「館蔭の杜」を眺めつ つれづれに

窓外の森を眺めながら時々の想いを綴る

西田中・住吉神社のみちしるべ(地蔵大菩薩)

2015年03月19日 | 日記

今日は,西田中の住吉神社にあるという「みちしるべ」を探しに行って来た。





境内に大小の石塔が沢山あるものの中々探し当てられなかったが、一番左側の社の奥に目指す「道しるべ」があった。



道路からは100メートル位も奥まっていることから、後に移し替えられたことが容易に想像できる。

地蔵大菩薩の文字の右下に「右ハ根白石、南ハいも沢」





左下に「左ハやまみち」(※写真は不鮮明だが) と彫られていた。

建立時期は亨和二壬戌年(1802年)四月二十四日なっており、今から200年以上昔のものということになる。

近くの道路は現在も三叉路で、神社に向って右は根白石方面、後方(南)は住吉台団地を経由して愛子(芋沢)に繋がる道路、左は泉国際ゴルフ場の方向になり、当時は山道であっただろうと推察される。

このことから、道の形は今と大きな違いはなかったものと思われる。

建立者が「田中村女人講中」とあるのが興味深かった。