「館蔭の杜」を眺めつ つれづれに

窓外の森を眺めながら時々の想いを綴る

東原屋敷のみちしるべ(野村東原屋敷)

2015年04月18日 | 日記
先日、泉中央行のバスの中から石碑がないかと見渡していたら、須賀神社を過ぎたあたり、「野村小学校」向いの車の修理工場の敷地脇にそれらしきものを1つみつけた。



翌朝、早くに現地へ行ってみた。
「みちしるべ」が刻まれた「馬頭観世音」だった。



向って右側に「右ハせんたい」と鮮明に文字が浮かんで見えた。

左側は 風化して彫りが浅く読みにくかったが、



何とか「左ハなゝきた」と読みとることが出来た。


「寛政八年(1796年) 十一月吉日 施主 傳四良」とあり、時期は220年ほど前のものだった。

方角から野村小学校側にあったのではないかと推測されるが、土台がコンクリートで固められて比較的新しいことから、後にこの場所に移転したものと思われる。