「館蔭の杜」を眺めつ つれづれに

窓外の森を眺めながら時々の想いを綴る

実沢・桐ケ崎のみちしるべ

2015年04月05日 | 日記
北環状線から泉パークタウン寺岡の入口左の小高い山の上に「上の原神社」がある。



この神社は、元々は紫山の「夕日山」の頂上に祀られていたものを団地の開発に伴ってここに遷座したものだという由来書が建ててあった。



遷座の際に周囲の石像も移転された模様で7~8基の石像が並んでいるが、その中の馬頭観世音像に「道案内文」が記されている。





若干不鮮明なところがあるが、下の所に次のように彫られている。

 西ハ 白 石
 東ハ 七北田
 北ハ 吉をか  
      舛次郎

      久左ェ門 (左下)



設置時期は 文化十五歳(注1818)四月吉日 とあった。 約200年前のものである。


すぐ隣には相当古そうな母子観音風の像も建てられていたが文字などは読み取ることができなかった。




ここからは中山の観音様の後ろ姿を拝むことができる。



また、最近名所となりつつある下の桜並木もそろそろ桃色の花を咲かせようとしていた。