「館蔭の杜」を眺めつ つれづれに

窓外の森を眺めながら時々の想いを綴る

啓翁桜の開花

2016年03月30日 | 日記
今日は気温17度ととても暖かな日和だった。

23日の梅に続いて庭の啓翁桜が開花した。一気に15輪位ほども咲いた。


昨年より2日早い開花だ !
正月の花を終えた枝を挿し木して、庭に地植えしてから花が咲くのは今年で何回目だろうか。
幹が枝の形のまま5センチ位に太くなった。

1週間前に咲いた南高梅は満開を過ぎてもう散り始めたものもある。


李の蕾も膨らんできたが未だのようだ・・・・・


玄関先のクリスマスローズは元気に咲き誇っている。


水仙はとっくに・・・・


裏の木瓜はいつの間にか赤い花蕾をいっぱいつけている。


白石方面ではソメイヨシノが開花したとのニュースが流れていた。

鶯の鳴き声もだんだん上手になって、いよいよ館蔭の里にも春がやってきた。

南高梅の開花とうぐいすの初鳴き

2016年03月23日 | 日記
庭の南高梅の花が咲いた。小さな木であるがあちこちに5~6輪花をつけている。
我が家の梅の開花宣言である。



朝、カメラを取り出して花の様子を撮していたら、タイミングよく鶯の鳴き声が聞こえてきた。
まだ、上手ではないが館蔭の杜で鳴いていた。

去年の初鳴きは3月17日で、今年より1週間早かった。
今年は暖冬でいつもよりずっと早いと思っていたが去年より遅いのは意外な気がする。

傍にある啓翁桜はまだ蕾、去年は4月1日に開花したが今年はもう少し早いかもしれない。



その隣の李も花芽を一杯つけているがまだ先のようだ。



そういえば、明日は小学校の終業式だ。今日は、下の孫たちが夏休み後の作品など一杯手にぶら下げて帰って来た。
去年の終業式も同じ3月24日だったが、当日は、朝、雪が積もっていたことを覚えている。

春は、時々みちくさしながらやって来るから遅れたりはするが確実にやってくる。

館蔭の杜の中の板碑

2016年03月17日 | 日記
館蔭の杜の中には板碑がある。

全国の遺跡を網羅したホームページを見ていると、目の前の館蔭の杜に縄文遺跡やら板碑群があることを知り早速探しに出掛けてみた。

家から歩いて5分もかからない杉林の蔭の斜面にすぐにその石碑を見つけることができた。



根白石城址の中の一角にあるといった方が分かりやすい。野菜作りをしている畑の近く、城址の土手の途中にポツンと一基立っていた。



板碑(いたび)とは、五輪塔や宝篋印塔(ほうきょういんとう)と同じように石塔のひとつで、中世に多く使われていた石製の供養塔のことをいう。正しくは板石塔婆(いたいしとうば)というが、広く世間には板碑という名前で通用していることから多くの人は板碑の名称を使用している。
板碑の形状は、板状に加工した石材の頭部を三角形にしている。また、頭部と反対側の先は基礎といって地面に建て(刺し)やすいように尖らせている。三角形をした頭部の下には二条線と呼ばれる2本の線刻で区画を行ない、その下側に種子(しゅじ=梵字で表した主尊)や被供養者、供養年月日などを刻むエリアを設けたものが一般的な形となっている。


縦に割れているようで、針金で2か所縛ってあり、やや不鮮明であるが「キリーク」と思われる梵字が彫られていた。
「キリーク」は漢字の龍の字に似た梵字で、千手観音菩薩や阿弥陀如来を表すといわれている。
病気回復や安寧の世の中の到来を願って建てたのだろう。

袂には稲藁が敷かれ、紙垂が立てられていたので今でもどなたかがお参りをされているようだ。

西北に泉ケ岳を望む根白石城址は戦国時代の古城跡といわれていることから、この板碑も500年以上は経っているのではないだろうか。



この城址の中にはもう一か所板碑群があると紹介されているが、今日は探し当てることができなかった。

目の前にある館蔭の杜の中だ。また、ゆっくり探してみよう。



南西方向の景色が変わった

2016年03月16日 | 日記
二階の窓から見る景色が一変した。

南西の方向に、根白石の里の象徴ともいえるカントリーエレベーターの建物と田園風景が広がっていて、毎朝起き掛けに眺めては何となしにおおらかな気分にさせてもらっていたが、

    <1年前の景色はゆったりとしていた・・・ >

この地に似つかわしくない大きなビルが建ってその画面を塞いでしまった。

   <名物のライスタワーの前に立ちはだかる・・・>

七北田川の畔、根白石バイパスの北に広がる田圃の端に、福祉法人が建てた「特別養護老人ホーム」ということである。

4月からの運営を前に、月末には内覧会を行うとの町内の回覧版が今日回った。

近くに行って正面から見るとまさにこの地域一の大きな建物である。

    <正面から見ると本当に大きく構内も広い>

地上3階建てのL字形の建物で町中にある小・中学校の校舎を凌ぐ大きさである。
部屋数にしたら200近くはあるのではないだろうか。

   <泉ケ岳はどんな気持ちで見ているだろうか・・・・>

ゆったりと長閑な郷に巨大な建物は正直行って馴染まない気がする。

そうは言っても高齢化社会に対応した施設、将来お世話にならないとも限らないな・・・と複雑な心境で眺めている。



久々の雪景色

2016年03月01日 | 日記
この冬は"暖冬"といわれていたが本当に雪が少なかった。

降ったと思ってもその日のうちに融けてしまって、孫たちが庭に雪だるまを作って遊べたのは1回ぐらいしかない。

3月に入った今朝、久々に雪が降った。

窓の外に一面の雪景色が広がっていた。



真っ白になった西の杉林に昇り始めた朝日が反射して黄金色に輝いていた。



思わず窓を開けてシャッターを切った。中々得られない風景だなと思った。



その後、10分もしないうちに、何時もと変わらぬ雪景色になっていた。

シャッターチャンスとはよく言ったものだ。