「館蔭の杜」を眺めつ つれづれに

窓外の森を眺めながら時々の想いを綴る

川崎阿弥陀前のみちしるべ

2015年04月01日 | 日記
白石城下の川沿いの桜並木道を泉ケ岳方面に進んだ「泉川崎バス停」近くの右側に「みちしるべ」が立っている。
橋の袂にあって「ダムの放水による増水に注意」の看板や、自販機が並んでいる所の片隅にあるため余り目立たない。



高さ1メートル位、1辺が20センチほどの4角柱で4面に刻字してある。

正面には 「南 福岡學校へ 三丁」



右側には 「福岡川崎組」




裏側には 「北 朴沢黒川へ  三里」
      「東 根白石 及 仙台へ 三里」
        大正六年(注1917年)旧三月三日



左側には 「西 上ノ原 及 岳山三吉神社 三里」
      「阿弥陀如来へ 百五間」

と記されている。



比較的新しい道標で、おそらく後に移転したものだと思われるが、根白石は100年位前までは寺社詣出の方などが沢山通る交通の要所だったのだろうと想像される。