「館蔭の杜」を眺めつ つれづれに

窓外の森を眺めながら時々の想いを綴る

朴沢小屋原のみちしるべ

2015年04月11日 | 日記
朴沢の「亀の子石群」から左に入って直進し、上高野原を過ぎた「小屋原」という地区の Y 字道路の分岐点に「みちしるべ」が立っている。
宮城県の山火事防止の看板と並んでいて見にくいが、高さ1メートル余りの白い角柱4面に案内文が彫られていた。



正面には



   左 泉ケ岳に至ル  二里半余
                 光明の瀧不動尊迄  五丁
                 猿 岩 迄     一里
                 桑 沼 迄     三里
                 船形山 迄     六里

右面には

 

   右 黒川郡宮床村字難波ヨリ吉田  約五里      
     村ヲ經テ加美郡大城寺ニ至ル    
                     瀧ノ原湯迄一里七丁
                     蛇 石   一里半
                     大森薬師如来 二里
                     堂ケ森   二里余半

左面には


 
   根白石村役場ニ至ル       五千三百六十五米
                        一 里 十 丁

後面には



   昭和五年九月二十八日   朴澤小屋原青年建設
                    本標所在地朴澤小屋原裏ノ原

約85年前に設置されたものであった。

左の道は、途中まで舗装されていたが、すぐに未舗装の山道になり「落石注意」などの表示があったのですぐに引き返した。

また、右の道は、山道そのものであったため進まなかった。