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情報技術の四方山話

AI、IoT、ヤマハルータ、VPN、無線LAN、Linux、クラウド、仮想サーバと情報セキュリティのよもやま話

Internet Explorer(IE)8、9、10は2016年1月13日にサポート終了へ

2016-01-07 12:16:03 | 中小企業のIT戦略
匠技術研究所
Internet Explorer(IE)8、9、10は2016年1月13日にサポート終了へ


いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今回は「Internet Explorer(IE)8、9、10は2016年1月13日にサポート終了へ」の紹介です。

Microsoftのアナウンスへ

MicrosoftはWindows上のブラウザInternet Explorer(IE)8,9,10が2016年1月13日にサポートが終了になります。
以降、これらのブラウザの更新は行われません。必ず、対策が必要です。

私のおすすめの対策は、以下の二つです。

1.Firefoxに乗り換える
2.Internet Explorer 11に更新する

私の場合は、複数のOS環境なので、Firefox(またはその派生版)に統一しています。IEを使うことは極めて少なくなっています。
出先、移動中はiPadやAndroid端末を使います。仕事のメール、グループウエアはブラウザアクセスなのでOSに依存しません。
数ヶ月内にMicrosoft Office環境もブラウザベースのOffice 365に移行する予定で、基本となるデスクトップもLinuxにします。

(*)2016年に訂正しました。
(*)Microsoftへのリンクを追加しました。
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Microsoft .NET Coreのオープンソース化が推進するCross-Platformソフトウエア

2015-01-21 06:05:03 | システム開発
匠技術研究所
Microsoft .NET Coreのオープンソース化が推進するCross-Platformソフトウエア


いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今回は2014年に情報公開とオープンソース化の方針が明確になったMicorosft .NETの影響について考えてみます。

Micoroft .NETのオープンソース化は、MicrosftがWindowsをオープンソース化したことと同値です。Micorosftがクローズドなソフトウエア開発システムから、オープンな開発戦略に舵を切ったことは、今後のソフトウエア業界に大きな影響を与えることになります。

Microsoftは古からあるソフトウエア開発・実行環境Win32 API(正確にどう呼ぶかを知りません)から.NET環境への移行を進めています。.NET環境は、Javaも目指すように以下の明確な方針があります。

1.ハードウエアとソフトウエアを明確に分離
2.UI(User Interface)とソフトウエアを明確に分離
3.ネットワークとソフトウエアを明確に分離
4.データーとソフトウエアを明確に分離

これが実現するとコンピューター上のソフトウエアにとって.NETは基本ソフトそのものの位置づけになります。すなわち、Microsoftにとって.NETの開発は、モダンな基本ソフトの開発そのものなのです。Microsoftは2000年頃に.NETのCLI(Common Language Infrastructure)を公開しており、2001年にはECMAで、2003年にはISOで、2008年にはJISで規格化されています。

これまでの規格化では「APIを公開する」ところまでで「APIをどう作ったか」は公開されていません。2014年11月の.NET Core等のオープンソース化の発表は「APIの作り方」を公開し、その作り方の再利用を許可するものです。.NETの作り方が判れば、様々なハードウエアと基本ソフトに移植することができます。このことはソフトウエア開発者にとって、作ったソフトウエアの利用範囲が広がります。

2000年ごろに.NETのAPIが公開されたことにより、.NETと互換の環境をオープンソースで実現するプロジェクトも立ち上がり、それをリードしているのが"Mono Project"です。Monoは「.NETの作り方を考えて」作っており「作り方」もオープンソースとして公開しています。ソフトウエアから見た場合「MonoはMicrosftの.NETと外見はそっくり」ですが、中身は全く違うものです。

Microsoftは、ハードウエアおよび周辺装置と密接に連携するWin32 APIプログラム環境から脱却できないでいることも事実です。それは.NETの登場以前から開発されたそれこそ莫大なソフトウエアが使われ続けているからです。Win32 APIプログラム実行基盤から.NETの実行基盤に移行するポイントは「ソフトウエア開発者の気持ち」そのものです。ソフトウエアの利用者にとっては、どちらでも差はありません。ソフトウエアの利用者にとって関心があるのはWindowsのバージョンではなく「今使っているソフトウエアが未来永劫使えるかどうか」です。

