オフィスソフトOpenOffice.org 3.2がリリース
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
OpenOffice.org 3.2がリリースされました。OpenOffice.orgは米Oracleの支援を受けている、オープンソースの事務系ソフトウエア開発プロジェクトです。
マイナーバージョンアップですが、日経Linux 2010年3月号のレビュー記事によると、表計算Calcは細かい改良が行われ使いやすくなっているとのこと。丁度欲しい機能の説明がされていました。この度の3.2ではその他多くの詳細な機能追加、改善が行われています。
OpenOffice.orgはMicrosoft Office 2007のファイル形式.docx/.xlsx/.pptx等に対応し、国際標準として策定された.odfのみでなく業界標準にも広く対応します。各種ファイルは直接PDF出力することも可能です。加えて、はプラグインによる機能拡張が可能です。
OpenOffice.orgは以下の機能で構成されます。
1.ワープロ「Writer」
2.表計算「Calc」
3.プレゼンテーション「Impress」
4.図形描画「Draw」
5.数式エディタ「Formula」
6.データベース機能「Base」
今回は早速、日常持ち歩くモバイルノートパソコンで、Microsoft Officeの代わりにインストールします。また、事務所ではLinux、OpenSolaris上でOpenOfficeを使う機会が増えています。日常の事務処理Windowsパソコン上でもOpenOfficeを利用することにし、Microsoft Office 2007互換対応を図ることにしました。基本ソフトの違いによる見栄えの差を吸収するために、オープンな日本語フォントを導入することで表現上の差を吸収することにします。
また、テンプレートの追加導入や、プラグイン機能追加を試していきます。特にデーターベースとの連携に注目し、いろいろ試してみます。
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