李容疑者が試験前に第三者を通じて中国の通信アプリ「微信(ウィーチャット)」で「高校の文系数学の宿題を手伝ってほしい」と投稿。

その投稿に返信した別の中国人男性に問題文の画像が送られてきたため、男性は不審に思って一橋大に連絡し発覚した。同大は2月3日、警視庁立川署に相談していた。 

 一橋大は今月8日、「警察に被害届を出したことは事実。警察の捜査に全面的に協力していく」とのコメントを出した。

  入試の不正行為を巡っては、今年1月の大学入学共通テストの試験中に「世界史B」の設問を撮影した画像がインターネットを通じて外部に流出。警視庁は今年2月、大学入試センターの業務を妨害したとして、男子大学生に解答を依頼していた受験生の女子大学生と、流出に協力した会社員の男性を偽計業務妨害容疑で書類送検した。

この流出事件を受け、文部科学省はカンニングなどの不正行為があった場合は警察に被害届を出す可能性があることを事前に受験生に周知するなどの対策を公表した。