匠技術研究所のSPAM/迷惑メール排除対策日記-20171120
匠技術研究所では、SPAM/迷惑メール対策の強化を目指しています。弊社のメールサーバーで、毎日多くのSPAM/迷惑メールを排除しており、その様子を紹介するものです。
1st:通信の特徴検査(該当で破棄)全メールの30/100%
2nd:既知のSPAMer検査(該当で破棄)0/100%
3rd:ウイルス検査(検出したら破棄)0/100%
4th:全文検査(検査内容を追記。全通過)
2017年11月19日は、SPAM/迷惑メールとして排除したメールが30%で、割合としては多めでした。1stステップの通信の特徴検査が上手く機能したので、2ndステップでの既知のSPAMer検査に該当するメールはありませんでした。SPAM/迷惑メールと判断した30%は、メール本文を受信することなく排除しています。残り70%を正常な接続と判断し、メールを受信し、ウイルス検査をし、全文検査を行い、その検査結果を記録し、ユーザーに着信しています。
不要と判断し、受信せず排除した30%のメールは、負荷の高いウイルス検査と、同様に負荷の高い全文検査の実施は無くなり、メールサーバーの負荷も軽減できています。もちろん、その分を保管するメールサーバーのディスク容量も削減です。
1stステップの精度がだんだん向上し、2ndステップでは検出できないSPAM/迷惑メール発信者の排除が効果的にできています。2ndステップと連動することで、ほぼ、必要なメールのみ着信するメールサーバーになっています。
ウイルスへの油断は禁物ですが、1st,2ndステップで、メール発信者を絞り込んだことで、ウイルス付きメールの受信も無くなりました。ウイルス検査は手元のWindowsでも実施しますが、手元まで着信したメールからウイルスが検出されることは無くなっています。
もちろん「ごく希に」SPAM/迷惑メールの着信はあります。個人メールアドレスでは一週間に一通程度です。info@のような公開アドレスには、営業メールが到着します。これらも分析して、排除の設定を強化すれば、より安全性が向上します。
匠技術研究所 谷山 亮治