「館蔭の杜」を眺めつ つれづれに

窓外の森を眺めながら時々の想いを綴る

朴沢・亀の子石

2015年03月07日 | 日記
根白石バイパスから国道457号線を北(宮床方面)に進んで「小原」という交差点を左に入った周辺に石碑・みちしるべがなどがある。



600メートルほど進んだ三叉路の正面に「朴沢石碑群」と言われる種々の碑が並んでいるが、その手前に「亀の子石」という平たい大きな石がある。





脇にある市の史跡めぐり説明板にその言われが書かれていた。

昔、この石を石佛にしようと何度も石屋に運んだが、翌朝になると必ず元の場所に戻ってしまうので加工するのを止めたという言い伝えがあるという。。
また、この石の下の土を妊婦の布団の下に入れておくとお産が軽く済んだというのである。




その昔、近くを多賀城から七北田川沿いに宮床に通ずる古道が通っていて、この三叉路は「みちしるべ」にもなる重要な地点だったとも考えられている。
また、近くに「狩集」「久保」の「みちしるべ」があることから、北の方面から定義などへの参拝者が多く通ったものと思われている。