「館蔭の杜」を眺めつ つれづれに

窓外の森を眺めながら時々の想いを綴る

上の宿~福岡の石碑 像の目的は・・

2015年04月09日 | 日記
上の宿~福岡川崎までの間で「みちしるべ」は刻されていない主な石碑は次のようなものがあった。

1.弘安の碑手前50メートル

  馬櫪神(馬やの神)、山神社、古峰神社


2.泉薬師入口左側三角地内の石碑群

  水神、馬頭観世音、子安観音など


3.西泉・泉公会堂付近右側の石碑群

  山神、馬頭観世音菩薩像、馬頭観世音


4.西泉バス停近く右側石碑

  馬頭観世音、不銘碑


5.中在家付近・右側の石碑

  念仏塔


6.中在家付近

  馬頭観世音


7.川崎阿弥陀付近の石碑群(ガソリンスタンド向)

  馬頭観世音、馬歴神



すべて根白石バイパスの右側にあった。

道路の左側は区画整備された田圃になっていることから、その際に移動したものが多いのではないかと思われる。


なお、多くは「馬頭観世音」の文字だけのものがほとんどであるが、中には「馬頭観世音菩薩像」も観られた。

路傍の「馬頭観世音石像」の目的・意味をネットで検索してみて、次のように理解することにした。

※ 近世以降は国内の流通が活発化し、馬が移動や荷運びの手段として使われることが多くなった。
これに伴い馬が急死した路傍や芝先(馬捨場)などに馬頭観音が多く祀られ、動物への供養塔としての意味合いが強くなっていった。
(中略)
なお「馬頭観世音」の文字だけ彫られた石碑は、多くが愛馬への供養として祀られたものである