Microsoftは.NETという形で、プログラムの開発と実行間環境を提示し、さらに規格化も進めてきましたが、ソフトウエアの利用者は「新しいWindowsでプログラムが動けば良い」ので、Windows 32 APIプログラムを今でも使い続けています。またソフトウエアの開発者は古いとはいえ「今動くソフトウエア」をわざわざ新しい.NET環境で作り直すことはしないのです。

一方で、Windows PCの性能が画期的に向上し、.NETのように基本ソフトとアプリケーションの間に「一枚挟んでも」充分な速度でソフトウエアが実行できる時代になりました。同時にスマホやタブレットの普及により、ソフトウエアの実行環境が多様化しました。この分野の基本ソフトはAndroidとiPhoneで代表されるiOSが主流で、Windows Phoneの普及は微々たるものです。この分野もやはりハードウエアの性能が画期的に向上し、PCと同様に、基本ソフトとアプリケーションの間に一枚挟んでも充分な速度でソフトウエアを実行できる時代になっています。

Microsoftはこの分野に出ていくためにも、独自ハードウエアと独自基本ソフトを提供する従来型の開発手法を捨てたのです。.NETをオープンソースで公開することで、様々なデバイスの上で動く.NET環境を提供し、同じソフトウエアを様々なデバイスの上で使うことができることを実現する方向に転換しました。それも「Windows上ではこう作っているから、他でも宜しく真似て。」ではなく「Windows、Mac OS X、Linuxではこう作っているから、そのほかはよろしく真似て。」ということです。

アプリケーション開発者は.NETの上で開発すればWindows、Android、iOS、Linux上でアプリケーションを動かすことができます。もちろんユーザー・インターフェイスのデザインが違うので、その部分での機種依存はありますが、同じソースコードでこれらの基本ソフトに対応できることはソフトウエア開発者にとって素晴らしいことです。

既にJAVAで開発している方からすると「同じようなものがもう一つ立ち上がる」ことになります。お互いオープンソースになることで、互いの実装に影響を与え、お互いの品質が向上することにつながります。悪い話ではないのです。

引き続き、この分野にも注目していきます。
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ヤマハルーター設定スクールの受講者様が自力で事業所間接続とモバイルVPNを実装し業務改善を実現

2014-10-10 22:54:05 | ヤマハルータ
匠技術研究所
ヤマハルーター設定スクールの受講者様が自力で事業所間接続とモバイルVPNを実装し業務改善を実現


いつもアクセスありがとうございます。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日は仕事帰りに記事を作成し、投稿しています。ヤマハルーター設定スクールでご一緒したお客様より、事業所間接続のVPNと、リモートアクセスVPNがたいへん役に立っている旨お話をいただきました。私どももたいへんありがたく、うれしく思います。

設定スクール受講後、自力で事業所間をVPN接続し、ファイルサーバーによる電子ファイルの共有ができたそうです。今後、業務システムをWebアプリケーションに置き換えることで、事業所内のどこからでも、同じ業務システムを使うことができるようになる予定です。併せて、リモートアクセスVPNで、出先でも事務所内の机上PCを使って仕事ができるようにしたので、極めて自由度の高い仕事の形態が実現し、仕事の効率化はもとより、仕事のストレスを大きく減らすことができたとのこと。まさに、スクールにて紹介している形を見事に自力で構築されています。

事務所内がつながること、さらに出先でも事務所内と同じPC環境で、事務所内と同じ仕事ができることで、社員がどこにいても同じ情報を共有できます。これは、中小企業ほど必要なことで「今現在の情報を使って」業務をすることで、正確で迅速に業務を遂行できます。VPNによる仕事環境の接続は、業務の見直しに通じる強力な事業ツールなのです。

私自身、ご存じのとおり、小規模な経営をしています。社内LANは複数の事務所と自宅も含めVPN接続しています。スタッフのみんなは、PC、iPod touch、Android1スマホ、タブレット等を事務所にVPN接続して、出先でも事務所のPCを使ってメールを作り、読み、発信します。そのノウハウを設定セミナーでお伝えしています。

