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スマートデバイスOSのFirefox OSをシュミレーター上で動かした様子

2014-02-28 21:20:35 | モバイル
匠技術研究所
スマートデバイスOSのFirefox OSをシュミレーター上で動かした様子

こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日は、スマートホンやタブレット、家電製品などを対象とするFirefox OSをシュミレーター上で動かしたので紹介します。

Firefox OSはブラウザで著名なFirefoxの開発をリードする団体であるmozilla財団に属する開発プロジェクトです。mozilla財団が開発をリードするモバイル機器用のOS=基本ソフトです。位置づけとしてはAndroidやiOSに並ぶものです。先般$25スマートホンの基本ソフトとして報道各社が紹介していました。

Firefox OSはLinuxを源流とし、利用料を要求しないオープンソースでの開発モデルをとっており、誰でも使うことができます。ブラウザでは、Firefox(mozilla)とChrome(Google)があるように、スマートデバイス用のOS(基本ソフト)にもFirefoxOS(mozilla)とAndroid(Google)があります。FirefoxOSはこれからのOSなので既に市場に出ているAndoridやiOSとシェアの比較をしても意味はありません。ただ、ブラウザのFirefoxがMicorosoftのInternetExplorerの寡占状態に穴を開けることに成功したように、中期的には確実にシェアを伸ばすと思います。

なぜなら、iOSはAppleが、AndroidはGoogleが開発をリードしています。どちらもアプリ配布や販売ができるサービスを基盤とし、収益を得ています。スマートデバイスを開発し、販売しているのは、自社の情報流通サービスを広めるためです。今のところ、事実上、世界に二つしか選択肢がありません。これは、おそらく過渡期だからです。iOSの世界的なシェアは18%前後だと報道されていますが、これは車で言えば高級車の話です。既に広く普及したAndroidは実用的な普通自動車、FirefoxOSが軽自動車の位置づけになる可能性があります。特にスマートホンは過渡期で、激しい性能競争が続いていますが、電話とメールと、時々ネットができれば良いだけの方も沢山いると思います。

Firefox OSの今後の展開がとても楽しみです。

■Firefox OSの起動画面
Linux上のFirefoxのアドオンとしてインストールしたFirefoxOSのシュミレーターで動かしたものです。


■Firefox OS上で匠技術研究所を検索したところ
シュミレーター上なので、日本語入力は手元のLinuxの日本語入力機能を使っています。



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