情報技術の四方山話

AI、IoT、ヤマハルータ、VPN、無線LAN、Linux、クラウド、仮想サーバと情報セキュリティのよもやま話

ウイルス対策の基本

2008-01-28 22:00:53 | ウイルス対策
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。

ウイルス対策の基本は、

1.ウイルス対策ソフトをインストールする

2.ウイルス検出情報を必ず最新にする

3.出所不明のメールやUSBメモリー、CD等を開かない

「インターネットに接続しないから、ウイルス対策は不要」は間違っています。USBメモリーや、CDからもウイルスは感染します。

「ウイルス対策をしている」とは「ウイルス対策ソフトをインストールしている」ではありません。ウイルス対策ソフトは、日々見つかる新種のウイルスを検出する必要があります。新種のウイルスを検出するには、新種のウイルスの情報を知る必要があります。その為に、ウイルス検出情報を最新に保つ必要があります。

「パソコンを買ったときにウイルス対策ソフトが付いていた」方は継続利用の契約をするか、その他のウイルス対策ソフトをインストールし、毎年継続利用の契約をする必要があります。

最近のウイルス対策ソフトには数年間の継続利用料金を含んだものや、ソフト代金も継続利用料金も不要ですが広告が表示されるものもあります。

「更新料金が不要」と誤解するような宣伝文句もありますが、これはいけません。正確には「購入価格に更新料金が含まれている」とすべきです。メーカーの努力で安く提供することは素晴らしいのですが、消費者が混乱するような表記はよくありません。

PC側でウイルス対策を行うことだけで、ウイルスの被害に遭うことを避けることはできません。ウイルス感染の殆どが人的操作をきっかけとします。知らないメールを開かないことや、素性の知れないUSBメモリーをPC使うことなど「知らないものに触らない」ことに注意することで殆どの感染を防ぐことができます。

ただ、最近では景品で配られたUSBメモリーにウイルスが含まれていたことがあります。加えて、雑誌のCDの付録や、周辺装置のメーカーが添付したPC設定用のCDにウイルスが混入していた例もあります。素性が知れていても、注意が必要です。

即ち、ウイルス対策はどのような場合でも必要だということです。また、ウイルスの感染には必ず人間が関わっています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「ウイルス対策」始めます | トップ | ウイルス感染の確認方法の比較 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ウイルス対策」カテゴリの最新記事