「館蔭の杜」を眺めつ つれづれに

窓外の森を眺めながら時々の想いを綴る

恵みの山の初冠雪

2015年11月28日 | 日記
朝早く泉ケ岳を眺めると茶色に変わっていた山肌が白髪頭のように斑模様に輝いて見えた。

2015年の初冠雪である。



田表に出て遠くから写真を映してきた。



田んぼには稲はなく、まだ白鳥もやってきていないひっそりと静かな晩秋の景色である。


そういえば、昨日テレビで「今日、泉ケ岳が初冠雪しました」と報じていたが、ほんの一部が白く見えた程度で冠雪のイメージが湧かなかったが、今日はハッキリと実感することができた。


気象台のホームページを見ると

初冠雪とは「秋から翌春までの中で冠雪があった最初の日をいう」ということのようだ。

また、冠雪とは「山頂または中腹が雪または白く見える固形・降水で覆われている状態を観測所から望観できたとき」との説明があったので、27日がその日だったのだと思うが、私にとって「泉ケ岳の初冠雪」は今日28日だと思っている。

記録としては平年より21日遅く、昨年より13日遅いということである。

因みに、最も早い記録は1988年(昭和63年)10月14日、遅い記録は1994年(平成6年)12月4日とのことである。

今年は遅い初冠雪ということになる。


孫たちはスキーができることを心待ちににしているようだ。

寒さが身にこたえる私は、今から雪解けを待ちたい心境だが、泉ケ岳の雪は目の前の田圃に恵みをもたらすことを思いつつ、じっと春を待とうと思う。