皆様とヤマハルーター設定スクールでお会いできることを楽しみにしております。
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8月30日(土)のつぶやき

2014-08-31 02:43:12 | Weblog

スマホ、タブレット向けのアプリ開発をするために、開発環境を整えます。AndroidとiOS用両方です。


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情報技術の四方山話カフェ(1)「臨時事務所を開設し仕事用Linuxを作る」

2014-05-08 19:02:59 | Linux日本語デスクトップ
匠技術研究所
情報技術の四方山話カフェ(1)「臨時事務所を開設し仕事用Linuxを作る」


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今回は、情報技術の四方山話カフェ(1)「臨時事務所を開設し仕事用Linuxを作る」の紹介です。

「情報技術の四方山話カフェ」とは、私が交通の便のよいところに場所を移して働くことで、皆様との交流をはかる試みです。将来は皆様相互の技術交流の場になればと考えています。

今回は、いわば「情報技術の四方山話」のリアル版で、ブログで取り上げた技術の展示です。会場では「情報技術の四方山話」でアクセスの多い携帯電話網を使った臨時事務所のネット接続とLinux日本語デスクトップを作ります。実機を触っていただくことはできますが、設定を教示するセミナーの場ではありません。何かを販売する場ではなく、モミ手でお待ちすることはありません。

今回は、以下の日時と場所で行います。

日時:2014年5月12日月曜日 10:00-16:00(途中適宜休息)
場所:ユニオンビル 2階Eルーム
(JR南部線および東横線武蔵小杉駅徒歩4分)

形式:私が仕事をしているところに、皆様がご訪問いただく。

会場で、次回以降の準備をかねて以下の仕事をする予定です。全部ができないこともあるとおもいます。昼食や休憩等で一時不在にすることもありますが、なるべく早く戻ります。ご都合のよい時間においでください。

内容:
0.常時触ることができるもの
0.1.Linux Mint LMDE 201403日本語デスクトップ
仕事で使っている、インストール済みのLinux日本語デスクトップ環境です。触って試していただくことができます。

ATOKまで入った「完パケ」です。LibreOfficeも使えます。


0.2.ヤマハRTX1200+docomo Xi+IIJ SIM
モバイル事務所の接続点です。現地での開通後はそれにつながる上記端末でおためし利用ができます。


0.3.ヤマハSWX2200とWLX302でのVLAN接続
会場の有線および無線LANを、VLANで分割し、インターネット接続します。


1.モバイルオフィス用携帯インターネット接続を試す
ヤマハRTX810とdocomo Xiデーター通信カードを使って、出先でインターネット接続ができるようにします。このネット回線経由で仕事をします。
IIJ SIMでの接続も試します。

2.会社との間をIPsec接続
川崎市麻生区の事務所と会議室をヤマハルーターを用いて結びます。

3.IP内線電話を設置
ビジネスホン型のものと、iPad、Android端末をIP-PBXで動かします。音質がどの程度確保できるかの評価試験を兼ねています。

4.仕事用Linuxを作る
仕事用のLinux日本語デスクトップをインストールします。Windowsを壊すことなく、LinuxをUSBメモリーにインストールし、そのUSBメモリーから起動します。NEC LaVie Zを使う予定です。



次回開催のお知らせ:
情報技術の四方山話カフェ(2)「ほんとにLinuxを仕事に使うには」
2014年5月28日水曜日 18:30-20:30
場所:場所:ユニオンビル 部屋は当日ご案内
(JR南部線および東横線武蔵小杉駅徒歩4分)
http://bit.ly/unionbiru
形式:ドリンク自己持ち込み型緩い茶話会
実演:私が日常使っているLinux日本語デスクトップを持ち込みます。

本試みに関するご意見、ご感想を右上のお問い合わせフォームまたはコメントにてお寄せください。よろしくお願いします。

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Microsoft Office for iPadは日本未対応(2014年3月28日現在)

