ダイ・ハード/ラスト・デイ
2013年/アメリカ
死期が近い予感
総合 10点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
どうも個人的に本作の脚本を担当しているスキップ・ウッズの書くものが性に合わず、それは彼の『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』(ジョー・カーナハン監督 2010年)のレビューにも書いた通りで、本作でもウラニウムの爆弾の扱いが雑で、核爆弾に関して誤解を生じかねないと思うのであるが、ラストシーンでロシアから帰国したジョンとジャックのマクレーン親子が、娘のルーシーと飛行場で落ち合うシーンをストップモーションで終わらせるところなどは、「ダイ・ハード(死に難い)」と謳われ続けたジョンがようやく多量の放射能を浴びたことによる死期が近づいてきたのかと感じさせないこともない。
それよりも私が気になったところは字幕である。ジョンがクルマで敵方に突っ込もうとするシーンにおいて放った「KNOCK KNOCK」というセリフは、『エクスペンダブルズ2』(サイモン・ウェスト監督 2012年)でも使われているギャグの一種であり、本作の予告編においては「あいさつだ」と正確な字幕が付けられていたのであるが、本作の字幕を担当していた戸田奈津子はここを「ガツン」と訳しており、その意図がよく分からなかった。
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