今日は,西田中の住吉神社にあるという「みちしるべ」を探しに行って来た。
境内に大小の石塔が沢山あるものの中々探し当てられなかったが、一番左側の社の奥に目指す「道しるべ」があった。
道路からは100メートル位も奥まっていることから、後に移し替えられたことが容易に想像できる。
地蔵大菩薩の文字の右下に「右ハ根白石、南ハいも沢」
左下に「左ハやまみち」(※写真は不鮮明だが) と彫られていた。
建立時期は亨和二壬戌年(1802年)四月二十四日なっており、今から200年以上昔のものということになる。
近くの道路は現在も三叉路で、神社に向って右は根白石方面、後方(南)は住吉台団地を経由して愛子(芋沢)に繋がる道路、左は泉国際ゴルフ場の方向になり、当時は山道であっただろうと推察される。
このことから、道の形は今と大きな違いはなかったものと思われる。
建立者が「田中村女人講中」とあるのが興味深かった。