2014-03-28 17:38:39 | Windowsの備忘録
匠技術研究所
Microsoft Office for iPadは日本未対応(2014年3月28日現在)


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日は2014年3月27日にMicrosoftより発表になったOffice for iPadは日本国内では利用できないことを紹介します。

iPad版Microsoft Officeがインターネット経由で使う形で発表されました。ところが「日本向け対応は前向きに検討中(2014年3月27日)とのことで、利用開始時期は不明です。

注意が必要なのは「日本語iPad版がサービス開始未定」ということです。以下の発表資料を見ると他のプラットフォーム、即ちAndoridやiPhoneでは動作します。

世界におけるモバイル アプリの使用可能状況(Microsoft)

世界的に見ても、日本のように提供されない方が希なので、Microsoftにとって日本はもはや小さな市場なのかもしれません。あるいは、パッケージ版がちゃんと販売できているので、むしろその方が良いということも考えられますね。
技術的にはiPhone,WindowsタブレットやAndroidタブレットには、提供を開始するので、純粋にiPadの日本語表示等に難があることも考えられます。

iPad版がなくてもWindowsタブレットやAndroidタブレットでも動くので、選択肢はあります。Microsoft Officeの提供方法がオンライン主体になるのも、極近い将来です。

一方、Microsoft Officeの置き換え相当品のオープンソース・ソフトウエアLibreOfficeも実用的な品質になっています。Linuxのように「数えることはできないが、浸透する」プロダクトです。Microsoftは「黙っていても市場は狭くなる」ことを切実にとらえ、提供形態をネット化し、より多くのデバイスでの利用を可能とすることで乗り越えようとしています。
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Yahoo! Japanが"Y!mobile"を立ち上げ、eAccessとWILLCOMを引き継ぎへ

2014-03-27 20:40:53 | 通信ネットワーク
匠技術研究所
Yahoo! Japanが"Y!mobile"を立ち上げ、eAccessとWILLCOMを引き継ぎへ


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日は日本のインターネットサービス事業の雄であるYahoo! Japanが"Y!mobile"を立ち上げることを紹介します。

ヤフー株式会社によるイー・アクセス株式会社の株式の取得に関するお知らせ

既に、報道が始まっていますがインターネットの検索サービスを始まりに、インターネットサービス事業を行っているYahoo! Japanが、EMobileで著名なeAccessとPHSを基としたWILLCOMの合併予定の会社をSoftBankから買収し、"Y!mobile"と呼ぶ通信事業者を立ち上げます。Yahoo! JapanはY!mobileという通信事業者をグループ化することで、コンテンツ事業と、通信事業を融合させて、Yahoo!のサービスを提供させて行くことになります。

過去、Yahoo! JapanはYahoo BB!というプロバイダ兼ADSL通信事業を立ち上げています。とはいえ、Yahoo BB!のお店を見ることはありません。Y!mobileの誕生の大きな影響は、コンテンツ事業者視点のサービス拠点としてY!mobileの店舗が機能するということです。

インターネットサービスの利用者は、実店舗で相談することはできません。メールか、電話です。Yahoo! Japanの事業を伸ばすためには、実店舗での販売とサポートが大きなシナジーを産むとの判断が示されています。

スマートホンとタブレットの普及が5割に満たないということから、それらの普及を進め、その端末の上で、コンテンツサービスを充実させるとの説明がありますが、具体的なサービス内容と価格の提示はありませんでした。

既存のユーザーへの影響は、既存サービスの上にスマートホン、タブレットのサービスを積み上げるので、突然の大きな変更はないようです。しかしながら、会社は統合されるわけですから、徐々に変化していくと思います。スマートホン、スマートデバイスの普及を促進することがY!mobileの目標ですから。

Y!mobileのスマートデバイス端末OSはGoogleが提供するAndroidとされており、国内ではGoogleとの関係をどう整理するのか興味があるところです。とはいえ、既にYahoo! Japanの検索エンジンはGoogleになっているので、営業外面的な印象とは異なり、互いにより強い補完関係になっていくと思います。


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Arrows X F-02Eスマートホンを外出先で音楽プレイヤーとして使い始めました

