原題:『バイオレンスアクション』
監督:瑠東東一郎
脚本:瑠東東一郎/江良至
撮影:高野学
出演:橋本環奈/杉野遥亮/鈴鹿央士/馬場ふみか/森崎ウィン/大東駿介/太田夢莉/佐藤二朗/城田優/高橋克典/岡村隆史
2022年/日本
「胸のもみ方」について
簿記の専門学校に通う主人公の菊野ケイがラーメン屋を事務所としている超凄腕の殺し屋という顔も持つというストーリーには全く関係はないのだが、どうしても気になるシーンを取りあげてみたい。
クライマックスにおいてケイがテラノが隠れている廃墟で騒動が勃発したきっかけはケイが背後から胸をもまれたことだったと思うのだが、何故か橋本の顔が映らないまま両手でもまれる胸だけがアップになっており、それが橋本環奈の胸だったかどうかはよく分からないのである。これは最近のコンプライアンス強化により本人の胸をもむシーンは不必要とされて代役が用意されたのだと思うのだが、観客は「非日常」を観にわざわざ映画館まで足を運んでいるのである。
要するにこれは逆なのであり、橋本は本人のままで胸をもむ両手を女性の代役で撮るべきなのである。どうでもいい話といえばどうでもいい話で申し訳ないのであるが、そもそもエンターテインメントとは何かという観点をもう少し重視して欲しいと思うのである。決していやらしい意味じゃないから!
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