2014-03-09 23:43:59 | Weblog
匠技術研究所
Arrows X F-02Eスマートホンを外出先で音楽プレイヤーとして使い始めました



時々このブログで紹介しているようにLinuxの日本語デスクトップPCで、良い音質を楽しんでいます。そこで、携帯音楽プレイヤーをiPod touchからスマートホンArrows X F-02Eに変更することに。音楽プレイヤーをスマートホンに統合すれば持ち歩く機材も減ります。Linuxデスクトップを使って、音源の取り込みを行い、この週末から音楽プレイヤーとしても使い始めました。

ただ、Apple製品用のリモートコントロール機能付きヘッドホン・マイクはAndroidでは、事実上使うことができません。リモートコントローラー付きヘッドホン・マイクの仕様はApple製品とその他では互換性が無いのです。私がもっているApple仕様のリモート・コントローラ付きヘッドホン・マイクをAndroid機で使うと、マイクが使えないようです。これでは、携帯電話用のヘッドホン・マイクとして使うことができません。そこで「Android用」のヘッドホン、JVC HA-FR46を購入しました。

音源管理PC:Linux UbuntuStudio 13.10 / AMD Phenom II x4 Core,RAM 8G,SSD
携帯電話:Fujitsu Arrows X / 標準インストールのメディアプレイヤー
ヘッドホン:JVC HA-FR46
音源:CD音源をmp4/192Kbps変換し試行中

引き続き紹介します。
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スマートデバイスOSのFirefox OSをシュミレーター上で動かした様子

2014-02-28 21:20:35 | モバイル
匠技術研究所
スマートデバイスOSのFirefox OSをシュミレーター上で動かした様子

こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日は、スマートホンやタブレット、家電製品などを対象とするFirefox OSをシュミレーター上で動かしたので紹介します。

Firefox OSはブラウザで著名なFirefoxの開発をリードする団体であるmozilla財団に属する開発プロジェクトです。mozilla財団が開発をリードするモバイル機器用のOS=基本ソフトです。位置づけとしてはAndroidやiOSに並ぶものです。先般$25スマートホンの基本ソフトとして報道各社が紹介していました。

Firefox OSはLinuxを源流とし、利用料を要求しないオープンソースでの開発モデルをとっており、誰でも使うことができます。ブラウザでは、Firefox(mozilla)とChrome(Google)があるように、スマートデバイス用のOS(基本ソフト)にもFirefoxOS(mozilla)とAndroid(Google)があります。FirefoxOSはこれからのOSなので既に市場に出ているAndoridやiOSとシェアの比較をしても意味はありません。ただ、ブラウザのFirefoxがMicorosoftのInternetExplorerの寡占状態に穴を開けることに成功したように、中期的には確実にシェアを伸ばすと思います。

なぜなら、iOSはAppleが、AndroidはGoogleが開発をリードしています。どちらもアプリ配布や販売ができるサービスを基盤とし、収益を得ています。スマートデバイスを開発し、販売しているのは、自社の情報流通サービスを広めるためです。今のところ、事実上、世界に二つしか選択肢がありません。これは、おそらく過渡期だからです。iOSの世界的なシェアは18%前後だと報道されていますが、これは車で言えば高級車の話です。既に広く普及したAndroidは実用的な普通自動車、FirefoxOSが軽自動車の位置づけになる可能性があります。特にスマートホンは過渡期で、激しい性能競争が続いていますが、電話とメールと、時々ネットができれば良いだけの方も沢山いると思います。

Firefox OSの今後の展開がとても楽しみです。

■Firefox OSの起動画面
Linux上のFirefoxのアドオンとしてインストールしたFirefoxOSのシュミレーターで動かしたものです。


■Firefox OS上で匠技術研究所を検索したところ
シュミレーター上なので、日本語入力は手元のLinuxの日本語入力機能を使っています。


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11月1日(金)のつぶやき

2013-11-02 01:54:11 | Weblog

N700ではない「のぞみ」に乗ってしまった。電源のみ確保。Wi-FiはEMobileで。都市部通過中は実用的に使えています。


EMobileも新幹線のトンネル内でつながるようになった気がします。トンネル内でリモートデスクトップができています。使い易くなったなぁ。


ノマドで打合せ中。これから川崎駅方面に移動。勉強会に参加して、その後、健康管理の整体へ。なかなか自宅に着かない。しまった。出張ででたので勉強会の教科書を持たないなぁ。なにはともあれ、行ってみよう。


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スマートホンの世界市場シェアでAndroidが80%越え

2013-11-01 17:34:09 | 通信ネットワーク
匠技術研究所

スマートホンの世界市場シェアでAndroidが80%越え


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
StrategyAnalytics社の発表によると、世界市場でのスマートフォンOSのAndroidのシェアが81.3%と、80%を超えたとのことです。二位はApple iOSで、13.4%と2.2ポイント減少。Microsoftは約倍増で4.1%です。

詳細はこちら(英文)
Android Captures Record 81 Percent Share of Global Smartphone Shipments in Q3 2013

世界規模でみると、Androidの強さは群を抜いています。ただ、Apple iOSは新製品発表の効果が表れるのは次の期の調査です。もっともタイミングが悪い期の調査であることは考慮すべきでしょう。





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ドコモが今秋iPhone販売に向けアップルと最終調整か(日経より)

2013-09-06 04:30:19 | 通信ネットワーク
匠技術研究所
ドコモが今秋iPhone販売に向けアップルと最終調整か(日経より)


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
2013年9月6日(金)未明の日本経済新聞Web刊(有料会員限定)によると、ドコモ/docomoが今秋iPhone販売に向けアップルと最終調整に入ったとのことです。

日本国内最大のシェアを持つdocomoがiPhoneを販売すると、KDDI auとSoftBankにたいへん大きな影響を与えることになります。ユーザーは同じ端末がdocomoからも入手できるので、三社を比較して選ぶことができます。

docomoの携帯網は、田舎でもつながるカバーの広さを持っています。この回線でiPhoneを使うことができるのは、私にとっては大きな魅力です。5月にAndroid端末に変えたばかりなので、直ぐにiPhoneというわけにはいきませんが、いずれdocomoのiPhoneを選ぶかもしれません。



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MicrosoftがNokiaの携帯電話事業買収を発表-携帯電話ハードを提供へ

2013-09-03 18:30:50 | 通信ネットワーク
匠技術研究所
MicrosoftがNokiaの携帯電話事業買収を発表-携帯電話ハードを提供へ


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
報道によると、MicrosoftがNokiaの携帯電話事業買収を発表しました。2014年1月~3月に買収手続きの完了の見込みです。この事業を基にMicrosoftは、携帯電話機のハードを提供することになります。

Nokiaはモバイル端末用OSのSymbianで一時期業界をリードしましたが、その後スマホ分野でiPhone iOSの登場、その後Androidの登場によりシェアを落としました。

iPhone、Androidへの対抗策としてNokiaはMicrosft Windows Phoneを採用し、Micorosftとの協業を行い、業界3位に位置していますが、2位iPhoneとの差は非常に大きく、事業としては厳しいのが現状です。

MicrosftはNokiaの買収で携帯/モバイルハードウエアを手にすることができます。Appleは iOSとハードウエア、基本機能のソフトウエアを自社で提供しています。GoogleはLinuxを祖先とするAndoridをiPhoneの対抗としてオープンソースでハードベンダーに提供し、iPhoneを大きく凌ぐシェアを獲得、さらにMotorollaを買収してNexusシリーズなど自社ブランドモバイルデバイスの提供を始めました。

この間、力を失ったのはRIMのBlack Berry、NokiaのSymbianです。MicrosoftもWindows Phoneを提供して来ましたが、四大勢力の前で目立った普及にはなりませんでした。

MicrosoftのNokia買収でハッキリしたのは「ハードとOSごとアプリとサービスを作り込まないと売れない」ということです。既にWindowsもWindows RTというハードウエアごと提供し始めています。

キラーアプリはSkyPeですね。


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Googleのタブレット新Google NEXUS 7が発売開始へ

2013-08-26 23:55:05 | モバイル
匠技術研究所
Googleのタブレット新Google NEXUS 7が発売開始へ


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Googleは日本国内で新Google NEXUS 7 Wi-Fi版をを2013年8月28日に発売開始するとアナウンスしました。NEXUS 7はタブレット端末です。
タブレット端末はインターネット端末としてのNetBookを置き換えています。NetBookはより高性能なUltrabookへとシフトしました。NetBookは何台も使いましたが、操作性も携帯性も良い端末にはなりえなかったと思います。製造者業界が定めた、いわゆる自主規制のNetBookの規格ではCPU能力やメモリー、画像描画性能がマルチメディア化したインターネット・コンテンツや画像コンテンツを充分に表示できませんでした。軽自動車の大きさや排気量が決まっているようなもので、軽自動車が普通乗用車にはなり得ないように、NetBookはより高性能なノートパソコンにはなり得ないのです。せめてメモリーを4Gまで搭載し、動画再生性能を高めれば、もっと利用範囲は広がったとおもいます。

一方、その自主規制で製品ラインを分けて低価格機の層を作ったものの、スマートホンの高性能化と高性能タブレットの登場で、両側を挟まれ勢いを失いました。低価格ラインでのWindowsの競合はAppleに加えAndroidもあります。NetBookは携帯性でタブレットを超すことはできず、iPadの方が高価であるにもかかわらず、一気にタブレット(iPad)が普及しました。そのタブレットの高性能化、小型化、低価格化は目覚ましく、動画表示性能と描画性能を高めた機種が新NEXUS 7です。

Appleが提示した「高精細ディスプレイ」はとてもきれいです。新NEXUS 7は同様の高精細ディスプレイを備えます。現時点でNEXUS 7と直接競合するiPad miniは高精細ディスプレイではなく、まもなく高精細ディスプレイ版が登場すると噂され、新製品発売前の時期にさしかかっています。

このような背景から新NEXUS 7はiPad、iPad mini、iPod touchを所有検討する層に選択肢を追加し、普及が期待されます。


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「Tizen」スマートフォン、タブレット用OS搭載端末が今夏にSAMSUNGから登場か

2013-03-15 17:58:39 | 通信ネットワーク
匠技術研究所
「Tizen」スマートフォン、タブレット用OS搭載端末が今夏にSAMSUNGから登場か


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
「Tizen」という名のスマートフォン、タブレット用OSを搭載した端末が今年2013年の夏にSAMSUNGから登場する旨の報道がなされ、docomoも2013年末には、市場投入する予定と報道されています。

サムスン、新OS「Tizen」搭載スマホを8月にも発表(bloomberg.co.jp)

TizenはLinux Foundationがホストを務めるLinuxを源流とするスマートホン、タブレット用OSです。ハードウエアメーカーとして、Intelが参画しており、Intel系CPUを使ったスマートフォン・タブレットデバイス上で動き、SAMSUNGなどスマートフォンメーカーの製品に組み込まれて市場に出ます。

Linuxを源流とするスマートデバイスOSの一つに、AndroidがありiPhoneと双璧の市場を形成しています。AndroidはGoogleがホスト役で提供しており、gmailを使うことや、アプリケーションの配布元がGoogle Playになるなど、Googleサービスとの連携環境が特徴的です。

スマートフォンやタブレットデバイスでは、外面的な電話や、メール、SNS端末等の必要な基本機能は、AndroidやiPhoneも含め決まっています。
Tizenは新しいLinux OSとして市場に入りますが、利用者にとっては「どのアプリをどこからダウンロードして利用できるか」という点が目立った違いになるでしょう。差別化ポイントは操作感やデザインに加えアプリでどこまで機能拡張できるかです。ゲーム機のようにキラーアプリケーションが市場を決める可能性さえあります。さらに、IntelはTizenを通じて本格的にスマートホンとタブレット市場に参入するので、その後押しが市場に与える影響も小さくないと推測します。

アプリの提供サービスは、おそらくは通信事業者(例えばdocomo)になるか、電話機提供メーカー(例えばFujitsu)になると推測します。

つづく。


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谷山 亮治
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